Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

アザム兄弟の父(Benediktbeuren)

2007-08-21 19:10:45 | ドイツ
今日も書くのはいやだけど・・暑い!

先日一時帰国していたデンマークの友人は、この日本の暑さ・・と抱え込んだ仕事の急がしさから、どっと疲れがでてしまったようだ。日本に生息してkおばちゃんださえ・・

昨日大きな航空機事故があった。そのときの搭乗者のインタビューで気になったのが、客室乗務員が『大丈夫です』と言っていたと不満そうに話すのをさも、問題があったかのように報道していた事。もし『大丈夫じゃないです!早くしないと死んでしまいます!』なんて対応したら、集団がパニックを起こすであろうことくらいわからないのかしら・・と不審に思うkおばちゃんです。

○7月1日(日)

第一の目的に地についたkおばちゃんではあったが、実はこの教会というか修道院のことは殆どしらない。詩篇『カルミナ・ブラーナ』が保管されていた場所・・というだけの知識しかなかった。

しかし、ここまできたら何か感じてみないとね!
ということで、聖堂内へ

入り口の脇でお出迎え下さったのは冒頭の画像でもあるこのお方マリア様。これは1791年ヴェッソブルン派のフランツ・エドムント・ドルFranz Edmund Doll によって造られた聖母の祭壇らしい。

そして反対側にはこのお方1792年の聖ネプムクSt.Johann-Nepomukの像が。
聖ネポムクとは「チェコ(ボヘミアの)ポムクとういう町の出身の」という意味の名のようである。ふ~ん・・

そして何よりも美しさで目を引いたのはこれ!スタッコ装飾に囲まれた色鮮やかなフレスコ天井画。

Hans Georg Asamゲオルグ・アーザムによって描かれた天井画。彼は時計職人の子として生まれながら義父 Nikolaus Pruggerの元でフレスコ画を学びその才能を開花させたようだ。そしてこここの天井画はバイエルン・バロック初期の最初の完全なフレスコ連作画であると言われており、キリストの誕生から、最後の審判に至るまで、様々なシーンが描かれているようである。

正面の天井にも

そして後ろの1686年製作のオルガンの上にもね!

その昔、kおばちゃんかの有名なヴィースの巡礼教会(Wieskirche)にも行った事はあるけれど、それにも劣らない美しさだと思った。(あっちは建ってる場所がもっと叙情的?)

それにしても、このゲオルグ・アーザム氏息子たちはバイエルンのロココ技術の基礎を築きロココの代表者のアザム兄弟E.Q.Asam (1692.9.1-1750.4.29)、C.D.Asam (1686.9.28-1739.5.10)として有名らしいが・・・おとうちゃんのほうは今ひとつ有名じゃないらしい。

カルミナ・ブラーナしか知らなかったkおばちゃんだけど・・いいもの見せてもらいました。

コメント (2)
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