観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カラシラサギ飛来

2021-06-05 21:07:49 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

日の干潮時間 8時55分 潮位 96cm

今日の満潮時間15時01分 潮位192cm

 

今日は雨がやみ、すかっと爽やかな日となりました。

アジサイが色鮮やかになってきました。

朝、野鳥観察館前の水たまりを確認すると、アカテガニの抜け殻が3つ。きれいに脱皮したようです。水たまりの中にはたくさんのミジンコが泳いでもいました。

 

今日は予定どおり、6月の渡り鳥調査隊を開催しました。

気持ちの良いお天気でしたが、予想通り、鳥の数・種類は少なめでした。

今の目玉であるササゴイも、一度、参加者のみなさんの前を飛んで行っただけで、残念ながら干潟や護岸に降りて狩りをしている姿は見られませんでした。

観察・調査後の振り返りの時間、参加してくれた子どもたちが次々と見られた野鳥やカウント数を答えてくれて嬉しかったです。

今日の渡り鳥調査隊では、19種類の野鳥たちを見ることができました(↓に書いてあるカラシラサギは渡り鳥調査隊中には観察できませんでした)。

そして、午後、潮がかなり満ちてきたところで、カラシラサギが飛来しました(手前に写るのはカルガモ)。

くちばしが黄色、ぼさぼさの換羽、足指が黄色いのがカラシラサギの識別ポイントです。

この後、移動してダイサギやアオサギと一緒に小魚を狙って干潟の縁を走っていました。

渡り鳥調査隊の最中に姿を見せてくれたらもっと良かったのですが・・・。

 

次回の渡り鳥調査隊は夏休みに入った7月24日に開催します。

(東京オリンピックは開催されているのでしょうか・・・。)

この頃は早くも少数のシギ・チドリが戻り始める頃です。

そして、今日よりはたくさんの数の野鳥が観察できるはずです。

★7月24日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

今日の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ47、ササゴイ1、カラシラサギ1、ダイサギ6、アオサギ11、マガモ5、カルガモ7、ミサゴ4、トビ2、キアシシギ1、チュウシャクシギ8、コアジサシ3

ハシボソガラス8、ハシブトガラス4、キジバト2、カワラヒワ2、スズメ2、ヒヨドリ1、ドバト7、キビタキ1、ツバメ1、コゲラ1

(※イベント前後にスタッフがカウントしたものも含んでいます。)

 

明日の干潮時間 9時37分 潮位 79cm

明日の満潮時間15時54分 潮位205cm


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