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うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

R&J 第3話

2016年10月15日 20時20分05秒 | ノベルズ
(―――「アスラン、どうしよう…相手役の男子とキスしなきゃいけなくなって…」)
心細そうに、瞳を潤ませてアスランを見上げるカガリ。
(―――「…アスラン…助けて…」)
アスランの脳裏は、切なげに懇願する彼女の姿で溢れかえっていた。(注意:実際の本人は何も考えず、ジュースを黙々と飲んでいます。)

―――「だったらやるしかないじゃないか!!」――

「…やる…」
「え!今言ったね?「やる」って言ったよね!はい、ちゃんと録音しましたー!!」
マユラがどこに隠し持っていたのかスマートフォンを高く掲げて見せると、演劇部三人娘の歓声とハイタッチが6畳の部室に響き渡った。
アスランはしばらくぽかんと口を開けたままだった。
やられた…策士であっても、人間関係や心の機微を体験してこなければ、頭脳も全くの愚具である。上手く立ち回るどころか見事に3人娘に乗せられてしまった。今更ながら他者との交わりを最低限に抑えてきたことに後悔が過った。
「で、今年の演目は何なんだ?」
カガリが気を取り直して問えば、今まで背中を向けていたジュリが台本を二冊、アスランとカガリの前に置いた。
「『ロミオとジュリエット』? へ~大作だな。」
カガリが感心したように、台本をパラパラとめくる。確かに今までは童話が中心だった演目が、いきなり演劇の最高峰を行うとは。しかも正規部員じゃない二人に演じさせるという。
アスランは自分以外の誰かがカガリに触れる上に彼女とハッピーエンドになるなんて、演技であっても抵抗感があり「やる」と言った手前断れないが、この題目では悲劇だ。家柄は敵同士、しかも互いにすれ違った結果、二人とも死を選ぶという悲しい結末を迎えるストーリー。「シェークスピアの4大悲劇」。これではカガリとは結ばれないのだから、演劇部3人娘に一杯食わされてしまった気がする。
すると―――


・・・続きはこちらから。



―――今回は「ニクイあんちきしょう、その1」登場!


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秋の新番組①

2016年10月14日 19時33分34秒 | アニメ
今日は久々に残業。といっても僅かだけでしたが1時間の延長は週末だからこそやれる。これが週初めとか半ばだったら絶対やる気しない。後半の気力が持たないから。と言いつつも、明後日は推薦入試があるため、休日出勤です。振替休日はもらえますが、やっぱり2日間連続の休みがある方がいいですね。どっちか一日家のことに追われても、もう一日で悠々過ごせますから、やっぱり気が楽ですよ。
と、つぶやきはさておき。最後の新番組がありましたので、感想などを。
『舟を編む』:ノイタミナ枠のアニメです。原作はベストセラー小説なので読んだことないですが、結構車内のつり広告とかで見たことあります。あと映画もありましたね。今回はナントアニメでの放送です。
東京都、本屋街で有名な神保町。そこにある玄武書房という出版社では、最近ニーズが減りつつある辞典編集部にて『大渡海』という国語辞典を作成する計画がなされていた。しかしながら編集部長の荒木は妻の病気で介護のために退職することを決意し、その後任として辞典づくりに適した人材を探していた。同じ頃、玄武書房の第一営業部の馬締光也はコミュニケーションをとることが苦手なこともあり、営業活動に苦労していた。そこに居合わせた荒木と同じ辞書編集部の若手:西岡が、馬締の営業を見て業を煮やし助言をする、馬締は西岡の言った言葉を多角的に反芻してその意味を独り語る変わり者だった。一方荒木は相変わらず社内を駆けまわって辞書作りの人材を探し続けていたが全く見つからず、あきらめかけたその時に、西岡から馬締の話を聞く。彼に興味を持った荒木は第一営業部に出向くと、そこには静かに一人コツコツと地味な作業を続ける、まさに辞書制作にピッタリの馬締がいた―――という第一話でした。
出版業界の元ネタの小説や漫画はよくお見受けしますが、概ね漫画編集部とか小説の編集部とかで、作家さんとのギリギリのやり取りを描いたストーリーが主だと思います。しかしながらこちらは辞書という、しかも広○苑みたいな有名なものではなく、これから個性を打ち出そうとする新規の辞典制作の物語です。最近は辞書は買わない人も多いですね。かもしたの学校も重い辞書を持ってくるより、電子辞典持っている人の方が多いです。図書館で見かけることはありますが、借りていくひとは・・・滅多いないでしょうね。禁退室のものもありますし。でも考えてみたら、あれだけの情報網を一体どうやって集めているのか、全くと言っていいほど知りません。マ〇コの知らない世界じゃないですが、きっと『へぇ~』ボタンを押したくなる(これは『トリビア』か)ことがありそうです。
あと、アニメになったことで地味な下町情緒が視覚を通してみられるのがいいですね♪ 今時台所・トイレ共有の木造アパートってなかなか見られませんよ。いつも表通りしか通らない東京の裏側は、まだまだこんな感じのところが残っているんでしょうね。ノスタルジーに浸れそうでなんか好きです(笑) 声優さんも櫻井さんと神谷さん、他豪華な方々が出演されているので、その演技も楽しみです!



・・・


と話は飛んで。
『ハイキュー』3期もはじまり、すごく楽しみに見ているのですが、先日 烏養 繋心コーチ役の田中一成さんが急死されたことがすごくショックでした( ノД`)…まだまだお若いのに…
烏養コーチの声、好きだったのに。凄くイメージピッタリでしたので、ものすごく悲しいです。種運命でも演じられていましたし、最近声優さんの訃報が度々耳に入ってきてとても残念です。
今後はどなたが演じられるのか、田中さんの収録が何話まで終わっているかはわかりませんが、まだまだ『ハイキュー』は元気に続いておりますので、しっかり応援したいと思いつつ、ご冥福をお祈りします。

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R&J 第2話

2016年10月12日 19時02分55秒 | ノベルズ
「俺は反対だ。貴人を輩出して歴史あるこの学院にふさわしいとは思えない。」
努めて冷静に、冷ややかな翡翠が静かに訴えかける。途端、クラス中にざわめきがさざなんだ。
―――あのアスラン・ザラが、意見をしている!
いつもはできうる限り波風立てず、目立たぬよう過ごしているため、一人目立つ発言はしないと見られていたこの男が、初めて反論した。それだけでクラス内に衝撃が走った。
「でも、確かに昔は政財界の子女ばっかりだったけど、今は一般学生も入ってきているし、賑やかに楽しい雰囲気の物を出してもいいんじゃないかな~。」
庶民代表と言わんばかりに、トールがチラッとアスランに反論した。気になるカガリはといえば、話の内容よりむしろアスランが積極的に話し合いに参加していることを喜んでいるらしく、ワクワクと表情が沸き立っている。
(―――今年こそ、君は俺が守る!)

―――続きはこちらから。


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今月末はハロウィン

2016年10月11日 18時37分32秒 | インポート
なんですよね。
ついぞイベント事に疎いため、世間様の動きをみて初めて気がつくという……。かもしたの10月といえば、新番組とアスランの誕生日くらいしか動かない。しかも通勤先とかも都会ではないので、情報も少ないのですが、久しぶりにパン屋に行ったらハロウィンのかぼちゃパイが売っていたので、思わず購入。

ほどほどの甘さで美味しかったです。
ついこの前まで顎関節症でしたが、回復しましたので思いっきり大口開けられました。幸せ
そして無事に胃袋に収納ですw

で、顎は完治したのに、今日は何故か足がパンパンになってます
別に長距離歩いたわけでもないのに、なんでこんなに張っているんだろう(--;)
普段の運動不足がここに来て、見事に露見しているようです。
とりあえず休○時間を貼って寝よう。

あ、明日は携帯サイトのSS更新できそうです。
ペース上げないとザラ誕までに終わらない。サクサク行こう!

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秋の新番組⑤

2016年10月09日 20時45分40秒 | アニメ
昨日UPした新番組感想ですが、間違って書きかけのままのものをそのままUPしていたことに気づかなかったらしく・・・ 文面無茶苦茶なままだったので意味不明だったかもしれませんが、深夜に直しましたv 読みづらくってすいませんです<(__)>
で、今日はスパークがあったんですよね。散々行こうかどうしようか迷っていたんですが、朝のTVで豪雨で電車が一部区間止まっている&徐行運転で遅れが出ていたようで、それを聞いたら結局行くの止めました。今回はそんなに目的の物なかったし、また冬コミでいいかなと。萌えネルギーが少ないといかんですね。秋の新番組で高まるものがあればいいんですが。
ということでサクッとチェック。
『クラシカロイド』:こちらはNHKでオリジナルのアニメ放送です。
ヒロインの音羽歌苗は高校生。彼女の住まいは『音羽館』という祖母が残した大邸宅だったが、祖母の死後差し押さえの対象となっており、取り壊しが決まっていた。そんな音羽館には、餃子の焼き加減にこだわるベートベンと、ひたすら遊びを求めるモーツアルトという謎の人物が住み着いていた。そして館にはもう一人、歌苗の幼馴染の自称:将来のビッグミュージシャンを目指す神楽奏助も勝手に住み込んでいた。立ち退き期限までに何とか出て行ってもらうよう躍起になっていた歌苗だが、彼女の心残りは祖母が愛した自動音楽器での舞踏会を開催することだった。しかしついに取り壊し業者が来訪。家を壊しにかかったその時、ベートーベンの『ムジーク』なる技が炸裂。取り壊し業者やメカまでが舞踏会に参加する夢を見、結局取り壊しは中止。音羽館には相変わらず3人の男性が居つくのだった―――という第一話でした。
サクッと感想を言えば「面白かったです。」 あまりにも有名な音楽家のベートーベンさん&モーツアルトさんが妙に庶民チックなのも笑えますが、なんで楽聖とまで呼ばれるこの人が現代に蘇ったのか。そしてどうにもこの音楽の力で不思議な現象を引き起こす彼らは『クラシカロイド』と呼ばれ、更に他の音楽家のクラシカロイドさん方が登場するようです。史実の伝記とは全く違った音楽の神様たちが織りなすファンタジー。ストーリーもですが、交響曲をロックにしたBGMもまたすごい!布袋さんのギターが炸裂していますよwエレキバリバリの『田園』(ベトさんの交響曲第6番)なんて初めて聞いたわ(笑) クラッシックに明るい方ではありませんが、そっちも楽しみです♪
『ろんぐらいだぁす!』:こちらは漫画原作のアニメ化です。主人公は大学に入ったばかりの、ちょっと運動神経鈍い倉田亜美。友人の新垣葵とともに帰宅途中、学内で折りたたみ自転車に一目ぼれしてしまい、貯金をはたいて速攻購入。愛車はPONTIACという品名から、通称『ポンタ君』と名付け、非常に可愛がった。が、いざ自転車経験者の葵と40kmほどのサイクリングをした途端、ハンガーノック(低栄養状態)になったり体力と健康管理のなさが露呈。困っていたところを同じ道をサイクリング中の二人組の女性に助けられる。
名前も聞かずに別れたが、次の日大学でその二人と再会。何と大学の先輩だった―――という第一話でした。
自転車、と聞くと『弱虫ペダル』が出てきたり、ロード女子と聞けば『ばくおん!』を思い出しますが、こちらはレースでもなく全くのサイクリングです。なのでピリピリしか緊張感はないですね。ゆる~く自転車を楽しむ感じですが、舐めちゃいけないハンガーノックや転倒による怪我なんかもあるので、決してお気楽ではなく事前準備は大事、ということを教えてくれます。・・・そう、まるで「コミケ参加する人の注意事項そのものですよ。」…そう考えると「コミケも耐久レースなんだ」ということをしみじみ感じます(笑) ともかく初めてのサイクリングから上級者向けまでいろんな景色を楽しめそうです。この時期にピッタリですねv
『3月のライオン』:こちらも青年誌連載中の漫画原作のアニメ化。読んだことないので初見です。
主人公は中学生で既にプロ棋士となった高校生の桐山零。両親は既に他界し、天涯孤独になった彼を引き取ったのは父親の親友だったプロ棋士の幸田さん。彼の家で将棋を見ているうちにどんどん吸収し、いつの間にか誰よりも強くなってしまったことで、棋士を目指していた幸田の子供からいじめを受け、高校生になって家を出て一人暮らしを始めた。そんな彼を温かく迎えてくれるのは川本家の三姉妹。距離を置こうとする零を無理やり自分たちのペースに巻き込み、彼が心を安らげる唯一の人たちとなっている。それでも最後まで心を開こうとしない零がある日郵便ポストを覗くと、大事な書類が届いていない。それを取り上げてからかっていたのは二海堂という、同じプロ棋士だった―――という第一話でした。
非常に重いです(--) でも居場所のない彼が決して虚無的なのではなく、幼少期の経験から殻に閉じこもってしまっているだけなんだと思います。その殻を破れるのは、将棋なのかそれとも川本家のみなさんか。将棋のルールとか内容は全然わからないのですが、『ヒカルの碁』みたいに対局とかがメインでストーリーが続く、というよりはこうした人間関係と零のメンタリティーがストーリーの軸になっているようです。どちらにしても深い内容ではありますし、2クール分ありますので、じっくり見守りたいと思います。
『Occultic;Nine』:こちらはラノベ原作のアニメ化。オカルト板まとめブログ「キリキリバサラ」の管理人である主人公の我聞悠太は、サイトでオカルトを科学的に究明する持論を上げているが、殆どアクセスがない事を気にしていた。そんな矢先、人気動画アイドルの相川実優羽が同じ学校にいると聞き、サイトの人気を高めるために彼女をスカウト。実は彼女も占いで我聞に会うことを示唆されたため、メンバーとして参加することを合意する。そんな我聞の元に、紅ノ 亞里亞の運営する「紅の館」なる黒魔術の店があることを知らされ、稜歌と実優羽がそこを訪ねる間、我聞は大学で科学的にオカルトを解明しようとする橋上教授の元を訪れる。しかし一足先に「紅の館」で彼をターゲットとした依頼があり、我聞が訪ねたときに橋上教授は既に殺されていた―――という第一話でした。
登場人物が多いのはなんとなくわかっていましたが、デュラララ!!なみに詰め込まれましたので、一話を見ただけではまだちょっと人物像と内容がつかみきれませんでした・・・。ただ深夜アニメだからなのか、演出は結構グロかった。血のりべったりでしたね。最近こうした描き方を極力避けているアニメが多いので、その分更に残忍性が表現されている気がします。オカルトですが、殺人事件が多発している中、巻き込まれた主人公がどうこの危機を乗り越えていくのか、サスペンス要素も多そうですので、そこを是非昇華していただきたいです。
『うどん県の金色毛鞠』:こちらも漫画原作のアニメ化です。初見。
舞台は通称『うどん県』と呼ばれる香川県。主人公の俵宗太は実家の俵製麺所は旅行のガイドブックにも掲載されるほどのうどん屋だったが、店を継ぐのが嫌で上京。父親が亡くなってから店は廃業し、法要を待って取り壊す予定だった。その準備もあり、宗太が実家に帰省すると、実家の製麺所の使われていない釜の中で子供が眠っていた。言葉をしゃべらず、どこの子供かもわからないが放っておけず、あちこち振り回されているうちにすっかり宗太は子供になつかれる。目を離したすきにお寺の境内に侵入し、住職からは「長寿の人を騙す化けタヌキがいる」と話を聞くが、その時は別段気にしていなかった。だがそんな二人の前に観光客が「なんとしてでも俵製麺所のうどんを食べたい」としつこく迫り、断り切れない宗太を子供が庇った。その瞬間、子どもに耳としっぽが生えているのを見てしまった―――という第一話でした。
あーほのぼのですねー( ̄▽ ̄) ファンタジーなんですが、全然恐ろしさもなく、このタヌキさんが織りなす物語が主人公を変えてくれそうな気がします。なぜ製麺所にいたのかわかりませんが、最後まで相いれなかった様子の俵親子を繋ぐ糸にもなりそうですね。まったりしたいとき、人生に疲れたときに、そっと眺めて癒されたい作品ですv

さて、ここまでくればほぼチェック終了かと思いますが、何しろ量が多いのでどれを見るか選択中です。見きれないやね。あとまだ少し新番組残っているよですが、流石に仕事しながら家のこともやると全部は継続視聴無理
決められるかな~??
とりあえず明日はお仕事ですので、頑張ってきますよ。

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