観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

秋の野鳥イベント2日目

2020-09-20 18:03:35 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時43分 潮位267cm

今日の干潮時間13時48分 潮位 59cm

 

今日は秋の野鳥イベントの2日目でした。

朝は雨が降っており、天気が心配されましたが、午前中の「野鳥観察会」の時間までには雨がやんだので、外へ観察に出掛けました。

(今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、望遠鏡をなるべく申込みグループ毎に使っていただくため、スタッフと望遠鏡をたくさん集めて、対応しました。また、密にならないよう、受付した方々から順に外に観察に出掛けることとしました。)

 

潮がお昼過ぎの時間だったので、観察会を始めた時間にはほとんど干潟が出ていなかったため、健脚の方は庄内川左岸沿いをずっと歩いて干潟が出始めている場所まで行きました。

歩いて行った先の干潟ではアオアシシギ、ソリハシシギ、コガモなどを観察できました。

次に出発したグループは永徳スリップ近くから導流堤の干潟にいる鳥を主に観察しました。

こちらでは、途中、ソリハシシギやダイゼン、ハマシギ、オバシギの群れが入っているのを見ることができました。

観察後は、鳥の写真を見ながら鳥合わせ。今回は屋内での密を避けるため、参加者は野鳥観察館と稲永ビジターセンターの2グループに分かれ、それぞれで鳥合わせを行いました。

野鳥観察館での鳥合わせの様子↓。

今回の野鳥観察会で見られた鳥の種類↓(野鳥観察館での鳥合わせの結果)。

稲永ビジターセンターでの鳥合わせの様子↓。

今回の野鳥観察会で見られた鳥の種類↓(稲永ビジターセンターでの鳥合わせの結果)。

昨日に引き続き、鳥の数はさほど多くはありませんでしたが、ハマシギやトウネンの群れが入ったのが嬉しい出来事でした。

 

午後からは野鳥のおはなし「オーストラリア・ジロング市の野鳥や湿地~湿地交流事業に同行して~」を行いました。

名古屋市のジロング市との湿地交流事業で中学生を現地に派遣した際に同行した野鳥観察館のスタッフが、そのとき見た野鳥やその他の生きものなどについて紹介しました。

 

本日の野鳥観察会、野鳥のおはなしに参加いただいた多くのみなさん、ありがとうございました。

また、新型コロナウイルス感染症対策をしながらイベントを手伝ってくださったスタッフのみなさんもありがとうございました。

 

明日、明後日(21日(月・祝)、22日(火・祝))は、野鳥ミニ講座「鳥のミニリースを作ろう!」と「ダイゼンのペーパーキャップを作ろう」、「野鳥ビンゴゲーム」を行います(当日受付)。

写真展も行っていますので、野鳥観察館へお越しください。

☆9月19日(土)~22日(火・祝)秋の野鳥イベント2020@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

 

なお、今日は野鳥観察会の後、尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会合同の藤前干潟周辺鳥類調査を行いました。

本日の上記調査でカウントできた主な野鳥 カワウ820、ダイサギ59、チュウサギ1、コサギ30、アオアサギ70、マガモ5、カルガモ488、コガモ122、オカヨシガモ2、ヒドリガモ3、オナガガモ18、ハシビロガモ4、キンクロハジロ5、スズガモ2、ミサゴ22、コチドリ1、シロチドリ4、ダイゼン40、ケリ2、トウネン10、ハマシギ30、コオバシギ2、オバシギ16、アカアシシギ2、アオアシシギ4、イソシギ10、ソリハシシギ71、セグロカモメ1、ウミネコ66 他 合計39種 2,045羽

 

 

明日の満潮時間 8時30分 潮位253cm

明日の干潮時間14時22分 潮位 85cm 

コメント
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