Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

小さな三角形にかかる虹

2012-05-16 20:51:32 | ポーランド
今日はやっと一山越えた感じです。ああお疲れ様。
デモもっともっと高い山が、後に控えてるのよね。それにしても・・オヤジ達の頭の構造って進化しないのね。ま、私も人のこと言えた義理じゃなけどね。

さてもう少し頑張りましょう。


○8月8日(月)

さて、kおばちゃんのたどりついたところは・・googleさまでみるとこんなところです。


これじゃ・・よくわかりませんかね。では・・もう少しアップしてみて・・


この赤い点の所が目的地だったのです。

googleさまのサテライトによるとここんなところのはずです。


で、もっと大局からみると・・


赤い丸の所。つまり、ドイツとポーランドとチェコの国境が交わっているところなのです。

なんでそんなところへ・・と思うでしょうが、地図をながめていたらたまたま目にはいってgoogleさまで見て見たら、何かモニュメントでもありそうな気がしたからなのと、どんな場所なのかな?空気というか雰囲気はどうなのかな?と思ったのです。

現在でこそ、全ての国家はユーロ圏と言うくくりですが、まあちょっと前までは同じ共産圏でもね、国家の持っている空気が違ったのじゃないかとおもったりもしたのです。

一応ハイキングコースのような歩道はついていました。が、傍らには


境界線と思しき杭が..


kおばちゃんの入り込んだのはチェコ側です。で杭の向こうは・・多聞ポーランドです。

そしてもう少し進んだ川のほとりに立っていたのがこの看板です。


Zittauというのは、ドイツの町。
Bogatyniaはポーランドの町。
Hrádekはチェコの町です。

この3つの町にまたがった地帯がちょうどここなのです。
で、ここには『小さな三角形Kleines Dreieck』という構想があるようです。

すこし国境を跨いであるいてみます。


まず、この橋を渡ったところは・・は、


こちらの国、ポーランドです。


で、少し歩いて・・このぼろい橋を渡ると・・ドイツです。これはドイツ側から撮りました。


ドイツ側を歩くと、すこし道は川から離れます。


ナビさまを持ち歩いているので、こんな感じで捕らえられます。


草むらを川辺に歩いてゆくとこのような十字架に出会います。


なんの説明書きもないので、この十字架の意味するところがわかりませんが・・kおばちゃんの妄想ではこの国境を渡ろうとして命を落とした人の魂の救済のためかな・・なんて思いました。

こちら側にも・・小さな三角の看板がありました。


ふと、向こう岸をみると・・虹がかかていました。


さっきから降ったり止んだりはしていましたが・・きれいな虹を目にして、改めて世界の平和の必要性を痛切に感じました。


さっき渡った小さな木の橋は、対岸から眺めるとこんな感じです。


何にも知らないでたどりついたkおばちゃんでしたが、来た甲斐はありました。


こんな記念碑が立っていて、世界のことをいろいろ考えさせられました。


さて、もと来た道を戻って・・今晩のお宿に向いましょ。
コメント
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