カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「温かい手」~「希望」

2011年04月08日 | 日々のこと・・・
おはようございます。

昨晩の地震には、本当に驚きました。
直ぐに思い浮かんだのが、仙台のかおる先生です。
先週、やっとレッスンを再開された所です、大丈夫でしょうか?

昨日、京都では福島から避難されてるあつこ先生を囲み
5人の先生達に因り「桜の宴」が行われ、大盛況だったようですが
その楽しさの後のあの地震
あつこ先生は、福島に戻ると決めたのに
又、不安になられてると思います。



私も、昨日は久しぶりのセミナー(バス研)に行った所でした。

昨日の、セミナー・・・
通い慣れた、行き慣れた、巣鴨の会場に入った時・・・
「?」あれ?、何かいつもとちょっと雰囲気が違うな?と思いました。

なんでかな?と思いました。
それは・・・
お顔見知りの先生達が、私の顔を見ると、普段以上の満面の笑みを投げかけて下さったからです。

そうなんです。被災地に楽譜を送ろう「希望」について
メール、その他でお願いした先生達
又、既に、送って下さってた先生達が、そこには何人もいらっしゃって
沢山の笑顔を注いで下さったからなのです。



中でも「K先生」

大・大・大先生です。

K先生のお姿が目に入りましたので、直ぐに先生の所にまいりました。



「今回は、色々とありがとうございました」と申し述べたら

「ブログ拝見させて頂きました、素晴らしい活動だと思いました
個人的に出来るだけのご協力をさせて頂きます」とおっしゃって下さいました。

その間・・・

K先生は、ずっと私の手を握って下さってました。

私が、先生の前に行った時、先ず、その手を差し出して下さり
その後、お話ししてる間、ずっと両手で握っていて下さったのです。

その「手」の温かかった事。柔らかかった事。。。


K先生は、70代後半になられます。
私の母と同じ年です。
今だ、現役で先生をされ、支部の代表もなさり
私達、ピアノ教師の「核」になって下さってる先生です。

穏やかで、大変腰の低い先生です。


K先生の手は
まるで、幼児さんの手のように柔らかったです。
ご高齢の方の手とは、全く思えなかったです。

とても驚きました。

そして、私自身、どなたかに、こんな風に手を包んで貰った事が今まであったかな?
と思いましたが、そのような記憶が全くない事も気づきました。



その時は、なんだか信じられなくてぼーっとしてしまいましたが
あの後、そして今も、思い出すと涙が出て来ます。


K先生の優しいお気持ち、お心づかい・・・
あの「手の温かさ」は一生忘れません。


支援の輪は広がっています。


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夕べの地震。真夜中に避難された方々を思うと
あの後、直ぐ温かい布団の中で寝た事が申し訳ないです。
お気をつけて下さい。

コメント
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