新学期で仕事が滅茶苦茶忙しいところに、父の介護の手がまた新たに必要になって、ケアマネさんとか自宅のバリアフリーとか、とにかく連絡とらなきゃならず、忙しいかもしたです💦
段差2㎜くらいでももう足があげられないので、こうなるともうプロの手を借りるしかないです💧
しかも病院でもらった鎮痛剤が全く効かず、「痛い痛い」を繰り返していたので、「いっそのこと」と市販の別の鎮痛剤を服薬させたらあら不思議✨ スコーンと痛みが無くなったらしく、全力で爆睡してますよ^^; 痛みが酷いと眠れないし食欲も出ないし。当然気分もネガティブになってしまう。特に父親というものはプライドが高いので「こんなこともできなくなって、情けない(ノД`)・゜・。」と弱音が出てしまう。亡くなったじーちゃんも、「人の世話になるなんて、情けない;つД`)」ずっと言ってましたもんね。 でももう動かなくなっていくのは自然の摂理なんですよ。だから我が家の合言葉は「老いを自覚しろ!ピコたん(※我が家のインコ。13歳のバーさん)を見習え!」です。うちのババ様ことピコたんは、若きときはブランコと止まり木の間を飛んで行ったり来たりしていたんですが、年を取ったら自然とくちばしを使って「よっこいしょ」とゆっくり移動していたんですよ。ご飯もゆっくり食べるようになったし。誰が教えずとも、ちゃんと安全を図って行動してましたから。なので「ピコを見習え!」というと、我が両親は案外気持ちを立て直してます。ありがとう、ババ様✨(ー人ー)
まぁストレス爆上がりのかもしたですが、とりあえず深夜、みんなが寝静まったのを確認して、ストレス解消のアニメを見てます。
でもめっちゃ時間がないので、新番組も作業しながら流し見状態です💦
『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』:ラノベ原作のアニメ化。リニューアルの今期で3期目でした。前回、キムラック教会で自分自身で剣を受け、そのまま行方知れずとなったアザリー。彼女を探すためにオーフェン達の旅はまた始まった。途中で温泉街を巡るトラブルに巻き込まれながら、一行がたどり着いたのはナッシュウォータという街。そこで宿を探すクリーオウたちが剣客の男たちに襲われそうになる。剣士たちのリーダーの男エドに追いつめられるが、全身緑色のタイツ姿の男ライアンが割って入り、窮地を脱する。彼曰く、自分たちの剣術道場とエドの剣術道場は抗争中で、その争いに巻き込まれたということだった。そしてクリーオウはライアンの案内で、道場主の少女ロッテーシャと出会う。その頃、エドの道場に現れたレッド・ドラゴン種族の暗殺者:ヘルパートは、ロッテーシャの道場が襲われるとオーフェンに告げて去る。その頃、ロッテーシャの道場にエドが訪れ、ロッテーシャと対峙。クリーオウの前ではライアンが本性を現して、魔剣「フリークダイヤモンド」を奪おうとする。実はエドの正体は、オーフェンの「牙の塔」時代の兄弟子コルゴンだと分かり、ロッテーシャと共にエドを追うことに。道中で女旅人ウィノナを加えて、一行は大都市アーバンラマに到着する。その夜、ロッテーシャはクリーオウの剣を持ち出して姿を消す。ロッテーシャはエドと倒すため、一人戦おうとしていた。オーフェンたちはロッテーシャを止めるため、街を奔走する。一方宿に戻ったクリーオウとマジクは、ライアンとヘルパートの襲撃を受ける。ライアンはクリーオウを捕らえ、ヘルパートは魔剣「フリークダイヤモンド」の力を発動してマジクを圧倒する。一方、オーフェンは夜の街でロッテーシャを発見して後を追うが、それは罠だった。ロッテーシャはオーフェンを人気のない場所に誘い込むと、不意を突いて襲いかかる。クリーオウに惹かれるライアンは、緑色のタイツこと、身に纏った天人種族の遺産「スネークグリーン」により彼女の意識を盗み見るが、レキの攻撃を受けて逃走。エドは敵の本拠地を突き止めるべくライアンを追跡。倒れたマジクは謎の男が連れ去る。ようやく宿に戻ったオーフェンを待っていたヘルパートは、アーバンラマの街が滅びると宣言して去る。その場には意識を閉ざしたままのクリーオウが残されて。倒れたオーフェンはウィノナに助けられ療養していた。ウィノナはエドと同じく≪最接近領≫の領主の命令で動いていて、事態が解決したら領主に会ってほしいと話す。だが今は眠ったままのクリーオウを助ける方が先。外では巨大なディープ・ドラゴンが出現し、アーバンラマの街に異変が起きていた。
その頃、レティシャはオーフェンに会うため、蒸気船でアーバンラマに向かっていた。アーバンラマの街に出現した巨大なディープドラゴンはレキで、クリーオウが眠ったままなのもレキのせいなのだとウィノナはオーフェンに語る。そこに襲撃してくるヘルパート、それはライアンが目的を果たすまで手出しをさせないためだった。
ライアンはレキと戦うため、スネークグリーンから木を生やして森と化す。森は街を飲み込みながらレキへと迫る。ヘルパートは語る。「ドッペル・イクス」は天人種族の遺産の回収だけでなく、聖域外にいるディープドラゴンであるレキの回収が一番の目的なのだと。オーフェンはヘルパートとの死闘をからくも制するが重傷を負う。そこにウィノナの仲間の白魔術士ダミアンが現れ、オーフェンを癒す。ダミアンはオーフェンに、クリーオウを助けることのリスクを告げるが。ライアンはレキを殺すべく、街中に樹海を広げてゆく。対するレキの中には、実はクリーオウの精神があったが、聖域の同胞ゆえにレキはライアンと敵対できず、だからクリーオウはレキの体と魔術の力を借りて自分が戦うことにしたのだ。レキの力によってライアンの力の秘密やその苦しみを知ったクリーオウは、彼を助けたいと考えるが、伸ばした枝を燃やし尽くすとライアンの身体も枯れ木の様に萎れてなくなった。「彼女に絶望を教えたかった」と最後に漏らしたライアンは、本当にクリーオウに絶望を刻み込んだ。その頃エドは謎の男によって攻撃を受け、意識を失うのだった―――というストーリーでした。
今回は物語の核心というより、天神種族の遺産やディープドラゴンなど、この世界の創世に関わる存在のお話がメインでした。どちらかというと間接的な部分でしたがクリーオウの成長につながるお話でしたね。マジクは結局眠ったままでしたが(ノД`)・゜・。 ただオーフェンも知ったと思いますけど、魔術では計り知れない譲れない強い精神力というものが彼女にはあります。多分それはアザリーにも言えること。まだ世界の真実とアザリーの目的にはたどり着けませんが、もう次のステージが始まるので、来週から続けてみようと思います!
そして新番組―――
『アイドルマスター シンデレラガールズU149』:おなじみアイドル育成ゲームのアニメ化です。
主人公の橘ありすは小学生。ありすという名前が子供っぽくて好きじゃないというお年頃。そんな彼女は両親が仕事で忙しく、あまり構ってもらえないこともあり、芸能プロダクションの養成所に所属していた。その事務所である大手芸能事務所では、新たに立ち上げるアイドルプロジェクトについての重役会議が行われていた。そこで決まったのは、プロジェクトのために作られた『第3芸能課』をある新人にプロデュースさせること。というのも小学生年齢の女子を相手にするのが厄介なため、入社3年目の男性社員にプロジェクトを押し付けることに。しかし彼は大任を受けたことを喜び、かくして新人プロデューサーとなった彼が第3芸能課に向かうと、小学生ばかりの9人の少女たち。しかも彼女たちは有名プロデューサーが付くと思っていたため、双方で想定違いに一時引いてしまう。更にプロデューサーの経験の浅さを不安に思うありすが認めようとしなかったが、熱心にアイドルへの夢を語る彼に、ようやく彼をプロデューサーとして認めるありすだった―――という第1話でした。
久々のアイマス新作は、なんと小学生ですか!最近アイドルの低年齢化が進んでいますが、アニメでもリアルを追求し始めたようです。ただどうにもこの企画が無理を押し通しての企画っぽく、誰もやりたがらない為に事情を知らない若い人材に押し付けた感じがあるので、この先のプロデューサーくんと、アイドルの卵たちでドーンと見返してやって欲しいですね!
『この素晴らしい世界に爆焔を!』:おなじみラノベ「このすば!」のスピンオフ。めぐみん主人公の物語です。人里離れた紅魔の里。幼き日のめぐみんはそこで家族と貧乏暮らしをしていた。そこにある日謎の魔法使いが現れる。敵に対し爆裂魔法を繰り出したその魔法に見とれためぐみんは、成長し魔法学園のレッドプリズンに入学した。そこでは魔法を使う、というより「どうやったらかっこよく魔術を使って見せるか」という方が重視されたもの。むろんめぐみんの目標は「どうやったらかっこよく爆裂魔法を使えるか」ということ。他の生徒へのさりげない心配りと共に、めぐみんは爆裂魔法を極める為に(少々ズレた方向へ)励むのだった―――という第1話でした。
このすば!のスピンオフですので、ノリはあのままだと思っていましたが、想像通りでした(笑)主役はめぐみん。ひたすら「エクスプロージョン!」しか使わない魔法少女でしたが、アレしか使えないんじゃなく、こだわりがあって使っていたようですね。この作品見るまで気づかんかったよw とりあえずギャグメインの笑える貴重な作品ですので、週の真ん中疲れをそれこそ爆裂魔法で吹き飛ばしてもらおうと思います( ̄▽ ̄)
『神無き世界のカミサマ活動』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公は卜部征人という青年。全知全能と言われる謎の神様「ミタマ」を崇拝する教団の教祖の息子として生まれた彼は、団体の次期教祖となるため、首に勾玉を付け樽に詰められ海へ落される儀式に無理やり実施されてしまった。走馬灯が通り過ぎた後、目を覚ますと征人は見知らぬ異世界にいた。一見中世時代のヨーロッパの片田舎風の景色に、征人は「よくある異世界に来た設定!」と喜び、助けてくれた少女:アルラルに「ギルド」や「勇者」「冒険者」の話を聞くも、全く知らない様子。村に迎えられ若者にダガ―ナイフをもらうと「初期装備!」と思ったら、普通にブドウの収穫。つまり全く異世界設定が通じないどころか、「死んだものを悼む」という概念さえなかった。だが人のいい村人たちと仲良くなり、農業生活にもすっかり馴染んでいく征人。しかしその世界には、一定の年齢に達すると皇国から自殺を強制される「終生」と呼ばれる制度があり、征人と仲良くなった友人たちも、その制度の対象となってしまう。アルラルの姉も縛り首になってしまい、アルラルが首を刎ねられそうなところを征人が助けに入るが、逆に切られてしまう。瀕死の征人が「何で祈らされたのか分からないミタマ様がこんな時くらい助けてくれてもいいだろう」と思った瞬間、首に下げていた勾玉が光りだし、一人の少女が現れる。その彼女こそが「ミタマ」様で、征人が呼び出してくれたことを大いに喜ぶのだった―――という第1話でした。
最初はギャグ系なのかな、と思って見ていたら「終生」のところで一気にダークな展開に!(゚Д゚;) 「もしかしたらここで、ようやく異世界勇者ルートに入るのか?と思っていたら、主人公、見事に切られて瀕死ですし、まさかのダークストーリー化と覚悟したら、ミタマ様のお陰で一気に脱力しました^^; これでお姉ちゃんたちの命も元通りならダーク脱出ですが、流石にそこまで上手くはいかないかな。でもこれで物語の主軸、「こんな終生なんて制度を作ったこの国の王を倒す!」ができたと思います。原作のどこまで製作されるのか、ラストをどう持って行くのか分かりませんが、出来たらすっきりした結末を見られることを期待したいと思います。
『魔法使いの嫁 SEASON2』:漫画原作のアニメ化作品。6年ぶりの二期目です。
スレイ・ベガという特殊魔法を持つ主人公:チセに元に、ある日アドルフがやってくる。それは魔術学院から聴講生として入学許可の手紙が届いた。曰く「スレイベガの力をそのままにしておくと、寿命が短くなってしまうチセのその力を研究させてもらいつつ、チセも魔術を学べる」というもの。以前学校で「不気味な子」と避けられた過去を思い出し、学園生活への抵抗感を覚えるチセ。そしてエリアスも行くことを勧めなかったが、これからもこの世界で生きていくためにと、チセは入学を決意する。エリアスは学校の教員として、ルツはチセの陰に潜みながらチセを見守ることに。そして寮に案内されたチセはルームメイトのルーシーと出会うのだったが、距離感が掴めないチセは戸惑うばかりだった―――という第1話でした。
SEASON1の時も見ていましたが、エリアスとはスレイベガの力故の関係性(奴隷としいて自分を売っていたのを買ったので)で、嫁と言ってもエリアスの心の内、本音があまりつかめないままでした。愛情でもなく、利害関係の一致みたいな部分が大きかった気がします。でも居場所のなかったチセにとっては、それでも必要としてくれる人(人外ですが)がいるだけでも救いだったのが1期目。今度は学院に入学することになりましたが、エリアスと違って相手は人間、しかも自分と同い年くらい。あれだけ傷ついたチセでしたから、魔法以上に人間関係で力を使いそう💦 でもエアリスという支えができたことで、一歩踏み出せた彼女の成長が更にどこまで伸びるか見てみようと思います。
『Dr.STONE』:ジャンプ連載の人気漫画、3期目のアニメ化です。
コールドスリープした司を救うこと。更に石化した人間たちの風化も進む中で、石化の謎と共に早く人類を救い出すため、世界の裏側まで真実を追い求めることを決めた千空。航海に必要な神腕船長の龍水を仲間に迎え、気球でお宝探索へと乗り出した。まずは船の燃料となる石油を探しつつ、目印になる杉林を発見。さらに空からの情報で科学王国周辺の地図を作っていくメンバーたち。そんな中、村人の食糧問題に直面した千空は、大樹たちと共にある事を始める。地球の裏側に行くためにも必要な保存食=乾パンを作るため、小麦の栽培を始める。大樹は貝殻を使って見事に地質を改善し、小麦の育成に成功。しかし肝心のパン作りは真っ黒こげの失敗作。先ずはパン作りのできる料理人を石化から戻すことを考えた―――という第1話でした。
いや~相変わらず面白すぎる科学フューチャーアニメ!理系離れの著しい昨今(哀)、この作品で物理化学系が好きになった人もいるんじゃないかと思います。千空の知識の幅もめっちゃ広くて凄いんですが、この作品を見ると「学校の成績」で人生は豊かになるんじゃなく、あくまでそれはきっかけで、「その学習をどう利用できるか」で豊かになるんだな~とこの歳でつくづく感じています。この作品と「鉄腕DASH」はホントいい素材ですよ。経験と技術が次々に活かされているんですもん。面白くない勉強知識を詰め込まれただけじゃ、やっぱり身につきませんね。実践の場があって初めて知識として定着する、そんな感じです。是非とも最後まで今期も見続けますぜ!『私の百合はお仕事です!』:漫画原作のアニメ化作品です。
可愛い見た目と振りまく愛らしさで学園で人気者の白木陽芽。しかしそれは外面で、誰からでもよく見られようと自分を作り上げ、演じ切っていた。だがある日、下校途中に少女とぶつかり相手が転倒。最初は相手が下手に出ていたため、奥ゆかしく自分が悪かったと演じて見せたところ、今度はその少女の友人が絡んできた上に、先ほどの発言の声質を取られてしまい、因縁をつけられてしまう。怪我した少女:小柴 舞は実は「リーベ女学園」というコンセプトカフェの店長だった。怪我をして働けない自分の代わりに無理やり陽芽をスタッフにしてしまう。そこは店員が女学園の生徒に扮し、客に給仕を行うサロンだった。スタッフにはギャルの知花 純加ともう一人、矢野 美月という、大人しく優しそうな女性がいた。最初は店の雰囲気についていけなかった陽芽だったが、持ち前の外面の良さを利用しカフェのコンセプトに参加する。お客から「新人さん」と呼ばれたことで「新入生」の設定を活かし、先輩である美月を何気なく「お姉さま」と呼んだところ、美月からとてつもなく嫌悪される。店長から『乙女の心臓』という作品の姉妹の契りであるシュヴェスターで、美月と姉妹の契りを結ぶ設定を提案された。嫌がる美月だったが、カフェの運営中どんどん距離を詰める陽芽に、客から期待が高まってしまい、仕方なくシュヴェスターを結ぶこととなってしまった二人。だが陽芽の耳元で美月は「大嫌い」と囁くのだった―――という第1話でした。
いわゆる「あざとい系」の主人公の陽芽ちゃん。最初はこの彼女のつけた仮面が剥がれていく=成長が見られるのがテーマなのかな、と思っていたのですが、どうにも風向きが違うようで。主軸は美月と陽芽の関係性によるようですね。「お姉さま」と呼ばれることを異様なまでに嫌がる美月、更に「お姉さま」発言だけでなく、どうにも陽芽そのものを嫌っている節がある感じがします。あざとい外面が気に入らないのか、それともまた別の理由があるのか分かりませんが、美月の隠された心情が気になります。是非ともこの二人の続きを見守ろうと思います。『Opus.COLORs』:オリジナルアニメです。
鑑賞者の感覚にダイレクトに影響を与える没入型デジタル絵画『パーセプションアート』が存在する世界。アーティストを育成する永茜高校パーセプションアート学科に入学した主人公の1年生:月見里和哉。彼はパーセプションアートの生みの親にして著名な『アーティスト』でもあった月見里夫妻の息子だが、両親は10年前にある事件で死亡していた。そんな彼は学校で疎遠になってしまった幼馴染の多岐瀬響と再会する。響との再会に喜ぶ和哉だったが響の方は彼を冷たく避けてしまう。実は響は10年前の事件にかかわりがあり、それが原因で和哉と距離を置いていたのだった。更にこの学校のアーティスト科とグレーダー科は元々仲が悪く、それもあって二人の距離は遠いままになっていた。一方、学校を運営するジェネラルズは、ステアケーサーコンクールに向けた『ペア決め』を行っていた。6チームが選抜された中、和哉と響がペアとして発表された―――という第1話でした。
以前もアイドル学園内でグループ組みながら、文化祭で優勝目指す作品があった気がしましたが、多分同じ制作会社かと。ただ今回は10年前の事件が絡んで疎遠にしているという、とっても気になる伏線が待っているので、これは多分着地点は見えているんですが(和解して、主人公ペアが優勝✨)、その過程が気になります。どんなアーティスティックな作品が見れるかも期待です!
『異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
主人公の天上優夜は低い身長や容姿のこともあっていじめを受け続けてきていた。更に虐めは家庭内にまで及び、両親は彼を避け、美形で優秀な弟と妹は優夜を馬鹿に仕切っていた。唯一愛情をかけてくれた祖父は、優夜に全ての遺産を残して亡くなる。遺言で遺産をもらえないと知った家族たちは優夜を捨てて家を出た。一人きりでアルバイトと学校を掛け持ちしながらも、どこでも居場所がなくなり、自棄になった優夜は家の鏡を割って壁にも当たったところ隠し扉になっており、地下へと続いていた。そこには祖父が世界各地で集めてきたという不思議なものが収集されており、その一つに触れると、優夜は異世界に移動した。そこには数々の武具があり、触るだけで優夜のステータスが上っていき、更に襲い掛かってきた魔物に武器を投げたところ一発で倒してしまう。更に世界のものを食べたり触れたりするだけでステータスが上り、休み期間中を異世界で過ごしているうちに、体形も容姿も別人のように美形に変わっていた。だが本人は鏡を割ってしまったために気づかず、そのまま新学期に登校すると周囲から騒がれる立場に。初めて自分の変わり果てた姿を見て驚くとともに、弟妹にも詰め寄られていると、目の前に黒塗りの高級車が止まる。それはかつて優夜が必死に不良から庇った少女だった―――という第1話でした。
もう異世界ものばっかりでお腹いっぱいな今期ですが、滅茶苦茶悲惨な成長過程でしたので、ここまでくると主人公を普通に応援したくなってきます。チートのものってその力によって調子に乗る、というのが好きではないのですが、この主人公は自分が散々傷ついてきているので、ちゃんと人として守る限度はやってくれそうな気がします。そういう主人公の方が感情移入しやすいので、苦労が報われつつ、かつ今まで以上に主人公が生き生きとした生活を送れるストーリー展開を期待してしまいます。
『勇者が死んだ!』:漫画原作のアニメ化作品です。
3年前、勇者シオン・ブレダインが聖剣の力により地獄の門を封印したことで、人と悪魔との闘いが終結した。しかし時は経ち、再び地獄の門が開いてしまい、世界各地に悪魔が現れ人々を襲撃するようになった。地獄の門が開いてから3か月後、主人公のチェザ村の農夫:トウカ・スコットは自分が掘っていた落とし穴によりシオンを死なせてしまい、村人と共に勇者を埋めて証拠隠滅を図るも、屍術士のアンリ・ヘイワーズによってシオンの死体に精神を移されてしまう。そして、死にたくなければシオンに代わって世界を救うよう脅迫され、幼馴染のユナ・ユニスと共に地獄の門を封印するために旅立った。旅先では勇者の見た目を利用し、宿や武器などを手にしようとするが、死体のために臭気や実戦の弱さに偽物と言われ、処刑されかけたところを元勇者パーティーの一人:カイル・オズメントが窮地を救う。とりあえず助かったものの、肉体は腐敗し続け魔力も元々のトウカの魔力Lv1しかないため維持できない。そこでカイルが「自分が勇者の代わりをやる」と提案する―――という第1話でした。
とってもギャグでしたw てか屍に精神移されて、それでも勇者の高名に縋りつく、清々しいまでの外道っぷりの主人公がいっそ潔いです(笑) というか、主人公以上に周囲のキャラもクセが強いので、このすば!並みに賑やかな作品かと思います。深夜にあまり考えずに笑えるだけの作品があると、力が抜けていい睡眠が取れそうですw