「オール1の落ちこぼれ 教師になる」を読みました。
中学校の通知表は「オール1」。中3の時の学力は、漢字は名前しか書けず、英語の単語は知っているのがBOOKだけ。数学の九九は2の段までしか言えない、落ちこぼれが編み出した「オール1」からの勉強法。いじめ、ひきこもりのどん底からアインシュタインのビデオに触発されて一念発起。中卒で働きながら猛勉強して超難関の国立大学に合格。奇跡の教師になるまでの涙と感動の物語を紹介した話題のベストセラー。
筆者、17歳の時、どん底の生活の中で、納得のいく生き方はどうゆうものなのか考え続け
その思いや考えを書きしるした箇所をご紹介したいと思います。
「もし、一年後に確実に自分が死ぬとしたら、私は何をするだろうか。何をしたいのだろうか。
そしてそれは今している事なのだろうか。今できる事なのだろうか。
また、一年後ではなく三年後、十年後に死ぬとしたらどうなるのだろうか。」
「もしこの世の全てが神によって作られたのだとしたら、その神が私達に平等に与えたものは何だろう。
それは、もしかすると今迄生きて来た時間だけではないだろうか。
生れた時代や国、家柄はなどは生まれながらに決まっており、これに逆らう事は出来ないが、生きている時間だけは平等だ。
だから、何かに時間をかけて努力すれば、未知の可能性が開けるのではないだろうか」
「・・・・・自分が死ぬ時に満足して死ねるような生き方をしたかったら、何か目標を持つ事だ。夢を持つ事だ。」
50代後半になる私が読んでも、いえ、人生の先が見え始めた年代だからこそ
筆者が少年時代に書いた文章に背中を押されるような気持ちになりました。
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