観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オオハクチョウ

2009-12-23 12:38:28 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 10時00分 潮位203cm

今日の干潮時間 15時59分 潮位102cm


今朝、観察館前を200羽以上のヒヨドリの群れが渡っていきました。今年は冬鳥の渡りが遅いと聞きますが、このヒヨドリは今から移動して行くのでしょうか?

今日は9時の開館時間には干潟も消え、午後の干潮時間まで干潟が現れない残念な祭日の日でした。



観察室から導流堤の西側の藤前地区を見てみると、なにやら大きな白い鳥が真ん中に浮かんでいました。

「スワンボート」

Pc229493

横をカワウがすれ違うと、かなり大きさが違います。
オオハクチョウ?と思いましたが観察館から800m以上離れているのでコハクチョウとオオハクチョウの違いまではっきり識別できませんでした。

Pc229501

しばらくすると藤前地区から庄内川河口へ移動してきました。
ただ普段見慣れていないので遠くてはっきりとは識別できません。

満潮時間が終わった頃、対岸まで川を横切って泳いできました。

Pc229521

コハクチョウに比べると嘴の黄色の部分が大きいので、オオハクチョウで間違い無いようです。

県内では木曽川のハクチョウが知られています。庄内川河口にはコハクチョウやオオハクチョウ、マガンが冬季に時々飛来しますが汽水域の河口部で餌が無いのか、しばらくすると飛んでいってしまいます。

今回は少しでも長く居続けて欲しいものです。

今日観察された野鳥 カ ンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガ ガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ハヤブサ、オオタカ、チュウヒ、ミサゴ、ダイゼン、シロチドリ、ハマシギ、イソシギ、 ダイシャクシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、ユリカモメ、ズグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、モズ、メ ジロ、ジョウビタキ、ツグミ、ヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

明日の満潮時間 10時36分 潮位197cm

明日の干潮時間 17時02分 潮位102cm
 

コメント (2)
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