Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

カルミナ・ブラーナの里(Benediktbeuern)

2007-08-20 16:59:38 | ドイツ
今日もまた暑くなってしまった・・
今朝は通勤の途中で・・振替乗車を使用せざる得なかったのだが・・振替の駅で電車を待っているうちに『解除』というか『開通』アナウンスがあり複雑な心境・・ここまできちゃったからなあ~人波を逆流するのも疲れる・・

普段は使わないルートだけどまあなんとか通常と同じくらいの時間だった。いつものルートは上下運動がはなはだしいけど今日のルートはほぼ平行。どっちがいいのやら・・

さてさて、

○7月1日(日)

やっと辿り着いたBenediktbeuern。でも、何でこんなところ・・に行きたかったか・・不思議でしょ?有名でもなんでもないもんね。

ここはこんな感じのところ。

ここは739年頃創設されたKloster Benediktbeuernと呼ばれるベネディクト派(現在はサレジオ会派Societas Sancti Francisci Salesii、Society of Saint Francis de Sales、Salesians of Don Bosco、S.D.B.) の宗教施設。 955年にハンガリー人によって破壊された後、969年再建され、その後何回か大火にも見舞われるがそのつど再建し、大修道院としてまた、教育機関としてこのバイエルン地方の教会教育の中心地として存在していたところ。ゲーテGoetheさんもは1786 年にイタリアに向かう途中で立ち寄っているとか・・

その役割も1803年頃には終えているようだが・・なんせ、その間の集められた図書館の資料などは膨大な量があったようだ。

そんな資料の中にあったのが・・・Carmina Burana カルミナ・ブラーナと呼ばれる詩歌集。約300編にのぼり、ラテン語、古イタリア語、中高ドイツ語、古フランス語などで書かれており、歌詞の内容は若者の怒りや恋愛の歌、酒や性、パロディなどの世俗的なものが多含まれている。そして、その内容を元に作曲されたのがカール・オルフCarl Orffの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」Carmina Buranaであるようだ。

kおばちゃんがこの曲に最初に出会ったのは1986年頃だったとおもう。その頃からしきりに聞くようになるが、おそらくそれは50年と言う著作権が切れたから??なんて思っております。

このカンタータ『世俗』という名がついている通、誠に俗っぽい・・というか人間の本性を現している?歌詞だとは思いいてるのだが・・・書いたはのはおそらくこのBenediktbeuern修道院を訪れた学生や修道僧達・・ちうわれているので、どんな場所だったのかこの目でみてみたかった、kおばちゃんなのです。

このカルミナブラーナの写本は現在はバイエルン州立図書館に所蔵されているため、ここには存在していないのはわかっていたのだが・・どんなとこ??ということがずーーと気になっていたのだ。

kおばちゃんの中では『山の中の世間から隔離された宗教施設』のような感じがしていたのだが・・・どもうも全然そんな感じのするところではない!

冒頭の画像の左側の部分が図書室でどうもそこに蔵書されていたようだが・・もちろん中には入れなかったです。ただの観光客だもんね!

とにかく中に入ってみることに

観光客・・と思しき人たちもいたので安心!

現在この修道院にはカトリック系の2つの大学とユースホステルが入っているためか、若い人たちの姿も・・

修道院付属の教会の出入りもあるようなので・・向かってみる事にしたkおばちゃんです。

コメント (2)
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