観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハマシギの数が増えました。

2020-01-17 20:07:44 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間10時47分 潮位203cm

今日の干潮時間17時11分 潮位 81cm

 

今日は曇り空で、陽が射さず、日中は気温が上がりませんでした。

また、潮が悪く、ちょうどお昼前の時間帯が満潮時間。

オナガガモやコガモがコンクリート護岸の上で休んでいました。

また、イソシギも近くの捨石の上にいました。

(※カモとイソシギの写真は来館者の方から提供いただきました。)

今日はカモの飛来数は少なかったですが、干潟が出ている時間帯には久しぶりに900羽を超えるハマシギをカウントしましたし、ユリカモメの飛来数も340羽と多かったです。

また、カンムリカイツブリはさらに数を増やして、ついに500羽を超えました。

今シーズンのカンムリカイツブリの飛来数はどこまで伸びるでしょうか。

 

さて、今日は名古屋市内で「第20回中部の未来創造大賞」の表彰式がありました。

中部の未来創造大賞は、地域づくりのための活動を表彰し、新しい時代にふさわしい中部の発展と啓発を促進するために設けられた賞だそうです。

今回、野鳥観察館が構成団体の一つとなっている藤前干潟クリーン大作戦実行委員会の活動である「藤前干潟クリーン大作戦」がこの大賞をいただきました。

藤前干潟クリーン大作戦実行委員長が表彰を受けました↓。

藤前干潟クリーン大作戦は2004年に初回を実施して、今年で17年目になります。

過去31回開催したクリーン大作戦には延べ37,770名の方に参加をいただきました。

また、地元自治会、流域各地、学校機関、企業、行政など、多くの団体・方々との協働でクリーン大作戦は開催ができています。

海ごみやマイクロプラスチックへの社会の関心の高まりももちろんあると思いますが、何より今までの活動継続と、関わってきた方々が多いことが今回の受賞では認められたと考えています。

藤前干潟クリーン大作戦に関わってきていただいた方々に感謝申し上げます。

そして、今後も活動を続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ530、カワウ993、ダイサギ1、コサギ2、アオサギ20、マガモ46、カルガモ17、コガモ13、ヒドリガモ9、オナガガモ987、スズガモ366、ミサゴ13、シロチドリ12、ダイゼン41、ハマシギ920、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ340、セグロカモメ5、オオセグロカモメ1、カモメ14、ウミネコ5、ズグロカモメ13


明日の満潮時間11時35分 潮位194cm

明日の干潮時間18時34分 潮位 76cm


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