観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハヤブサ、カモメを狩る

2020-02-26 19:43:15 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 7時44分 潮位223cm

今日の干潮時間13時36分 潮位 54cm

 

この3連休初日は雨が降り、翌日は強風が吹いて非常に寒く、最終日は青空が広がるお天気で、めまぐるしいお天気でした。

しかし、季節は確実に進んでいるようで、稲永公園ではヤマザクラが開花しました。ヒヨドリがヤマザクラの花を食べに来たりもしています。

また、足元を見ると、先週はまだポツポツとしか咲いていなかったオオイヌノフグリの青い小さな花がたくさん咲いている場所がいくつかありました。

 

今日は潮が良く、お昼過ぎに干潮時間を迎え、野鳥観察館の前には広い干潟が現れました。

今日はとてもユリカモメの飛来数が多く、3,000羽以上を確認しました。干潟がユリカモメの群れで白く見える場所もあるくらいでした。

何度か、干潟で休むユリカモメの群れが一斉に飛び上がり、無数の白色の紙が舞っているようできれいでした。

実は、今日の開館直後にハヤブサがカモメの仲間(恐らくユリカモメ)を捕まえて食べているのが観察されました。

恐らくはこのハヤブサ↓と同じ個体ではないかと思われます(2月23日に撮影したハヤブサ。南陽工場の上で羽繕いしていました)。

 

また、野鳥観察館の護岸近くではヒドリガモ↓やマガモ、コガモ、オナガガモを観察できました。オナガガモは数を減らしましたが、コガモは少し増えています。

こちらは同じく護岸近くで餌を探していたアオサギ↓。くちばしと足に濃いピンク色の婚姻色が出ていて、すでに春の装いです。

 

2月24日(月・休)に名古屋鳥類調査会および尾張野鳥の会が行った月例調査でカウントされた主な野鳥 カイツブリ1、ハジロカイツブリ11、カンムリカイツブリ945、カワウ439、ダイサギ7、コサギ66、アオサギ47、マガモ120、カルガモ145、コガモ282、オカヨシガモ52、ヒドリガモ120、オナガガモ98、ホシハジロ60、キンクロハジロ172、スズガモ1,162、ホオジロガモ2、ミサゴ18、オオバン19、シロチドリ15、メダイチドリ1、ケリ4、ハマシギ4、ツルシギ1、イソシギ10、ダイシャクシギ2、タシギ13、ユリカモメ632、セグロカモメ27、オオセグロカモメ2、カモメ669、ウミネコ5、ズグロカモメ34

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ12、カンムリカイツブリ698、カワウ242、ダイサギ1、コサギ10、アオサギ4、マガモ24、カルガモ15、コガモ15、ヒドリガモ25、オナガガモ39、ホシハジロ8、キンクロハジロ7、スズガモ1,177、ミサゴ13、ハヤブサ1(♀)、シロチドリ5、ハマシギ405、ダイシャクシギ2、ユリカモメ3,441、セグロカモメ6、オオセグロカモメ1、カモメ94、ウミネコ2、ズグロカモメ32

 


明日の満潮時間 8時06分 潮位219cm

明日の干潮時間14時04分 潮位 52cm


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