観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オグロシギが近くに

2019-10-02 17:49:17 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時13分 潮位253cm

今日の干潮時間14時04分 潮位 86cm

 

今日は雨が降りそうで降らない、曇りで湿度の高いお天気でした。

先週末から雨が降るという天気予報が出ていても、結局ぱらりとしか降らない日が多く、地面は乾きがちなのでそろそろ適度な雨が降ってほしい気もします。

 

干潮時間が遅くなってきて、今日は干潟が現れ始めたのは10時頃。 

干潟が少し広がると、庄内川の護岸近くの干潟にはオグロシギ4羽が飛来しました。

しかし、目の前の干潟に滞在したのはほんのわずかな間。あっという間に上流へと去って行ってしまいました。

でも、オグロシギの飛翔姿はきれいです。 (干潮時間が近づき、野鳥観察館前の干潟が現れると、オグロシギ8羽がその干潟に今日も飛来し、餌をとっていました。)

オグロシギが飛び去った後、しばらくすると庄内川の護岸近くの干潟にはダイゼンの群れが飛来。 

しかし、この後すぐに4羽を残して多くのダイゼンは、庄内川河口の下流の導流堤脇の干潟へと移動しました。

恐らくはハヤブサ2羽が飛んでいたためと思われます。

なお、このハヤブサが亜種ウスハヤブサかどうかは確認できていません。

 

今日観察できたシギ・チドリは、メダイチドリ1、シロチドリ10、ダイゼン29、トウネン23、コオバシギ1、オバシギ6、アオアシシギ1、オグロシギ10、オオソリハシシギ21、ホウロクシギ3 でした。

また、シマアジ3、コガモ491、ミサゴ12、ハヤブサ2 などもカウントしました。

 

 

なお、今日の野鳥観察館前の水たまりにはシジュウカラやスズメ、キジバト、ハシボソガラスなどを観察できました。

スズメとシジュウカラのツーショット↓。

さらに、稲永公園でキビタキ(オス2羽)が数日前にも(9月30日撮影)観察されました。

 

 

【今週末(10/5)の藤前干潟ふれあい事業のご案内】

今週末の10月5日(土)に稲永ビジターセンターで「干潟のカニやハゼをかんさつしてみよう!」が開催されます(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。

講師は名古屋港水族館の職員である中嶋清徳さんです。

藤前干潟にすむカニやハゼ(魚)について中嶋さんと一緒にじっくり観察したり、お話しを聞くことができますよ。(※今回のイベントでは干潟には入りません。)

参加申し込みは9月20日(金)まででしたが、定員にまだ余裕があるため、引き続き参加者の募集をしています。興味のある方は気軽にお問合せください(問い合わせ先:名古屋自然保護官事務所 TEL:052-389-2877)。

※詳細はこちらをご覧ください。→藤前干潟ふれあい事業HP(名古屋市ウェブサイト(PDF))、もしくは、環境省アクティブレンジャー日記

 

 

明日の満潮時間 8時58分 潮位235cm

明日の干潮時間14時36分 潮位110cm 


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