昨日からなのですが、急激な寒暖差のせいか、喉に痛みがありまして。一応風邪薬飲んで休んだのですが、どうにも耳管に菌が入ったらしく軽い中耳炎も併発💦 抗生物質飲みつつ休み休み仕事していましたが、喉と耳がまだ痛い💧 昨年末は風邪が目に行って結膜炎になったので、今度は耳か(ーー;) 体は厭わないとね。
さて、夏アニメもそろそろひと段落。そして新番組がコロナ明けのせいか、どんどん増えているので、まとめてササっとチェックです!
『D_CIDE TRAUMEREI』:ゲームも含めた総合メディア作品のアニメでした。
主人公の高校生:織田 龍平は、幼い時兄が目の前で消失し、謎のマークがその場に残されているのを目撃していた。以来、兄の不審死の原因を探しつつ、キックボクシングで自ら強くなろうとする日々を過ごしていたが、ある夜の渋谷で兄が消えた場所と同じマークが浮き出た個所に手を伸ばすと、異次元の渋谷に入り込む。そこには異形の化け物が襲い掛かってきた。龍平を助けたのは黒づくめの衣装の二人組。その一人ジェシカから、化け物は人が欲望を変えた形の「ウィアード」という化け物で、それらと戦えるのは「ノッカーアップ」と呼ばれる力を持つ者たちだという。欲望を持った人間には兄の残したマークと同じものがあったため、龍平もノッカーアップとして共に戦うこととなる。ジェシカと或斗、更に幼馴染の玲菜や愛莉らも仲間となり、ウィアードを生み出すために配られているというソドニウムドロップを渡している人物を追い求める。戦いを経ていくうちに実はドロップの配布もとである謎の教団に辿り着く。やがて由良島からやってきたノッカーアップの蘭堂とえるから、あのマークが由良島の古文書、先史時代の壁画などにも描かれる、かつて地球を支配していた邪悪なるものに関係する事、そして兄もそれを調べていたことを龍平は知った。教団から配布されているソドニウムドロップを配っていたのは親友の村瀬であることを知り、驚愕する龍平。そして村瀬から教団の主に会うにはドロップにより深淵のトロイメライにいかなければならないと聞いた龍平はためらわずドロップを飲む。龍平を心配した玲菜もドロップを飲み、トロイメライに向かう。そこで出会った教主は何と兄の顔をしていた。兄の身体を使って支配しようとする教主。そこに助けに来た玲菜はウィアード化してしまい、渋谷の街を破壊する。命がけで止めた龍平のお陰で我に返った玲菜。しかし渋谷には邪神クトロワが破壊を続けていたためノッカーアップたちは必死に戦う。そして傷を負った龍平は兄の魂と出会い、兄を解放するために力を合わせてクトロワを打倒す。渋谷には平和が戻ったが由良島にはまだウィアードが出現しているため、蘭堂とえるは皆に見送られて島へを帰還する―――というストーリーでした。
多分、ここからゲームの方に話が続いていくのでしょうね。なので正確には解決してはいないんですが、見事に伏線も回収してスッキリした最終回となりました。ある意味ゲームのネタバレみたいな部分もありましたけど、アニメしか視聴しない人にとっては凄くありがたいですね。バトルシーンも迫力りましたし、作画も落ちず、ストーリー展開も分かりやすかったですし、面白い作品でした。満足度高かったです。そして東京事変の曲が素敵でした✨林檎さんの歌詞と見事に世界感がマッチングしていて、ゲームでもサウンド面も含めてきっといい作品になっているかと思います。
『EDENS ZERO』:おなじみ真島ヒロ先生の冒険活劇漫画のアニメ化作品でした。
主人公は機械の住人の住まう惑星グランベルで、唯一の人間であるシキ・グランベル。グランベルのロボットたちが、もうすぐ停止するのを感じた育ての親であるジギーは、グランベルを訪ねてきた、惑星ブルーガーデンの冒険者ギルド流星の灯に属するレベッカとハッピーに、シキを託し、3人は外の世界である桜宇宙へと旅立つ。レベッカとハッピー同様に流星の灯の一員になったシキは、桜宇宙の伝説の存在とされるマザーに懐かしいものを感じ、マザーに会いに行くことを決意。かつて魔王と呼ばれたシキの育ての親ジギーが遺した魔王戦艦エデンズ ゼロを発見した3人は乗組員となり、盗賊ワイズ、剣士ホムラ、アンドロイドのピーノなど、様々な仲間を集めながら宇宙を駆け抜けていく。マザーに会うにはエデンズゼロと魔王四煌星の存在が必要となったため、元々エデンズゼロにいたウィッチ以外のシスター、ハーミット、ヴァルキリーを探す必要があった。彼女らと出会うために、様々な危険に立ち会いながらもシスターと出会い、人間に裏切られ全てを拒否していたハーミットの心を開き、協力してくれることとなったが、ヴァルキリーはホムラの育ての親でもあったため、必死に探したもののホムラの母である紅婦人によって破壊され、機械としての死を迎えていた。紅婦人を倒したがこの星の労働者たちの希望の星として、ヴァルキリーは今もそのボディを崇められていたため、彼女はそこに残し、ホムラが新たな魔王四煌星となることを決め、いよいよを持ってマザー探索に向かうのだった―――というストーリーでした。
真島先生の作品はとにかく主人公が素直ないい子で、一癖二癖あるほかの登場人物もみんな実は裏側に辛いものを抱えて生きていた人物が多くって、その立場立場で応援してあげたくなる、いいストーリーがいっぱいあります。なので、この作品も普通にお子様の見る時間でもいいんじゃないかな?と思っていたのですが、確かにちょっと拷問チックだったり、機械とは言え命を奪われるやり取りもあるので、難しかったかな…。でも「機械にも心がある」ということから「物を大事にしよう」という道徳心を養うにも、いい作品だったと思います。もうちょっと続けられれば良かったな~と思うのですが、監督の鈴木さんが急逝されてしまい、一旦ここで切らねばならなくなってしまったのかな、と思います。多分今後また別の形でストーリーの続編ができるような気がしますが、先ずはこの作品をアニメ化してくれた鈴木監督のご冥福をお祈り申し上げたいと思います(ー人ー) あと関係ないですが、主人公が「ハル」(RAVE)、「ナツ」(フェアリーテイル)、と来たので「アキ」だろう!と思っていたら「シキ(四季?)」だったのが、ちょっと外れて残念っす💦
『RE-MAIN』:水球というスポーツに懸けるオリジナルアニメでした。
主人公の清水みなとは目覚めると、そこに過去の自分がなかった。中3の時に母親が運転する車で事故に遭い、記憶をなくしていたのだった。過去の自分が何者か分からないまま、通常より1年遅れで高校に入学すると、山南高校水球部のキャプテン城島 譲と中学の後輩だった岡 栄太郎から入部の催促が来る。中学でみなとは水球部で抜群のセンスを持ち、全国優勝に導いた立役者だったという。しかしルールすら覚えていない水球に二の足を踏むみなとだったが、家族が喜ぶ様子を見て水球部に入部。しかしルールすら覚えていない上に、身体もすっかり痩せてしまい、基礎からやり直すこととなったが、仲間たちと共にやりがいのある日々を過ごしていた。しかしある時、みなとの過去を知る川窪 ちぬと会話したことがきっかけとなり、以前の記憶を取り戻す。そのみなとは傲慢でチームも自分の手足のためにあると見下すような性格だった。自分が絶対エースだったはずなのに、運命を狂わされてしまったことで母親を憎み、弱小山南水球もやめてしまいふさぎ込む日々。しかしある日見覚えのないDVDを見つける。それは記憶を失っていた時のみなとが、記憶の戻ったみなとにむけて残したメッセージだった。そのみなとの言葉に突き動かされた今のみなとは、もう一度水球を行うことを決める。かつての優しいみなとと真逆の傲慢さに、部員たちは腫れものを触るような扱いになるが、必死に基礎練習を繰り返し、上手くなっていくみなとの姿に触発される。そして地区大会初戦で六花学園と当たった山南高校はみなとの指示と培ってきた基礎練習の賜物で勝利を手にする。しかし次の対戦相手はみなとのかつてのチームメイト曙学館の全国優勝時のメンバーだった。徹底してみなとをマークしてくる曙学館に、両者とも点が取れなかったが、怪我を押して曙学館のキャプテンでありみなとのライバルでもあった福井が登場すると、一気に点差が付けられてしまった。もはや一点も取れないまま敗北してしまうのか…と思った矢先、ついにみなとは一番チームで弱かった牛窓にパスを出し、意表を突かれた曙学館の裏をかいて見事に点を決めた。チームは敗北したものの、傲慢だったみなとはいなくなり、仲間と共に全国優勝を目指すみなととなって、練習に励むのだった―――というストーリーでした。
水球はもちろん、名前は知っていましたが、正直ルールとか存じ上げなかったので、オリンピックもありましたし「いい機会だから覚えよう!」と思ってみていました。ふたを開ければ水球というより記憶を無くした少年の青春ストーリーで、どちらかというと人間ドラマの方がウエイトが大きかったです。なのでルールは最終回とその前で顧問の先生がルールブック見ながら解説してくれたのを、一緒に「ほうほう」と聞いてました。惜しかったのは「オリンピック前に放送していれば!」…いや、少しでもルールとか知ってみることできたのに(ーー;)ザンネン。
面白かったのは、記憶を無くした時は穏やかだった主人公が、記憶を取り戻したと同時に性格も戻って傲慢&慇懃無礼になったという、真逆の性格になったというもの。事故前の友人&後輩は凄い人当たりよく声かけてきたので、普通にいい子だったんじゃないのかと思い込んでいたら、まさかの!(゚Д゚;) でも、過去の自分に触発されて、段々チームメイトを見る目が優しくなってきたのを見て、これも一つの成長かな。寧ろ以前の性格のまま大人になっていたらかえって怖いですよ。この先はどうなるかは想像次第ですが、まだまだみんな伸びしろあるし!いい方向に向えてよかったです。
そしてここからは新番組。
『86』:2期前に1シーズン目が放送されました、ラノベ原作のアニメ化、その続編です。
スピアヘッド小隊が命がけの進攻により行方不明となってからの半年後、レーナは軍の迎撃砲を無断使用した咎により少佐から大尉へ降格となって、更に同じ軍上層部からは「鮮血女王」と批難と揶揄いを受ける日々が続いていた。それでもレーナは新たな86の部隊で、シデンらと共に今も絶え間なく続くレギオンとの戦いの指揮を執り続けていた。その頃全滅したと思われたスピアヘッド小隊、リーダーであるシンが意識を取り戻すと、そこは見知らぬ天井。そして現れたのはエレンスト・ツィマーマンというギアーテ連邦政府の大統領だった。彼によって保護されたシン。そして他のスピアヘッド小隊のメンバーも同様に保護されていた。彼らは一様にツィマーマンの養子という手続きの元、彼の屋敷で生活することとなった。そこにはフレデリカという少女もいた。彼らは初めて人間らしい扱いをしてくれるツィマーマン達に、驚きと困惑の色を隠せないでいた。一方ツィマーマンも単に彼らを保護したわけではなく、何か訳ありの様子だった―――という第1話でした。
原作を読んでいなかったので、余計そうだったかもしれませんが―――「生きててよかった~~~(ノД`)・゜・。(感涙)」スピアヘッド小隊の皆! あの一期目の最後を見たとき、どうやっても全員助からないだろう、寧ろそれが前提で戦っているわけなので(自分が死ぬ時は自分で決めたい)、いい意味で裏切られました。ただ新たなキャラであるギアーテの大統領と、訳アリの少女。レーナのように心から信頼を寄せていい相手なのかどうなのか、まだまだ腹の探り合いです。多分シンあたりは冷静に静観していると思いますが。共和国と連邦が敵同士になるのかはわかりませんが、多分この後シンたちはそのまま穏やかな生活…にはならないだろうな。戦う事しかできない子たちですから、ギアーテの軍に入隊するのかも。もしかして共和国と戦闘となったら、無論レーナと戦うことになるし…
死んでも生きても切ない結果になりそうでハラハラしてます💦 ともかく続きを見るべし!
『さんかく窓の外側は夜』:漫画原作のアニメ化作品で、昨年は実写劇場版も制作されております。
主人公で書店で店員をしている三角康介は例が見える特異体質だが、怖いものが大嫌いなので、眼鏡をはずしてわざと見えないようにしている。ある日店に冷川理人という青年が現れ、突然胸を触られた後三角は失神してしまう。実は冷川は除霊師なのだが、霊に触れて倒せるものの霊が見えない。しかし三角に触れることで三角を通して除霊ができるため、三角をスカウトしに来たのだった。怖がりな三角は拒否するものの、書店にいた幽霊を除霊した義理で、店長から冷川に協力するよう言われる。こうして三角は冷川に魂を触れられながら除霊する仕事に就くことに。更に警察より依頼があり、遺体の一部が見つかったものの、残りが見つからない3人の女性のバラバラ殺人事件があり、拘留中の犯人は自殺してしまったため、残りの遺体の場所が分からないため、その捜査協力を求められる。嫌がる三角だが冷川に触れられながら殺害現場に向かうと、霊はいないものの声が聞こえた。その声が訴えていた名前の女性は事件と全く関係のない人物なのだが、突き詰めていくと一軒の廃ホテルに辿り着いた。そこで全く霊感の無い刑事:半澤がボイラー室を開けると、そこには3件のバラバラ殺人の残りの遺体を繋ぎ合わせた死体があり、その場に3人の部分的な例が寄せ集まった姿で地縛霊のようになっていた。遺体は警察に回収されるが、魂は冷川が飲み込んでいた―――という第1話でした。
何でしょう…ホラー&BLストーリー、でしょうか。除霊&事件推理なので、一話のストーリー性が高いものだと思うのですが、所見の印象だと魂を触られるのは性的に気持ちがいいらしく、BLな部分が結構強調されていて、そっちの印象が強く残ってしまいました(苦笑) というか、三角君も少しは「見える子ちゃん(後述)」見習って、少し根性付けてください!(ー人ー) かもしたはBLはあんまり得意な方じゃないのですが、第一話で既に伏線が張られてしまい、見事に気になったので、続きも頑張ってみようと思います。
『テスラノート』:漫画原作のアニメ化作品です。
エジソンと並ぶ科学発明家のニコラ・テスラ。彼は発明の全ての知識を「テスラの水晶」というものに遺した。時は流れて現代、ノルウェーで線路を走っていた列車が突如空間を転移し、街中に現れ暴走した事故が起きた。空間転移は「テラスの水晶」のせいではないか?と推察した日本安全降興株式会社はこの水晶を回収する「ミッションT」を発令する。諜報員の高松 隆之介は会社の名誉会長にして忍びの末裔である根来甚五により、全ての忍びの技術と知識を叩きこんだ孫娘:根来 牡丹にミッションTへの協力を依頼する。牡丹は高松と、もう一人「自称:No1諜報員」のクルマと共にノルウェーに向かう。大破した列車の中を調べるため、変装術で地元の調査員に化けて潜入する牡丹。列車の中は乗客が皆溶けた状態になっていた。さらに調査をと思った牡丹だが、クルマのミスで変装の元となった人物と鉢合わせてしまい、慌ててその場から逃走する。この事件がテスラの水晶によるものか、更に情報を集めようとする彼らの前に、新たに別空間から車が転移してきた―――という第1話でした。
メインはバトルではなく諜報活動なのですが、流石は忍びの末裔だけあって、アクションシーンも多いです。科学と忍者…「ガッ○ャマン」ではないのですが、テスラさんは実在の人物で、天才でもあり一方で精神障害と戦ってきた人なので、こんな風に未来に意味深な発明を残していてもおかしくなさそうなリアリティもあります。謎解きとしても面白いですし、何より「テスラの水晶」というのは一体何なのか気になります。原作はまだ連載中なので、アニメでは結論は出されないかもしれませんが、視聴者が納得できるような形でまとまっていると嬉しいです。あとキャラが基本CGなんでしょうが、アクションが込まないところはアニメと併用して使っているせいか、キャラの顔がCGとアニメで違っていて、ちょっと不自然かな~(ーー;)CGだと髪とか殆ど揺れないので、ちょっと違和感あったりするので、そこらへんがもうちょっと描きこみ綺麗だとありがたいです。
『MUTEKING The DANCING HERO』:大昔のオリジナルアニメ「とんでも戦士ムテキング」というのがありましたが、その現代版。
ネオ・サンフランシスコという陽気で音楽好きな街が舞台。そこに住む祖母の家に厄介になることとなった主人公のムテキ。田舎から出てきたばかりのせいで、都会のノリについていけなかったり、あか抜けた女の子に見惚れる等、純情な少年。そんな彼が目にしたのは巨大IT企業オクティンクの社長:セオが新たなサービスを開始する、というものだった。その夕方、街で音楽の野外ステージが始まったのだが、あるアーティストが歌い始めると、観客が全員とろけるように眠ってしまった。ムテキも眠りそうになるものの、ステージ前に知り合ったDJがムテキを変身させて「ムテキング」に。ステージで派手なアクションと踊りを見せると次第に観客も街も元通りになった。とんでもないことに巻き込まれつつようやく祖母の家に行くと、そこにはDJも住んでいた。一方セオはムテキングの登場に、顔色を変えていた―――という第1話でした。
MXでは日曜日の同じ時間に前期まで元祖の『ムテキング』を放送していたのですが、見ていなかったので、元祖とおんなじなのか、設定が違うのかはわかりません。けれども確かに「タツノコプロ」っぽい。昔のアニメって絶対理屈に合わない不思議な力(タイムボカンシリーズにしろ、ガッチャマンにしろ)で敵を倒す!という単純構造なんですが、子供には善悪の区別がつきやすいので、非常に分かりやすい作品がいっぱいでしたよね。何故この時間に放送するのか、寧ろお子様が見てもいいんじゃないかと思うのですが、何故深夜…💧 そして最近は昔のアニメをリスペクトしているのか、以前放送されたアニメの現代バージョン作品、結構多いですね。童心に帰ったつもりで見るとよろしいかと♪
『無職転生~異世界行ったら本気出す!』:なろう系小説のアニメ化作品で、前回から引き続きの2期目です。
前回はフィットア領転移事件で魔大陸に転移してしまったルーデウスは、仕えた先のお嬢様で一緒に飛ばされてしまったエリスと、魔大陸で知り合ったスペルド族のルイジェットと共に冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに向かうところまででした。そしてようやく到着したルーデウスたちは 船でミリス大陸へ渡ろうとするが、スペルド族がいるという理由で途方もない渡航費用を請求されてしまう。 その夜、資金不足に悩むルーデウスの夢にヒトガミが姿を現すと、彼に助言を残していく。 翌日、ルーデウスが町の中を散策していると、お腹をすかせた謎の少女と出会う。彼女は「キシリカ」という自称「魔界大帝」。彼女に食事を与え、大帝ごっこ(※ルーデウスはそのつもりでいた)に付き合うと、喜んだキシリカはルーデウスに「魔眼」を与えたのだった―――という第1話でした。
ようやく故郷の大陸に行けるかと思いきや、まだまだ先は長そうです。でも思いのほか率先して考えるようになってきましたね。新しいキャラのキシリカも登場して、予知目も手に入れ、この力を使って何とか渡航費が稼げればいいのですが。引きニートでありながらも、異世界では率先して「自分が何とかしなければ」と本気を見出しているルーデウス君。是非とも前向きな生き方ができるように、見守ろうと思います。
『見える子ちゃん』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の四谷みこは高校生。同級生の百合川ハナと共に、楽しく学園ライフを送っていたものの、ある時急に「普通の人には見えない何か」が見えるようになる。洗面所のガラスについた手の痕。夕方の誰もいない教室で突然電気が付いたり生温かい風が吹いたり。そしてついに帰りのバス停で得体のしれない妖怪(怨霊?)のようなものが見えてしまうが、必死に「見えないふり」をしてやり過ごすことに成功。しかし、家では寝ているとベッドの中に何かが入り込んできたり、洗面所ではあの手の痕の持ち主(?)である怨霊に囁かれたり。盛り塩などして必死に対策すると、何とか朝には得体のしれないものが見えなくなっていた。疲れで見えもしないものを見てしまった気がしただけ、と思い込むみこだったが、登校したばかりの朝の学校で、またもや怨霊が見えてしまうのだった―――という第1話でした。
これは結構キます(笑)OPやEDを聴く限り、とっても明るい曲だし、番組解説もコミカルだったりしたので、ホラーなんだけどギャグなのかな?と思って見ていたら、結構怖いと思います!Σ( ̄口 ̄|||) 怨霊とかが本当にマジで演出もいきなり現れたりと心臓に来るので、ホラーが怖い人は見ない方がいいと思います💦 「さんかく窓」より怖いのを、必死に無視で耐え切るみこちゃん、強いですよ^^; 何とかお祓いしてもらったり、三角君と氷川さんに来てもらうなりして、除霊というか憑き物が取れるのを願っております(心の底から!)
『月とライカと吸血鬼』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
主人公のレフ・レプスは誰よりも宇宙に憧れ、宇宙飛行士候補として訓練を受ける日々だった。しかし、成績やその気真面目さが原因で降格処分になっており、候補者としては最下位。そんなときチーフ技術者よりかつて犬で行った実験から、今度は人類初の宇宙飛行に向けて、無重力下での人体への影響を見たいものの、死亡リスクの高さから、人間の代わりの物のを打ち上げるので面倒を見るようにという指令を受ける。その代用品とはなんと吸血鬼の少女:イリナだった。彼女の訓練と日常の面倒を見るために、付きっ切りで生活を共にすることとなったが、どうしても彼女を動物として見れないレフに対し、他の候補生たちはバカにし、イリナからも侮蔑されてしまう。それでも間違った吸血鬼情報を修正しながら、レフはイリナに向き合おうとする―――という第1話でした。
宇宙飛行士という科学最先端技術と、吸血鬼というファンタシズムの二つが統合された世界感がとっても不思議です。ただ話のメインとなっていくのは、レフとイリナの心の交流だと予想しています。話は通じるが一方は人間でもう一方は人外。他者から異端視されるものと、軽蔑されるもの同士が向き合った時、種族も飛び越えた何かが起こりそうな気がします。そして本当に宇宙飛行ができるようになるのか。命がけですが、その分本音が見えると思うので、二人を軸としたドラマ性を楽しみに見たいと思います。
『しょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい〜』:今期久々に戻ってきた漫画原作のエロ枠5分アニメ。
主人公の藤本翔二は一児の父。妻を亡くした後、必死に娘のカナを育てていた。ある日、教育番組『お姉さんとうたおう!』の公開ショーをカナと見に行くも、機材トラブルで中止となり、やむなく帰ることになった翔二は、立ち寄ったファミレスで日中から泥酔する女性と相席になる。しかしその女性こそ、『お姉さんとうたおう!』の「みなみお姉さん」こと高崎三奈美であり、翔二は図らずも初対面のカナの相手になってもらったお礼をするべく、三奈美を自宅に上げてしまう。生活の都合で異性とご無沙汰だった翔二は、ふとしたことから三奈美にキスしてしまい、制約の多い仕事ゆえに欲求不満だった三奈美も、翔二の行為を受け入れてしまう―――という第1話でした。
いつもの通り―――「ありえないから!」w でもエロ枠はあり得ない設定でなければこういういきなりシチュにはなれない(自然となるには時間を要する)ので。あくまで漫画ですからね。現実がこんな簡単にポンポンいったら大変です💦 視聴者の求めるところがエロなので、致し方ないですが、ストーリー性を持たせるなら、是非カナちゃんの存在を無視せず、みんなが幸せになれる選択ができて欲しいと思うところであります。
さて、夏アニメもそろそろひと段落。そして新番組がコロナ明けのせいか、どんどん増えているので、まとめてササっとチェックです!
『D_CIDE TRAUMEREI』:ゲームも含めた総合メディア作品のアニメでした。
主人公の高校生:織田 龍平は、幼い時兄が目の前で消失し、謎のマークがその場に残されているのを目撃していた。以来、兄の不審死の原因を探しつつ、キックボクシングで自ら強くなろうとする日々を過ごしていたが、ある夜の渋谷で兄が消えた場所と同じマークが浮き出た個所に手を伸ばすと、異次元の渋谷に入り込む。そこには異形の化け物が襲い掛かってきた。龍平を助けたのは黒づくめの衣装の二人組。その一人ジェシカから、化け物は人が欲望を変えた形の「ウィアード」という化け物で、それらと戦えるのは「ノッカーアップ」と呼ばれる力を持つ者たちだという。欲望を持った人間には兄の残したマークと同じものがあったため、龍平もノッカーアップとして共に戦うこととなる。ジェシカと或斗、更に幼馴染の玲菜や愛莉らも仲間となり、ウィアードを生み出すために配られているというソドニウムドロップを渡している人物を追い求める。戦いを経ていくうちに実はドロップの配布もとである謎の教団に辿り着く。やがて由良島からやってきたノッカーアップの蘭堂とえるから、あのマークが由良島の古文書、先史時代の壁画などにも描かれる、かつて地球を支配していた邪悪なるものに関係する事、そして兄もそれを調べていたことを龍平は知った。教団から配布されているソドニウムドロップを配っていたのは親友の村瀬であることを知り、驚愕する龍平。そして村瀬から教団の主に会うにはドロップにより深淵のトロイメライにいかなければならないと聞いた龍平はためらわずドロップを飲む。龍平を心配した玲菜もドロップを飲み、トロイメライに向かう。そこで出会った教主は何と兄の顔をしていた。兄の身体を使って支配しようとする教主。そこに助けに来た玲菜はウィアード化してしまい、渋谷の街を破壊する。命がけで止めた龍平のお陰で我に返った玲菜。しかし渋谷には邪神クトロワが破壊を続けていたためノッカーアップたちは必死に戦う。そして傷を負った龍平は兄の魂と出会い、兄を解放するために力を合わせてクトロワを打倒す。渋谷には平和が戻ったが由良島にはまだウィアードが出現しているため、蘭堂とえるは皆に見送られて島へを帰還する―――というストーリーでした。
多分、ここからゲームの方に話が続いていくのでしょうね。なので正確には解決してはいないんですが、見事に伏線も回収してスッキリした最終回となりました。ある意味ゲームのネタバレみたいな部分もありましたけど、アニメしか視聴しない人にとっては凄くありがたいですね。バトルシーンも迫力りましたし、作画も落ちず、ストーリー展開も分かりやすかったですし、面白い作品でした。満足度高かったです。そして東京事変の曲が素敵でした✨林檎さんの歌詞と見事に世界感がマッチングしていて、ゲームでもサウンド面も含めてきっといい作品になっているかと思います。
『EDENS ZERO』:おなじみ真島ヒロ先生の冒険活劇漫画のアニメ化作品でした。
主人公は機械の住人の住まう惑星グランベルで、唯一の人間であるシキ・グランベル。グランベルのロボットたちが、もうすぐ停止するのを感じた育ての親であるジギーは、グランベルを訪ねてきた、惑星ブルーガーデンの冒険者ギルド流星の灯に属するレベッカとハッピーに、シキを託し、3人は外の世界である桜宇宙へと旅立つ。レベッカとハッピー同様に流星の灯の一員になったシキは、桜宇宙の伝説の存在とされるマザーに懐かしいものを感じ、マザーに会いに行くことを決意。かつて魔王と呼ばれたシキの育ての親ジギーが遺した魔王戦艦エデンズ ゼロを発見した3人は乗組員となり、盗賊ワイズ、剣士ホムラ、アンドロイドのピーノなど、様々な仲間を集めながら宇宙を駆け抜けていく。マザーに会うにはエデンズゼロと魔王四煌星の存在が必要となったため、元々エデンズゼロにいたウィッチ以外のシスター、ハーミット、ヴァルキリーを探す必要があった。彼女らと出会うために、様々な危険に立ち会いながらもシスターと出会い、人間に裏切られ全てを拒否していたハーミットの心を開き、協力してくれることとなったが、ヴァルキリーはホムラの育ての親でもあったため、必死に探したもののホムラの母である紅婦人によって破壊され、機械としての死を迎えていた。紅婦人を倒したがこの星の労働者たちの希望の星として、ヴァルキリーは今もそのボディを崇められていたため、彼女はそこに残し、ホムラが新たな魔王四煌星となることを決め、いよいよを持ってマザー探索に向かうのだった―――というストーリーでした。
真島先生の作品はとにかく主人公が素直ないい子で、一癖二癖あるほかの登場人物もみんな実は裏側に辛いものを抱えて生きていた人物が多くって、その立場立場で応援してあげたくなる、いいストーリーがいっぱいあります。なので、この作品も普通にお子様の見る時間でもいいんじゃないかな?と思っていたのですが、確かにちょっと拷問チックだったり、機械とは言え命を奪われるやり取りもあるので、難しかったかな…。でも「機械にも心がある」ということから「物を大事にしよう」という道徳心を養うにも、いい作品だったと思います。もうちょっと続けられれば良かったな~と思うのですが、監督の鈴木さんが急逝されてしまい、一旦ここで切らねばならなくなってしまったのかな、と思います。多分今後また別の形でストーリーの続編ができるような気がしますが、先ずはこの作品をアニメ化してくれた鈴木監督のご冥福をお祈り申し上げたいと思います(ー人ー) あと関係ないですが、主人公が「ハル」(RAVE)、「ナツ」(フェアリーテイル)、と来たので「アキ」だろう!と思っていたら「シキ(四季?)」だったのが、ちょっと外れて残念っす💦
『RE-MAIN』:水球というスポーツに懸けるオリジナルアニメでした。
主人公の清水みなとは目覚めると、そこに過去の自分がなかった。中3の時に母親が運転する車で事故に遭い、記憶をなくしていたのだった。過去の自分が何者か分からないまま、通常より1年遅れで高校に入学すると、山南高校水球部のキャプテン城島 譲と中学の後輩だった岡 栄太郎から入部の催促が来る。中学でみなとは水球部で抜群のセンスを持ち、全国優勝に導いた立役者だったという。しかしルールすら覚えていない水球に二の足を踏むみなとだったが、家族が喜ぶ様子を見て水球部に入部。しかしルールすら覚えていない上に、身体もすっかり痩せてしまい、基礎からやり直すこととなったが、仲間たちと共にやりがいのある日々を過ごしていた。しかしある時、みなとの過去を知る川窪 ちぬと会話したことがきっかけとなり、以前の記憶を取り戻す。そのみなとは傲慢でチームも自分の手足のためにあると見下すような性格だった。自分が絶対エースだったはずなのに、運命を狂わされてしまったことで母親を憎み、弱小山南水球もやめてしまいふさぎ込む日々。しかしある日見覚えのないDVDを見つける。それは記憶を失っていた時のみなとが、記憶の戻ったみなとにむけて残したメッセージだった。そのみなとの言葉に突き動かされた今のみなとは、もう一度水球を行うことを決める。かつての優しいみなとと真逆の傲慢さに、部員たちは腫れものを触るような扱いになるが、必死に基礎練習を繰り返し、上手くなっていくみなとの姿に触発される。そして地区大会初戦で六花学園と当たった山南高校はみなとの指示と培ってきた基礎練習の賜物で勝利を手にする。しかし次の対戦相手はみなとのかつてのチームメイト曙学館の全国優勝時のメンバーだった。徹底してみなとをマークしてくる曙学館に、両者とも点が取れなかったが、怪我を押して曙学館のキャプテンでありみなとのライバルでもあった福井が登場すると、一気に点差が付けられてしまった。もはや一点も取れないまま敗北してしまうのか…と思った矢先、ついにみなとは一番チームで弱かった牛窓にパスを出し、意表を突かれた曙学館の裏をかいて見事に点を決めた。チームは敗北したものの、傲慢だったみなとはいなくなり、仲間と共に全国優勝を目指すみなととなって、練習に励むのだった―――というストーリーでした。
水球はもちろん、名前は知っていましたが、正直ルールとか存じ上げなかったので、オリンピックもありましたし「いい機会だから覚えよう!」と思ってみていました。ふたを開ければ水球というより記憶を無くした少年の青春ストーリーで、どちらかというと人間ドラマの方がウエイトが大きかったです。なのでルールは最終回とその前で顧問の先生がルールブック見ながら解説してくれたのを、一緒に「ほうほう」と聞いてました。惜しかったのは「オリンピック前に放送していれば!」…いや、少しでもルールとか知ってみることできたのに(ーー;)ザンネン。
面白かったのは、記憶を無くした時は穏やかだった主人公が、記憶を取り戻したと同時に性格も戻って傲慢&慇懃無礼になったという、真逆の性格になったというもの。事故前の友人&後輩は凄い人当たりよく声かけてきたので、普通にいい子だったんじゃないのかと思い込んでいたら、まさかの!(゚Д゚;) でも、過去の自分に触発されて、段々チームメイトを見る目が優しくなってきたのを見て、これも一つの成長かな。寧ろ以前の性格のまま大人になっていたらかえって怖いですよ。この先はどうなるかは想像次第ですが、まだまだみんな伸びしろあるし!いい方向に向えてよかったです。
そしてここからは新番組。
『86』:2期前に1シーズン目が放送されました、ラノベ原作のアニメ化、その続編です。
スピアヘッド小隊が命がけの進攻により行方不明となってからの半年後、レーナは軍の迎撃砲を無断使用した咎により少佐から大尉へ降格となって、更に同じ軍上層部からは「鮮血女王」と批難と揶揄いを受ける日々が続いていた。それでもレーナは新たな86の部隊で、シデンらと共に今も絶え間なく続くレギオンとの戦いの指揮を執り続けていた。その頃全滅したと思われたスピアヘッド小隊、リーダーであるシンが意識を取り戻すと、そこは見知らぬ天井。そして現れたのはエレンスト・ツィマーマンというギアーテ連邦政府の大統領だった。彼によって保護されたシン。そして他のスピアヘッド小隊のメンバーも同様に保護されていた。彼らは一様にツィマーマンの養子という手続きの元、彼の屋敷で生活することとなった。そこにはフレデリカという少女もいた。彼らは初めて人間らしい扱いをしてくれるツィマーマン達に、驚きと困惑の色を隠せないでいた。一方ツィマーマンも単に彼らを保護したわけではなく、何か訳ありの様子だった―――という第1話でした。
原作を読んでいなかったので、余計そうだったかもしれませんが―――「生きててよかった~~~(ノД`)・゜・。(感涙)」スピアヘッド小隊の皆! あの一期目の最後を見たとき、どうやっても全員助からないだろう、寧ろそれが前提で戦っているわけなので(自分が死ぬ時は自分で決めたい)、いい意味で裏切られました。ただ新たなキャラであるギアーテの大統領と、訳アリの少女。レーナのように心から信頼を寄せていい相手なのかどうなのか、まだまだ腹の探り合いです。多分シンあたりは冷静に静観していると思いますが。共和国と連邦が敵同士になるのかはわかりませんが、多分この後シンたちはそのまま穏やかな生活…にはならないだろうな。戦う事しかできない子たちですから、ギアーテの軍に入隊するのかも。もしかして共和国と戦闘となったら、無論レーナと戦うことになるし…
死んでも生きても切ない結果になりそうでハラハラしてます💦 ともかく続きを見るべし!
『さんかく窓の外側は夜』:漫画原作のアニメ化作品で、昨年は実写劇場版も制作されております。
主人公で書店で店員をしている三角康介は例が見える特異体質だが、怖いものが大嫌いなので、眼鏡をはずしてわざと見えないようにしている。ある日店に冷川理人という青年が現れ、突然胸を触られた後三角は失神してしまう。実は冷川は除霊師なのだが、霊に触れて倒せるものの霊が見えない。しかし三角に触れることで三角を通して除霊ができるため、三角をスカウトしに来たのだった。怖がりな三角は拒否するものの、書店にいた幽霊を除霊した義理で、店長から冷川に協力するよう言われる。こうして三角は冷川に魂を触れられながら除霊する仕事に就くことに。更に警察より依頼があり、遺体の一部が見つかったものの、残りが見つからない3人の女性のバラバラ殺人事件があり、拘留中の犯人は自殺してしまったため、残りの遺体の場所が分からないため、その捜査協力を求められる。嫌がる三角だが冷川に触れられながら殺害現場に向かうと、霊はいないものの声が聞こえた。その声が訴えていた名前の女性は事件と全く関係のない人物なのだが、突き詰めていくと一軒の廃ホテルに辿り着いた。そこで全く霊感の無い刑事:半澤がボイラー室を開けると、そこには3件のバラバラ殺人の残りの遺体を繋ぎ合わせた死体があり、その場に3人の部分的な例が寄せ集まった姿で地縛霊のようになっていた。遺体は警察に回収されるが、魂は冷川が飲み込んでいた―――という第1話でした。
何でしょう…ホラー&BLストーリー、でしょうか。除霊&事件推理なので、一話のストーリー性が高いものだと思うのですが、所見の印象だと魂を触られるのは性的に気持ちがいいらしく、BLな部分が結構強調されていて、そっちの印象が強く残ってしまいました(苦笑) というか、三角君も少しは「見える子ちゃん(後述)」見習って、少し根性付けてください!(ー人ー) かもしたはBLはあんまり得意な方じゃないのですが、第一話で既に伏線が張られてしまい、見事に気になったので、続きも頑張ってみようと思います。
『テスラノート』:漫画原作のアニメ化作品です。
エジソンと並ぶ科学発明家のニコラ・テスラ。彼は発明の全ての知識を「テスラの水晶」というものに遺した。時は流れて現代、ノルウェーで線路を走っていた列車が突如空間を転移し、街中に現れ暴走した事故が起きた。空間転移は「テラスの水晶」のせいではないか?と推察した日本安全降興株式会社はこの水晶を回収する「ミッションT」を発令する。諜報員の高松 隆之介は会社の名誉会長にして忍びの末裔である根来甚五により、全ての忍びの技術と知識を叩きこんだ孫娘:根来 牡丹にミッションTへの協力を依頼する。牡丹は高松と、もう一人「自称:No1諜報員」のクルマと共にノルウェーに向かう。大破した列車の中を調べるため、変装術で地元の調査員に化けて潜入する牡丹。列車の中は乗客が皆溶けた状態になっていた。さらに調査をと思った牡丹だが、クルマのミスで変装の元となった人物と鉢合わせてしまい、慌ててその場から逃走する。この事件がテスラの水晶によるものか、更に情報を集めようとする彼らの前に、新たに別空間から車が転移してきた―――という第1話でした。
メインはバトルではなく諜報活動なのですが、流石は忍びの末裔だけあって、アクションシーンも多いです。科学と忍者…「ガッ○ャマン」ではないのですが、テスラさんは実在の人物で、天才でもあり一方で精神障害と戦ってきた人なので、こんな風に未来に意味深な発明を残していてもおかしくなさそうなリアリティもあります。謎解きとしても面白いですし、何より「テスラの水晶」というのは一体何なのか気になります。原作はまだ連載中なので、アニメでは結論は出されないかもしれませんが、視聴者が納得できるような形でまとまっていると嬉しいです。あとキャラが基本CGなんでしょうが、アクションが込まないところはアニメと併用して使っているせいか、キャラの顔がCGとアニメで違っていて、ちょっと不自然かな~(ーー;)CGだと髪とか殆ど揺れないので、ちょっと違和感あったりするので、そこらへんがもうちょっと描きこみ綺麗だとありがたいです。
『MUTEKING The DANCING HERO』:大昔のオリジナルアニメ「とんでも戦士ムテキング」というのがありましたが、その現代版。
ネオ・サンフランシスコという陽気で音楽好きな街が舞台。そこに住む祖母の家に厄介になることとなった主人公のムテキ。田舎から出てきたばかりのせいで、都会のノリについていけなかったり、あか抜けた女の子に見惚れる等、純情な少年。そんな彼が目にしたのは巨大IT企業オクティンクの社長:セオが新たなサービスを開始する、というものだった。その夕方、街で音楽の野外ステージが始まったのだが、あるアーティストが歌い始めると、観客が全員とろけるように眠ってしまった。ムテキも眠りそうになるものの、ステージ前に知り合ったDJがムテキを変身させて「ムテキング」に。ステージで派手なアクションと踊りを見せると次第に観客も街も元通りになった。とんでもないことに巻き込まれつつようやく祖母の家に行くと、そこにはDJも住んでいた。一方セオはムテキングの登場に、顔色を変えていた―――という第1話でした。
MXでは日曜日の同じ時間に前期まで元祖の『ムテキング』を放送していたのですが、見ていなかったので、元祖とおんなじなのか、設定が違うのかはわかりません。けれども確かに「タツノコプロ」っぽい。昔のアニメって絶対理屈に合わない不思議な力(タイムボカンシリーズにしろ、ガッチャマンにしろ)で敵を倒す!という単純構造なんですが、子供には善悪の区別がつきやすいので、非常に分かりやすい作品がいっぱいでしたよね。何故この時間に放送するのか、寧ろお子様が見てもいいんじゃないかと思うのですが、何故深夜…💧 そして最近は昔のアニメをリスペクトしているのか、以前放送されたアニメの現代バージョン作品、結構多いですね。童心に帰ったつもりで見るとよろしいかと♪
『無職転生~異世界行ったら本気出す!』:なろう系小説のアニメ化作品で、前回から引き続きの2期目です。
前回はフィットア領転移事件で魔大陸に転移してしまったルーデウスは、仕えた先のお嬢様で一緒に飛ばされてしまったエリスと、魔大陸で知り合ったスペルド族のルイジェットと共に冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに向かうところまででした。そしてようやく到着したルーデウスたちは 船でミリス大陸へ渡ろうとするが、スペルド族がいるという理由で途方もない渡航費用を請求されてしまう。 その夜、資金不足に悩むルーデウスの夢にヒトガミが姿を現すと、彼に助言を残していく。 翌日、ルーデウスが町の中を散策していると、お腹をすかせた謎の少女と出会う。彼女は「キシリカ」という自称「魔界大帝」。彼女に食事を与え、大帝ごっこ(※ルーデウスはそのつもりでいた)に付き合うと、喜んだキシリカはルーデウスに「魔眼」を与えたのだった―――という第1話でした。
ようやく故郷の大陸に行けるかと思いきや、まだまだ先は長そうです。でも思いのほか率先して考えるようになってきましたね。新しいキャラのキシリカも登場して、予知目も手に入れ、この力を使って何とか渡航費が稼げればいいのですが。引きニートでありながらも、異世界では率先して「自分が何とかしなければ」と本気を見出しているルーデウス君。是非とも前向きな生き方ができるように、見守ろうと思います。
『見える子ちゃん』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の四谷みこは高校生。同級生の百合川ハナと共に、楽しく学園ライフを送っていたものの、ある時急に「普通の人には見えない何か」が見えるようになる。洗面所のガラスについた手の痕。夕方の誰もいない教室で突然電気が付いたり生温かい風が吹いたり。そしてついに帰りのバス停で得体のしれない妖怪(怨霊?)のようなものが見えてしまうが、必死に「見えないふり」をしてやり過ごすことに成功。しかし、家では寝ているとベッドの中に何かが入り込んできたり、洗面所ではあの手の痕の持ち主(?)である怨霊に囁かれたり。盛り塩などして必死に対策すると、何とか朝には得体のしれないものが見えなくなっていた。疲れで見えもしないものを見てしまった気がしただけ、と思い込むみこだったが、登校したばかりの朝の学校で、またもや怨霊が見えてしまうのだった―――という第1話でした。
これは結構キます(笑)OPやEDを聴く限り、とっても明るい曲だし、番組解説もコミカルだったりしたので、ホラーなんだけどギャグなのかな?と思って見ていたら、結構怖いと思います!Σ( ̄口 ̄|||) 怨霊とかが本当にマジで演出もいきなり現れたりと心臓に来るので、ホラーが怖い人は見ない方がいいと思います💦 「さんかく窓」より怖いのを、必死に無視で耐え切るみこちゃん、強いですよ^^; 何とかお祓いしてもらったり、三角君と氷川さんに来てもらうなりして、除霊というか憑き物が取れるのを願っております(心の底から!)
『月とライカと吸血鬼』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
主人公のレフ・レプスは誰よりも宇宙に憧れ、宇宙飛行士候補として訓練を受ける日々だった。しかし、成績やその気真面目さが原因で降格処分になっており、候補者としては最下位。そんなときチーフ技術者よりかつて犬で行った実験から、今度は人類初の宇宙飛行に向けて、無重力下での人体への影響を見たいものの、死亡リスクの高さから、人間の代わりの物のを打ち上げるので面倒を見るようにという指令を受ける。その代用品とはなんと吸血鬼の少女:イリナだった。彼女の訓練と日常の面倒を見るために、付きっ切りで生活を共にすることとなったが、どうしても彼女を動物として見れないレフに対し、他の候補生たちはバカにし、イリナからも侮蔑されてしまう。それでも間違った吸血鬼情報を修正しながら、レフはイリナに向き合おうとする―――という第1話でした。
宇宙飛行士という科学最先端技術と、吸血鬼というファンタシズムの二つが統合された世界感がとっても不思議です。ただ話のメインとなっていくのは、レフとイリナの心の交流だと予想しています。話は通じるが一方は人間でもう一方は人外。他者から異端視されるものと、軽蔑されるもの同士が向き合った時、種族も飛び越えた何かが起こりそうな気がします。そして本当に宇宙飛行ができるようになるのか。命がけですが、その分本音が見えると思うので、二人を軸としたドラマ性を楽しみに見たいと思います。
『しょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい〜』:今期久々に戻ってきた漫画原作のエロ枠5分アニメ。
主人公の藤本翔二は一児の父。妻を亡くした後、必死に娘のカナを育てていた。ある日、教育番組『お姉さんとうたおう!』の公開ショーをカナと見に行くも、機材トラブルで中止となり、やむなく帰ることになった翔二は、立ち寄ったファミレスで日中から泥酔する女性と相席になる。しかしその女性こそ、『お姉さんとうたおう!』の「みなみお姉さん」こと高崎三奈美であり、翔二は図らずも初対面のカナの相手になってもらったお礼をするべく、三奈美を自宅に上げてしまう。生活の都合で異性とご無沙汰だった翔二は、ふとしたことから三奈美にキスしてしまい、制約の多い仕事ゆえに欲求不満だった三奈美も、翔二の行為を受け入れてしまう―――という第1話でした。
いつもの通り―――「ありえないから!」w でもエロ枠はあり得ない設定でなければこういういきなりシチュにはなれない(自然となるには時間を要する)ので。あくまで漫画ですからね。現実がこんな簡単にポンポンいったら大変です💦 視聴者の求めるところがエロなので、致し方ないですが、ストーリー性を持たせるなら、是非カナちゃんの存在を無視せず、みんなが幸せになれる選択ができて欲しいと思うところであります。