絶賛原稿修羅場中のかもしたです💦
ホント、締め切りが目前に迫りつつあるのですが、先に表紙や外に出す口絵の入稿作業+お金の振り込み、それをやりつつ委託書店様に申し込みの準備、更にノベルティーの作成、更に執筆者の皆さんへのアンソロジーの受け取り方法などのお尋ね、もいっちょ原稿入稿前の最終確認作業・・・( ;∀;)全部同時並行で行わなきゃならんって、脳みそがおかしくなりそうです💦
そして、ここまで急ぐのは、締め切りだけでなく、今週末から「大学入試共通テスト」の試験監みたいな感じで詰めなきゃならない。この日はほぼ始発で出勤し、帰るのは夜の9時10時・・・orz。なので週末は全く手が付けられないので、ウィークデーの内に何とかしなきゃならないんですよ。おまけに昨日まで急性胃腸炎で、集中なんてほとんどできなかったし。
それなのに―――「何ですか!?この土日のアニメの新番組の多さは!!Σ( ̄口 ̄;)💦」
なので、殆ど流し見みたいな状態ですが、ホントにかいつまんでみて感想だけさらっと。
『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』:なろう系小説のアニメ化作品です。
主人公のダリエルは魔王軍四天王の補佐として働いていたが、全く魔力がないため解雇されてしまう。辺境の森でどうするか悩んでいた彼は、途中でマリーカという少女がモンスターに襲われているところを助ける。お礼に彼女の村に案内され、仕事の相談を受ける。マリーカの父がギルドマスターのため、実力を試すと実はダリエルは人間だったことが判明、更にギルドの盗伐依頼の最高ランクだったモンスター(マリーカが襲われていたアレ)を一発で倒していたことから、あっという間にギルドの一員にされてしまうのだった―――という第1話でした。
なろう系なので、何もしなくてもチートに強い!・・・とは思っていましたけど、元々が人間なのに魔族の中で揉まれていたら、そりゃ人間離れした力も身につきますぜ(それでなきゃ生き残れなかっただろう)! でも秀逸なのは、主人公のダリエルの声の杉田さんの朴訥とした、というかちょっと引いた目線で語る台詞でしょうか(笑) 銀さんの時のやる気の無さと違って、控えめなんですけれど、魔王軍視線でしかパワーを図れないので、周囲とのずれがおかしい。ストーリーと人物像の面白さが気になります。
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』:なろう系小説のアニメ化作品です。
主人公の一人暮らしの高校生:藤宮 周は、ある日雨に濡れたまま公園にいる美少女に傘を貸す。彼女は椎名真昼といい、その美しさと学業トップ、運動も一番で周囲から「天使様」と呼ばれていた。彼女に傘を貸したことで、自分がずぶぬれになり、風邪をひいてしまった周。なんと彼女は周の隣の部屋で同じく一人暮らしをしており、家事も万能。自分のせいで風邪を引いた周に「借りを返す」といい、周の部屋の家事も行ってしまう。そうしているうちに何故か毎回一緒に夕ご飯を食べるようになっていた―――という第1話でした。
いわゆるモブ主人公が、世界の主役のような異性に好かれる・・・これもあるあるパターンではありますが、意外と主人公の方が距離を取って、ヒロインの方がグイグイ来るという。でもまだ好意、というところまでは行っていないですね。ただ真昼が彼を気になるのは「天使様」と呼びつつも、傘を貸してくれたように、普通の人としての優しさや気遣いを持っている人だから、という気がします。しかも距離感詰めてこないので、穏やかな空気なんでしょうしょうな( ̄▽ ̄) 是非とも二人の心の動きを楽しんでみてみようと思います。
『TRIGUN STAMPEDE』:内藤先生原作漫画で、25年前に一度アニメ化されていますが、今回オリジナル設定で新たな物語としてアニメ化されました。
灼熱の星「ノーマンズランド」はほぼ全域が砂漠化しており、人の住めない星だが、唯一生体動力炉である「プラント」によって生きながらえていた。
ある日、新人記者のメリル・ストライフは、飲んだくれのベテラン記者・ロベルト・デニーロと共に人間台風という一大スクープを求め街に出ると、「ヒューマノイドタイフーン」と呼ばれる懸賞金600万$$のチラシを見つける。そして氏の先には逆さにつるされたままの状態の1人の深紅のコートの男。実は彼こそが、その懸賞金の男「ヴァッシュ・ザ・スタンピード」だった。しかし彼は街の住人に好かれており、とても災厄をおこすように見えないメリル。だがプラントを破壊しようとやってきた悪党に、たった一人で挑み、大騒ぎの上に立った一発の弾丸で圧倒的不利だった状況を一気に覆して見せたのだった―――という第1話でした。
懐かしいですね~。かもしたは小野坂昌也さんのヴァッシュが大好きでした!今回はメリルは保険屋さんじゃなく新聞記者さんなんですね。そうするとミリィ(原作でのメリルの相棒の女の子)は登場しないのか・・・あの子のボケが好きだったので、ちょっと悲しい。しかしどうにも小野坂さんが適役過ぎて、「保険屋さぁーーーーーーーんっ!!💦」の悲鳴は今でも覚えています(笑)松岡さんだとカッコいい、というかキリト君のイメージが先行しちゃいますね^^; 多分、同じキャラなんですけど、同じと思わずに見たほうがいい気がします。メリルさんの声は鶴ひろみさんだったんですよね・・・もう二度と聞けないのが悲しい。作品自体はもう奇想天外でありつつも、リアリティに沿ったシューティングバトルが凄いので、この手のアクション好きな人には絶対おすすめです。
『UniteUp!』:ソニーミュージック企画の多次元アイドルプロジェクトのアニメ版です。
主人公の高校生の清瀬 明良は父親は早く亡くし、祖父と母親が営む銭湯「菊之湯」の息子として育った。カラオケが好きでバット片手に歌う程。幼い頃から続けていた野球を辞めた時から、どことなく無為の日々を過ごしていた。そんなある日、野球仲間だった幼馴染のかっちゃんから、「一緒に来るように」とある場所に連れていかれる。そこは伝説のアイドルとして活躍したAnelaが立ち上げた芸能事務所「sMiLeaプロダクション」だった。かっちゃんによると明良の歌の素晴らしさを知ってもらいたいと、カラオケの時に録音したものをネットに流していた。その動画を見てAnelaの辻堂 真音と大月 凛が明良を気に入り、自分たちの事務所の新ユニットのメンバーになって欲しい、というものだった。しかし勝手に進められていた話に明良は戸惑うばかり。しかしかっちゃんの動画配信を見ることを勧められ、そこで多くの人からの称賛を得られていること、更に母親の後押しもあり、明良は話を受けるために再度事務所に向かう。そこには直江 万里と五十鈴川 千紘という二人の青年もいた―――という第1話でした。
最近これも多い男子アイドルユニットアニメ。アイナナを除いては、ほぼみんな順風満帆にアイドルやっていますけれど、果たしでこの主人公もどうアイドルとして成長していくのか。他の作品に負けないオリジナリティを見せて欲しいところです。
『NieR:Automata Ver1.la』:スクエニゲームのアニメ化作品です。
謎の宇宙人が地球に来襲。機械生命体という存在を作り出し、人類に襲い掛かってくる。成す術ない人類は月へと敗走。一方で人間側も対抗処置として「アンドロイド部隊」である「ヨルハ」を設立し、彼らに戦わせていた。主役アンドロイド「2B」は空中戦及び近接戦闘でも優秀な力を発揮し、サポートに来てくれた「九号S型」と共に、敵の中心部へと乗り込んでいく―――という第1話でした。
全くの説明なしでいきなり戦いの最中から物語は始まり、ほぼ戦闘だけで第1話が終了した感じでした。多分ゲームをプレイしていた人には先の展開も含め、わかっているからこそ楽しめたかもしれませんが、物語の主軸がなかなか見えない初見のかもしたには「??(・・;)」な状態でした💦 多分見ているうちにストーリーや主軸が見えてくるのかと思い、見ようと思います。流石のスクエニだけあって、戦闘の描き込みや動きは繊細で取っても丁寧です。単純に戦闘のCGだけを楽しむこともできそうな気がします。
『魔王学院の不適合者Ⅱ』:ラノベ原作のアニメ化2期目です。
前作で人類と魔族の戦争を阻止したアノス。勇者学園側としては面白くない結果に終わったが、そこに新たに編入性が現れる。そして同じく新任教師が一人・・・それは四邪王族が一人、エールドメード・ディティジョンだった。魔王であるアノスを恭しく扱うが、アノスは彼の正体は神の一族だと言い切る。すると自らを天父神ノウスガリアと名乗った彼はアノスに襲い掛かるが、アノスの敵ではなかった。しかし彼は暴虐の魔王を滅ぼす新たな“神の子”が魔王学院にいるという言葉を残す―――という第1話でした。
こちらも久しぶりの2期目ですね。勘違いしてしまいますが、主人公たちのいる世界は魔族が普通であって、勇者とは一線を成している存在。でもアノスのおかげで両者が戦うことなく、何とか諫めたところで万事解決!―――かと思いきや、今度は前世の時より敵であった「神」側の子供が魔王の中にいるという。相変わらず勇者学園側のアノスへの風当たりは凄いですが、流石は魔王、どこ吹く風です(笑)で、こんだけ尊大な態度なのに、パパとママはちゃんと敬うギャップが凄い(笑)行動と態度が一致しないアノス君の、また無敵のバトルが始まるのですね。この作品は魔族も人間も関係なく「悪」は「悪」なので、それを気持ちいいほどさっぱり退治してしまう爽快感がたまりません✨ また今回も見ようと思います。
『最強陰陽師の異世界転生記』:なろう系小説のアニメ化作品です。
かつて日本の都で朝廷に仕えた陰陽師の玖峨晴嘉は、朝廷の裏切りに会い非業の死を遂げるものの、最後の呪いで魂を転生する。そこはヨーロッパ風の異世界で、彼はセイカ・ランプローグとして生まれ変わっていたが、愛妾の子であり、更に魔力を持つランプローグ家の血を引いているも魔力を持ち合わせていなかった。そのことで一つ上の兄であるグライから執拗に嫌がらせを受けるも、セイカはスルー。しかも父兄を前に魔力ではなく陰陽術でことを熟し、周囲を驚かす。メイドのイーファも精霊が使えることから仲良くなった二人。ある日魔物が屋敷に向かって襲い掛かる。成す術ない兄たちに対し、セイカは陰陽術を使い、あっという間に魔物を祓ってしまうのだった―――という第1話でした。
陰陽師、めっちゃ強ぇええ!Σ( ̄口 ̄|||) というか、ついこちらも勘違いしてしまうのですが、陰陽師と魔術の類は全く違う物なんですね。どっちも五行の属性の力を借りることに変わりはない気がするのですが、魔力は元々身の内に備わっているもので、陰陽道は精霊や万物の力を借りて行う、つまり流れを作る感じなので、魔力がなくっても使えるんだ、と初めて学びました!(笑)ともかく転生ものは前世の記憶を持って生まれ変わるのはお約束なのですが、前世で祓った魔物を呼び出して使うあたりは流石になろう系。新たな展開です。これもまた学園ものになっていくんでしょうね。これもお約束ですが、また新しい展開を期待したいところです。
『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
主人公のミツハは大学受験に失敗。それは両親と兄を事故で一気に亡くしてしまったからだった。気分を一新しようと友人と共に旅行に出かけた先で崖から転落。その際謎の光を掴んだとたん、異世界に飛ばされる。彷徨っているところをコレットという少女に救われるが、異世界の言葉がわからない。だが親切にしてくれるコレット一家に恩義を感じ、コレットと共に山菜を詰みに行ったところ、狼の群れに襲われる。身を挺してコレットを護ろうとした瞬間、今度は現代に戻ってくる。どうやら自由に異世界とリアルを行き来できる能力を身に着けたミツハは、兄の嘗ての言いつけ通り、現代から武器のなるものを持って帰り、コレットを助けるのだった。そして謎の光の下だった生命体から異世界の言語を習得したミツハは、異世界で生きるもよし、現代で生きるもよしの身体に。だがどちらでの生活ができなくなっても、老後安定に暮らすためには金貨8万枚が必要であることがわかり、それを稼ぐことを決心する―――という第1話でした。
異世界転生は今期もごまんと出てきましたが、行ったり来たりができるのは初めてみました(笑)しかもいいところで今は亡きヲタクっぽい兄ちゃんの助言の数々が(笑)ヲタクの知識も侮るもんじゃないね!✨ちゃんと有効活用する妹も凄い(笑)転生チートものが溢れる中、ヲタ兄ちゃんの助言がチート武器って言うのは初めてで、楽しかったです!この勢いで2話以降もチートヲタ助言を聞きたいですわw
『魔道祖師 完結編』:中国の人気アニメ、第3期目の完結編がスタートしました。
地中から剥き出る鬼腕の後を追って、蜀の東にやってきた魏無羨と藍忘機の二人は、金凌や藍思追らしき少年たちが「義城」へ行ったとの情報を得て訪れる。しかしそこは濃い霧に覆われ不気味なほど静かな町だった。実はこの土地は昔、この地にいた世家である常氏一門が薛洋によって皆殺しにされるという凄惨な事件が起きていた。その怨霊が残ったこの地で、過去を見た魏無羨と藍忘機は襲い掛かる怨霊を倒しにかかる―――という第1話でした。
美形の二人が活躍するこのシリーズは人気高いですよね。BLなんでしょうけれど、アニメではほぼそういう描写話にストレートにストーリーの主軸を追ってくれています。最終的に魏無羨はこのまま生きられるのかな?死んでも呪詛で蘇っていますけれど、解決したら安心して消え入りそうな予感がプンプンします。ともかく己が不遇を見せない彼が、同この先の運命を握っていくか、追ってみたいと思います。
上京してきた方言丸出しの十 龍之介。八乙女プロダクションの御曹司であり、負けず嫌いの八乙女 楽。そして天才アイドルの九条天。最初はまとまらず、しかも天をセンターと認めない楽と天とのバトルに何とか一番年上としてまとめようとする龍之介。クラブで共に踊り、互いの実力を認め合ったところで、初めて絆が生まれ、TREGGERの物語が始まりました。
ゲームプレイしていないので、各々のキャラの性格とか設定とか、注視していなかったせいか、龍之介君のなまりが新鮮でしたw でもライバルが仲間って一番相乗効果発揮するんですよね。一対一だと対立したら終わりですが、三人だと△でバランスが見事に取れると。でも一番の要素はやっぱり性格が合わないようで合ったことかな。本編では今一番大変なTREGGERですが、またステージに立つまで、こちらのストーリーを追いかけようと思います。
『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』:RPGゲーム原案のアニメ化作品です。
謎の魔獣が人々の生活を脅かす世界―――ゼムリア大陸最大規模の猟兵集団「北の猟兵」はノーザンブリア自治州・州都ハリアスクに向かう物資運搬の護衛にあたっていた。途中、魔獣に襲われた村に立ち寄った部隊はサスカッチの急襲を受ける。そんな中、制止を聞かずにひとり立ち向かっていく小柄で無口な猟兵:ラヴィがいた。彼女の活躍により、取り残された村人は救出され、更にラヴィはサスカッチに単独で止めを刺す。大いに活躍したラヴィだが、軍機違反で始末書ものに。街では疲弊しきった国に何もしない政府に憤っている国民を見たラヴィ。救出した村人から、この国の英雄二人の話を聞く。そこにハリアスクでは急進派の幹部・ローガンが偵察任務から帰還していた。共和国は帝国の英雄からの攻撃で敗北。ローガンはこの国に革命を起こすと宣言。そしてラヴィの事も何故かよく知っていた。この国の窮地を救いながら逃げていった過去の英雄の孫だということに―――という第1話でした。
RPGゲームだけに戦闘と物語の双方を楽しめそうです。新人ながら力と秘密を秘めている主人公ラヴィ。冒頭で祖父のことを想い悲しんでいるシーンがありましたが、救国を捨てたという祖父の汚名と彼女の涙の意味の真実が気になります。最後まで見届けると物語の真意がわかりそうなので、最後まで見てみようと思います。
『神達に拾われた男2』:なろう系小説原作アニメ化の2期目です。
以前と変わらずスライム研究に没頭しながらリョウマが営むクリーニング店「バンブーフォレスト」は今日も朝から大盛況。開店準備を終えたリョウマとカルラが執務室で今後の経営方針について話をしていると、店内から何やら大きな声が…。急いで2人が駆けつけると街のゴロツキたちが洗濯物にあらぬクレームをつけていたようで、暴れだした彼らをすでに用心棒のリーリンが取り押さえていた。これを機に店の防犯対策を見直そうと、リョウマはスライムの力を借りてまずは防犯ガラスを作ることに。その時新しいスライムを発見。実はある薬品でそれを吸収すると変化することを発見したリョーマ。新たな開発をしたことで出資の申し出があり、リョーマは「バンブーフォレスト」の二号店の出店に乗り出すのだった―――という第1話でした。
前世でずっとブラック企業で耐え抜いてきた竹森さん。その真っ正直な生き方に感動した神様たちがチート能力を与えてくれたのですが、それに驕ることなくじっくりと地道に足元を固めて生活していく姿は、ホント見習わなきゃ(ノД`)・゜・。でもこれは本当にリョーマ君の人徳なんですよね。いいことをしているから、自然といいことになって帰ってくるという。一足飛びのチート系と違って、実直なのは凄く共感できるし受け入れやすいです。今回も心を洗濯してもらいます(T人T*)
『便利屋斎藤さん、異世界に行く』:漫画原作のアニメ化作品です。単発のエピソードが一回で数話の構成です。職業「便利屋」の斎藤さんは、ある日、異世界に転生する。そこで出会ったのは、強く美しいツンデレ戦士。ラエルザ。呪文を忘れる最強魔法使い。で、エロじじいのモーロック。姿はかわいいが守銭奴の妖精。ラファンパン。斎藤さんは個性的すぎる仲間たちとダンジョン攻略に挑む。斎藤さんは便利屋の技能を生かし、鍵開けのノウハウで、宝箱を開けたり、カバン修理のスキルで、仲間の防具を直したり。一見地味だけど、それが仲間の役に立つことで感謝され、地味で普通の人間の斎藤さんは前向きに異世界で仕事に邁進するのだった―――というストーリです。
自分自身が気づいていない、当たり前のようにやっていることが脚光を浴びて、一躍ヒーローになることがまれにありますが、それに気づかない斎藤さん。でもちやほやされるより「ありあとう!」の一言の方が、全然心に染み入るんですよね・・・わかります✨ストーリー的にはギャグとほのぼので、構成メンバーさえ分かっていれば、見逃してもついていけます。日曜の深夜にほのぼのしてから月曜の仕事に取り掛かるには、いいアニメです(笑)
『虚構推理 Season2』:小説原作のアニメ化作品。2期目です。
足と目を与えたことで、怪異たちの「知恵の神」になった主人公の琴子。そして彼女に迫られる人魚の肉を食べ不老不死になった九郎は、ある日とあるマンションの地縛霊から「謎の怪異」の相談を受ける。夜な夜なマンションの空き部屋から怪音が聞こえ、そこには四本腕の人非ざる姿の人形が落ちているという。正体を突き止めるため、九郎と一緒に調査へ向かうことにする琴子。怪異たちには「マンションの管理人が、認められていないペットを飼っており、それが空き部屋で音を立てていた」と伝え、一件落着・・・と思いきや、本当はその人形が四股を踏んでいた音だった。この人形は怪異から人間を護るためのお守りのようだったが、前の住人が引っ越しの際に落として行ったもの。しかも怪異に対し攻撃を仕掛けてくるため、琴子はあえて彼らに嘘をつき、九郎が不老不死と予知の力で怪異の原因である人形と戦い勝利。琴子はその念を祓うのだった―――という第1話でした。
このシリーズは人間の事件の推理、というより怪異たちが起こす事件を推理し解決する、というものなので、いわゆる推理ドラマとはちょっと一線を成しています。でも極力矛盾はない(怪異ならではの力なので現実的ではない)のでストーリーはすいすい見ることができますね。相変わらず九郎先輩は琴子ちゃんに勝てないのか・・・w 困った宮野さんの演技が見られる貴重な作品(笑)です。
『もういっぽん!』:漫画原作のアニメ化作品です。
青葉中柔道部の中学3年の園田未知と滝川早苗は中学最後の試合に臨んでいた。3人で2勝で勝ち抜けなのだが、二人きりでの戦いは0勝二敗。これでもう柔道をやめようと決めた未知は「スパっと一本勝ちで終わりにする!」と宣言する。しかし、結果は真逆で相手の絞め技で一本を取られ、更に失神してしまう。しかしこれで柔道を辞めようと考えている彼女の背中を追うのは、先ほど未知に勝利した氷浦永遠。しかし、剣道部の南雲安奈が未知たちを連れ出したことで声をかけられずのまま。その9カ月後、青葉西高校には無事に合格した未知と早苗だったが、未知は柔道部には入る気はなく、むしろ柔道部は部員がなく廃部になるところだった。道場には安奈が既に剣道部に入部希望を出し、未知を誘うのだったが、そこに現れたのは永遠。柔道部を復活させ、未知と柔道をしたいと希望する彼女に未知は戸惑うが、未知の本心を知っている早苗は未知を誘い、一緒に柔道部を復活させようと決心する―――という第1話でした。
久しぶりの柔道アニメですね!『YAWARA!』を思い出しますが、柔ちゃんは元々が天才的だったのに対し、こちらの未知ちゃんたちは柔道は習っていたものの、そこまで才能はなかった模様。なので努力と根性と、何より「好き!」という勢いで柔道に挑む模様です。むしろ最近のチート系主人公より、こうした努力型タイプの主人公が全然少ないので、むしろ新鮮で貴重。彼女らの青春をぜひ追いかけてみようと思います。