Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

ベルギーらいしもの(アントワープ)

2007-01-30 18:58:59 | ベルギー
今日も・・・良い天気。嬉しいけどね・・

最近一人身になった友人に朝ばったり会った。元気かどうか尋ねると・・「元気だけど・・ごみ出しが大変で・・」との答え。わかるかる。「新聞なんかチラシ見るとわざわざお金払ってごみ買ってるのかしら?と思うちゃうわ」とのこと。まさにその通。

kおばちゃんのところも今日は可燃ごみの収集日。朝起きたら・・まずそのことを忘れないようにしないと大変。kおばちゃんの地域は個別収集だからきちんとしておかないと・・いえ、そうじゃなくてもキチントしておかないとね。

それにしても、今朝駅のそばに『テレビ』が捨ててあった!あれって不法投棄だよね。誰が出したか知らないけど・・
でも、捨てられない(お金を払っても自治体の清掃局じゃだめ!)っていうのもなあ~。もっと利用しやすい(リサイクルとしても)システムにしれくれないとね・・・分解してすれろってか??

○12月30日(土)

楽しい小道を抜けたら、自動車も通るSchoenmarktの通を経て味気ないGrand Bazar Shopping Centerの脇を通り抜けたら・・

あら、素敵!な風景が目に入ってきた。

まるで導かれるように・・塔のある建物に向かうkおばちゃんたち。

そして、その側の広場(たぶんGroen Plaats)の一角にベルギーらしいすてきなウインドウを発見!それが冒頭の写真。レース屋さん。それにゴブラン織りのような小物も扱っている。

でも・・・・よーく見ると・・・お値段が・・・・安い!ハンカチなんかレース部分は確かに小さいが3ユーロからある!kおばちゃんたち二人の結論・・きっと中国製だ!
あ、べつに中に入って確かめた訳でもないし、中国製が良くないという意味ではありません・・ただ・・ここでねぇ・・と言う事です。なんせ、なんの学習もしてない二人の意見ですから・・当てにしないでください。でもベルギーっぽいでしょ?

そしてその横にはこのような塔のある建物が・・

そう、これはノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwe kathedraal
1352年に建造が開始され、1520年に完成したネーデルラント地方最大のゴシック教会堂。47個の組鐘を蔵し、123mの高さを誇る北鐘塔は、ベルギーにただ2つしかないブラバントゴシック様式の完全な塔の一例だそうです。(もう一つはブリュッセル市庁舎らしい)。
そして、ご覧のとおり塔がひつしかないのは、南鐘塔は資金不足のため未完のまま断念されたからとか。うーーんまあアクセントがあっていいのかな?

1559年からは司教座がおかれてカテドラルと呼ばれて、堂内かの有名なルーベンスの数々の傑作「キリスト降架」「キリスト磔刑図」「聖母被昇天」「キリスト復活」など納められているらしい。名作「フランダースの犬」の最後の場面に登場することで日本では特に有名とか。

でも、kおばちゃんたち中には入らなかったのです。なんせ連れの友達が『ルーベンスなんか嫌いだから見ない!』と先に宣言されてしまいました。まあ、kおばちゃんも実は「フランダースの犬」好きではないのです。ああいう悲しい物語はいやなのです。ベルギーの人たちも好きではないとか。その理由はkおばちゃんとは違います。
『ベルギー人はネロを見殺しにするような、あんな薄情な人間ではない』ということらしいです。

もし、あんなことが日本で起こったら・・と思いますが、現に日本では実の親がいながら衰弱死する子どもがいるんですもんね。しかも、ごく最近!ちょっと複雑・・kおばちゃんの近所には・・いないよね・・・たぶん・・とわが身を振り返りたくなります。
コメント (2)
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