偉大な人達に感謝して（パリ）

心も体も落ち着かないｋおばちゃん。
ポカミスもポロリ・・でまたばたばた。困ったモンです。

明日は選挙だとか。ｋおばちゃんはこれまでほぼ選挙権は行使してきています。
だってね、参加しなきゃ文句も言えないでしょ？

どうせ変わらないといって選挙に行かない人をｋおばちゃんは軽蔑します。
そういう人は全て悪いのは『他人』であって、自分は正しいという考えからだと思うからです。

そういう世の中を作っているのも、『自分自身』という意識がなければ人間じゃないと思うからです。

なーーんて、偉そうなことを言ってみたりしてね。

○1月8日（日）

ｋおばちゃんが入ったのはパンテオンPanthéonです。日本語では万聖神殿と約されるとか。

建物には『Aux grands hommes, la patrie reconnaissante』と刻まれています。
まあ、『祖国の偉大な人達に感謝して』とでも言う意味でしょうかね。

ギリシャ神殿のようなつくりです。

ルイ１５世の時代に計画されたようですが、1792年竣工だとか。1774年にルイ15世はお亡くなりになってしまっているので・・完成した姿はご覧になっていないようですね。
時期的にはちょうどフランス革命の頃。そのためこの建物の使用目的は色々と変わっていったようです。

中に入って見ましょう。

広々とした空間とドーム天井に圧倒されます。

天井なんか撮ったりして見て・・

ドーム屋根は明かりとりが広いので明るいですね。

建物を取り囲む壁にはこのような壁画が

描かれています。

パリの守護神といわれる聖ジュヌヴィエーヴSte. Genevieveを題材に、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ Pierre Cécile Puvis de Chavannesを描いたものらしいです。


入って目に付いたのはこちら・・何だかどこかでみたことのあるような

こういう角度で見るとわかるかしらね。

フーコーの振り子の実験装置です。ジャン・ベルナール・レオン・フーコーJean Bernard Leon Foucaultによって証明された地球自転の実験装置。
振り子は1日で一回転するように展示されているようです。

ｋおばちゃんのおんぼろカメラじゃシャッター速度が間に合いません。

実験装置の向こうに見えるのはこの方達の像です。

国民公会 Convention nationaleの開催を記念して・・フランソワ＝レオン・シカールFrançois-Léon Sicardによって造られたとか。

彼らが見ている先には・・振り子の実験装置が。

日がな一日眺めているんでしょうね。