観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハマシギの群れがやってきました。

2019-09-05 23:21:51 | 秋の藤前干潟

◆今週末の9月8日(日)は、駐車場が混雑します◆

9月8日(日)は、稲永公園にある稲永スポーツセンターおよび港サッカー場にて、運動会やサッカーの大きな大会(メニコンカップ2019)が開催されるため、稲永公園の駐車場と稲永公園周辺がとても混雑する予定だそうです。

特に車で野鳥観察館(稲永公園)にお越しになる計画を立てている方は、ご注意ください。

(今週末は台風15号の影響も心配です・・・。)

----------------------------------------------------

藤前干潟

今日の満潮時間10時10分 潮位212cm

今日の干潮時間15時43分 潮位122cm

 

昨日ほどではありませんでしたが、今日も雨が降りそうな雲の多いお天気で、

実際、15時過ぎには雨が一時的に降りました。

 

開館直後の満潮時頃、この時期の藤前干潟で目にするのは珍しい、カンムリカイツブリ(1羽)を野鳥観察館前にみつけました。

顔に斑(縞)があるのでこの個体は今年生まれのようです。

カンムリカイツブリは、かつては冬でもあまり見ることができなかったそうですが、近年は越冬個体がかなり増え、国内での繁殖も珍しくなくなってきたそう。

今日、飛来したカンムリカイツブリは、近くで生まれた個体でしょうか。

 

干潟が出る前には、流木にコサギと一緒にとまるカラシラサギも確認できました(↓の右)。カラシラサギはすでに1ヶ月以上連続して確認できています。

干潟が出てくると、最初にトウネン、キリアイ、アオアシシギ、ソリハシシギが姿を現しました。

干潟が出る先へ先へと駆けていくアオアシシギ↓。駆けっこのようです。

こちらはキリアイ↓。

そして、午後になり、干潟が広がると(と言っても潮が悪いので大きくは広がりませんでした)、今日はハマシギの80羽ほどの群れが飛来しました。今季、これだけのハマシギを見るのは初めてです。まだお腹の色がうっすら黒色(夏羽)の個体が多くいました。

シギ・チドリの秋の渡りは、種類が増えてかなり賑やかになってきました。

 

今日観察できた主な野鳥  カンムリカイツブリ1(幼鳥)、カワウ298、ササゴイ2(幼鳥)、ダイサギ36、コサギ15、カラシラサギ1、アオサギ27、マガモ48、カルガモ268、コガモ5、スズガモ8、ミサゴ7、ハジロコチドリ1、メダイチドリ2、ダイゼン28、トウネン97、ハマシギ77、キリアイ3、オバシギ6、アオアシシギ17、キアシシギ1、イソシギ2、ソリハシシギ62、オグロシギ6、オオソリハシシギ6、ホウロクシギ4、チュウシャクシギ7、ウミネコ120

 

 

【秋の野鳥イベントのご案内】

9月15日(日)・9月16日(月・祝)に名古屋市野鳥観察館では秋の野鳥イベントを開催します。

探鳥会、野鳥のおはなしはまだまだ参加者募集中です。

ぜひご参加ください。

詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

 

明日の満潮時間11時22分 潮位195cm

明日の干潮時間16時34分 潮位146cm


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アカアシシギも飛来しました。 | トップ | 蒸し暑い一日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

秋の藤前干潟」カテゴリの最新記事