観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

キビタキが

2019-10-03 20:33:13 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時58分 潮位235cm

今日の干潮時間14時36分 潮位110cm

 

今日は時折雨が降る、不安定なお天気でした。

冷たい風も吹いていましたが、台風18号の影響でしょうか。

 

雨の降る薄暗い中、野鳥観察館の前では大きな魚を飲み込もうとしているカワウをみつけました。

魚は生きていないようでしたが、カワウの口の中には入らないサイズにどうも見える・・・。

しかし、カワウは長い間奮闘していました。 

すると、上空から大きな影が。

トビでした。

カワウのくわえている魚を見に来たようですが、すぐに去っていきました。 

そして、野鳥観察館の入り口のスロープにとまるキビタキが。恐らく今年生まれの若い個体だと思われます。 

実はこのキビタキですが、この直前に野鳥観察館の窓にぶつかって脳震盪を起こしたようで、この手すりにしばらくとまっていました。

30分ほどじっとここにいましたが、その後は地面に降りて、餌をとって飛び立ったので、回復したのだと思います。

キビタキがぶつかった窓には、このようなバードストライクを防ぐ目的で鳥の絵が貼ってありますし、ちょうどその時はスタッフが窓のそばにいたりもしたのですが、ぶつかるときはぶつかってしまうのでしょうか・・・。

弥富野鳥園のスタッフさんによると、小鳥が渡る秋はバードストライクの相談が多いそうです(その中でもキビタキの若いと思われる個体が多いそうです)。

今、渡っている鳥たち、そしてこれから渡る鳥たちが、どうかバードストライクせずに無事に渡ってほしいと願います。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,110、ダイサギ11、コサギ2、アオサギ36、マガモ75、カルガモ31、コガモ161、ヒドリガモ2、オナガガモ186、キンクロハジロ1、スズガモ70、ミサゴ12、トビ1、シロチドリ2、ダイゼン33、コオバシギ1、オバシギ6、イソシギ1、ソリハシシギ7、オグロシギ9、オオソリハシシギ10、ホウロクシギ3、セグロカモメ10、オオセグロカモメ1、ウミネコ200

 

明日の満潮時間 9時49分 潮位215cm

明日の干潮時間15時11分 潮位132cm


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