観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ズグロカモメとオナガガモの採餌

2023-01-06 18:42:22 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時44分 潮位115cm

今日の満潮時間17時14分 潮位211cm

 

今日も昨日に引き続き寒いけれど穏やかな日となりました。

ハマシギの飛来数は今日は少なく、カウント数は100羽を下回りましたが、ダイシャクシギは1羽増えて計3羽を確認しました。

 

永徳スリップでは多くのカモの仲間やユリカモメ、カワウ、アオサギなどが休んだり、採餌したりしていました(写真は昨日撮影)。

さらに野鳥観察館前の護岸近くでは、カモの仲間やズグロカモメが採餌しているのが観察できました(写真は全て昨日撮影)。

繁殖羽への換羽を終えた美しいオナガガモのオス↓。

逆立ちして採餌している個体もいました。

こちらは水の中で首を伸ばして、底にある石についたものを食べているようでした。

日差しが強くなってきているのか、石についている緑色の海藻(?)がぐんと増えてきていますが、この海藻のようなものも食べているようでした。

 

一方、飛んで餌を探していたズグロカモメ↓。

カニをみつけると頭を下にして落ちるように水面へ飛び込んでいきました。

この後、カニをくわえて飛んでいき、護岸から少し離れた水面で食べていました。

 

こちらの若いズグロカモメも水面を見ながら飛んでいる途中、カニをみつけたところで急ブレーキ。

急降下して水中のカニを捕らえていました。

 

冬は寒いのが難点ですが、カモやカモメの仲間が比較的護岸近くに来るので、バードウォッチングにもってこいの季節です。

明日からの3連休は潮が良いですし、お天気も良さそうです。

暖かい格好をして野鳥観察をしに、藤前干潟を訪れてみませんか?

 

【名古屋みなと 蔦屋書店における「レンジャー写真展2022」のご案内】

中部地方の国指定藤前干潟鳥獣保護区、伊勢志摩国立公園、白山国立公園で働く環境省職員「レンジャー」と「アクティブ・レンジャー」が撮影した自然の風景や生き物たちの写真が展示されています。→詳細はこちら(中部地方環境事務所のHP)をご覧ください。

期間:1月7日(金)~2月12日(日)
会場:名古屋みなと 蔦屋書店 (名古屋市港区港明2-3-2 ららぽーと名古屋みなとアクルス)

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ749、カワウ2,259、ダイサギ1、コサギ2、アオサギ14、マガモ28、カルガモ16、ヒドリガモ17、オナガガモ173、スズガモ295、ホオジロガモ2、ミサゴ9、トビ1、シロチドリ2、ダイゼン14、ハマシギ64、アオアシシギ9、イソシギ1、ダイシャクシギ3、ユリカモメ281、セグロカモメ7、オオセグロカモメ1、カモメ3、ウミネコ27、ズグロカモメ18

 

明日の満潮時間 6時44分 潮位223cm

明日の干潮時間12時16分 潮位109cm


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