観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

真っ黒な頭に

2020-02-27 20:36:55 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時06分 潮位219cm

今日の干潮時間14時04分 潮位 52cm

 

今日は晴れましたが、風が非常に強い日でした。

藤前海岸(南陽海岸)のすぐ前にはカンムリカイツブリとスズガモが集まっていました(水面に浮かぶ白色と黒色のつぶつぶです↓。)。

カンムリカイツブリは今日は約700羽をカウントしました。

すると目の前に、強い風にも負けずにズグロカモメが次々と飛んできました。

この個体↓はすでに頭がほぼ真っ黒で、夏羽に換羽していました。

目の周りの白色の縁取りがチャームポイントだと思っています。

こちらはまだ、頭が白い個体でした↓。

風にあおられても、干潟のカニを捕るために何度も風に向かって飛んでいました。

 

続いて新川河口の様子をご紹介。

こちらでは、スズガモの群れが泳いで、採餌をしていました。

また、ハジロカイツブリの4羽ほどの小さな群れもみつけました。現在、ハジロカイツブリは新川河口に多く飛来しています。

小さいし、すぐ潜ってしまうし、今日は波があるしで、観察しづらかったのですが、夏羽への換羽がかなり進んでいる個体もいました。

手前の個体↓は、全身が黒っぽくなり、頬辺りに金色の羽が見られました。

 

最後は野鳥観察館前の水たまりにやってきたメジロです。みんなで水浴びをしていきました。

ここのところ、野鳥観察館周辺にはメジロが毎日たくさんやってきて、目や耳を楽しませてくれています。

 

イベントや会合の中止などが相次ぐなど、新型コロナウィルス感染拡大による影響が身近になってきました。

早い終息を願います。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ5、カンムリカイツブリ713、カワウ810、ダイサギ4、アオサギ11、マガモ18、カルガモ53、コガモ16、ヒドリガモ12、オナガガモ92、キンクロハジロ2、スズガモ298、ミサゴ12、シロチドリ21、ハマシギ40、イソシギ2、ダイシャクシギ1、ユリカモメ1,418、セグロカモメ28、オオセグロカモメ6、カモメ115、ウミネコ3、ズグロカモメ19

 

明日の満潮時間 8時28分 潮位213cm

明日の干潮時間14時34分 潮位 53cm


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