名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間11時10分 潮位195cm
今日の干潮時間17時32分 潮位 96cm
久しぶりの更新です。
稲永公園にはシジュウカラの幼鳥が数羽、飛び回っているが見られるようになりました。
そして、今日は夏至。
一年で一番、日の長さが長い日ですが、午前中から雨が降り、夏至らしさをあまり感じられない日でした。
干潟には、こんな季節なのにミヤコドリが1羽。日曜日(19日)から姿が見られています。
このミヤコドリ、よくよく観察してみると、左肢の肢先を失ってしまっていて、ひょこひょこと歩いていましたが、熱心に餌を探していました。
また、干潟には、チュウシャクシギ6羽も観察できました。
さらにコアジサシの群れも観察できています(↓の写真では右上に2羽のコアジサシが写っています)。
また、今年生まれと思われるケリも干潟に出てくるようになりました(↓の写真では手前の2羽がケリ)。
上記のミヤコドリ、肢先を失ってしまった理由は分かりませんが、釣り糸・釣り針などの釣りごみが原因となった可能性はあります。
すでにこのブログでもご報告していますが釣りごみでケガをする野鳥などを減らすため、5月14日(土)に実施した藤前干潟の釣りごみ清掃。
この時に回収された釣りごみを稲永ビジターセンター のスタッフさんが洗って数えてくれました。
その結果、おもり152個、うき18個、釣り針 20個、ルアー24個、リール1個、ワーム7個、スズ1個、撒き餌用かご13個、釣り竿3本などがありました。
そして 、釣り糸 は5,980mも!(重量で測定した460gを13m/g換算)
本当に多くの釣りごみがあったことを改めて実感し、これ以上釣りごみが増えることがないよう願っています。
なお、これらの釣りごみは隣の稲永ビジターセンターで展示しています。
【庄内川河口における不発弾撤去のお知らせ(6月26日(日))】
今週末(6月26日(日))に、庄内川河口では2つ目の不発弾の撤去作業が行われる予定だそうです。
稲永公園周辺の一部の道路に交通規制があるようですので、お気をつけください。
詳細を知りたい方は名古屋市のHPでご確認ください。
6月9日(木)に観察できた主な野鳥 カワウ451、ダイサギ15、アオサギ24、マガモ21、カルガモ38、ヒドリガモ2、オナガガモ2、キンクロハジロ1、ミサゴ2、トビ1、オバシギ4、ホウロクシギ3、コアジサシ17
6月10日(金)に観察できた主な野鳥 カワウ147、ダイサギ11、アオサギ23、マガモ6、カルガモ32、ヒドリガモ1、オナガガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、ミサゴ4、トビ1、ダイゼン3、オバシギ4、ホウロクシギ3、チュウシャクシギ1、ウミネコ1、コアジサシ9
6月11日(土)に観察できた主な野鳥 カワウ502、ダイサギ4、アオサギ31、マガモ9、カルガモ23、ヒドリガモ2、オナガガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、ミサゴ3、ダイゼン3、オバシギ3、ホウロクシギ3、チュウシャクシギ1、コアジサシ3
ツバメ、スズメ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
6月12日(日)の名古屋鳥類調査会、尾張野鳥の会合同の鳥類調査で観察できた主な野鳥 カワウ891、ササゴイ1、ダイサギ41、アオサギ77、マガモ16、カルガモ53、オナガガモ2、ホシハジロ5、スズガモ12、ミサゴ3、ダイゼン3、ケリ8、オバシギ2、ホウロクシギ3、チュウシャクシギ2、ウミネコ1、コアジサシ9 他 計30種、1,238羽
6月16日(木)に観察できた主な野鳥 カワウ462、ダイサギ10、アオサギ26、マガモ20、カルガモ28、ヒドリガモ2、オナガガモ5、ホシハジロ1、ミサゴ7、トビ1、ウミネコ2、コアジサシ62
キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アオバト
6月17日(金)に観察できた主な野鳥 カワウ446、ダイサギ13、アオサギ21、マガモ10、カルガモ22、オナガガモ3、ホシハジロ1、ヒドリガモ2、ミサゴ5、トビ1、ウミネコ2、コアジサシ112
6月18日(土)に観察できた主な野鳥 カワウ513、ダイサギ15、アオサギ24、マガモ16、カルガモ14、オナガガモ4、ホシハジロ1、ミサゴ6、トビ1、ダイゼン2、ケリ2、コオバシギ1、チュウシャクシギ10、ウミネコ2、コアジサシ172
ツバメ、スズメ、ムクドリ
明日の干潮時間 6時45分 潮位116cm
明日の満潮時間12時34分 潮位189cm