観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

朝の巡回

2015-05-06 11:50:17 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  6時41分 潮位236cm

今日の干潮時間 13時13分 潮位 22cm

月曜日に大潮を迎え、j干潮時間が午後に移ってきました

出勤前に巡回する頃は満潮時間でシギ・チドリは人の来ない岸沿いや離岸堤で休んでいます。

岸沿いにはオオソリハシシギとチュウシャクシギの群れが一緒に休んでいました。真ん中の赤い♂に比べて♀の方が一回り体が大きいことが分かります。

チュウシャクシギは干潟に降りる時にはケンカばかりしていますが、休息の時には寄り添って休んでいます。

群れの横にはソリハシシギです。ソリハシシギが増えてくると春のシギ・チドリの渡りが終盤になります。今日は6羽しか見、大丈夫かな?

他の群れから少し離れた所にはメダイチドリが12羽やすんでいました。メダイチドリの陰に寄り添っているのは赤い夏羽のトウネンです。

シロチドリは頭と側胸に黒班があって、頭部と後頭は橙褐色であることから夏羽♂の個体です。

アオアシシギは秋の渡りに比べ、春は飛来数が少なめですが、きれいなよく通る声で鳴きながら飛ぶ姿を観察出来ます。

干潟に飛来すると、群れになって水辺で魚を追いかけまわします。
↓ 長い嘴を水に突っ込んだまま素早く走っている姿をよく観察出来ます。

トウネンの群れも干潟にやってきました。トウネンは多い年だと1,000羽を超えますが、今年は半分の数までいっていません干潮時間の藤前地区でトウネンが1,000羽を越え1,355羽+をカウント。ハマシギ575羽+

ダイゼンと共に夏羽のオバシギが1羽やってきました。
この時間になると日が高くなり、干潟には陽炎が立ち始め望遠鏡で観察する分は関係ありませんが、写真の撮影には向かなくなってきました。とりあえずオバシギの証拠を無理やり押さえて観察館に戻ります。

※ 明日は臨時開館いたしますが、午前中は遠足利用のため館内は混雑している場合があります。

明日の満潮時間  7時12分 潮位232cm

明日の干潮時間 13時47分 潮位 26cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする