Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

英雄の基準(パリ)

2012-12-17 19:43:00 | フランス
やっと選挙が終った。
しかし・・なんというか極端な・・とあきれてしまう選挙結果。
皆様なにを基準に投票されているかはわかりませんけど・・ちょっとね。極端すぎると思ったのであります。

kおばちゃんとしては発足当時のM党は大嫌いだったけど・・色々と雑魚が出て行ったあとは良い按配になって来るんじゃない?なんて思ってもいたのよね。
今までは巨大な瓦礫のかたまりのような政党だったけどね。我利我利亡者たちの呪縛からとかれてね、これからかな・・とも思うのです。

しっかし・・ほんと極端すぎますよね。まあ、これが国民性なんでしょうけどね。

○1月8日(日)

パンテオンの見学は続きます。っていうか・・一番の心臓部に・・心臓部は地下にあるようです。

パンテオンはフランスの英雄が祭られている・・つまり葬られているところです。だからこのように棺がたくさん・・


こちらはルソーJean-Jacques Rousseau氏の棺だったような・・教


育学者でもあった彼の一番のkおばちゃんのおなじみは『むすんでひらいて』なんですけど・・

一番目に付くところにあるのはこちらでした。


レオン・ガンベタLéon Gambetta氏の心臓。

kおばちゃんは知りませんでしたが、所謂、共和制の英雄のようです。


政治的な動きに敏感でないお気楽な『日本』からきた観光客のkおばちゃんには『政治的英雄』というのが今ひとつり会できないのでした。

その他にもここには沢山の『英雄』が葬られています。


通路の両側には小部屋がしつらえられており、そこに棺たちは葬られています。


こんな感じであります。


こちらは小説家のエミール・フランソワ・ゾラÉmile François Zolaとヴィクトール=マリー・ユゴーVictor-Marie Hugoの棺が同じ部屋に納まっているところです。

こちらの杉の枝・・のようなものがささげてあるのは・・・


ジャン・レオン・ジョレスJean Léon Jaurès氏の棺。社会主義思想家ということらしいです。


彼もまた人気者のようで、訪問する人達が絶えません。


パンテオンの中にもパンテオンがありました。


そしてkおばちゃんが気になったのは・・こちらのコーナー休憩できるようになっていますが・・その先ではディスプレイがおいてあります。


シラク氏 Jacques René Chiracがなにかしゃべってます。


それに続くのは・・このパンテオンに運ばれる棺の映像です。


どうもこれはアレクサンドル・デュマAlexandre Dumas氏が、2002年にここパンテオンに移葬されたときの様子のようです。
彼は死後200年たって『フランスの英雄』になったようです。

棺の他にもここパンテオン建設にまつわる紹介なども展示されているみたいです。


そして何よりも人目をひいたのはこちらの棺でした。


こちらはキュリー夫妻のもののようです。


上にあるのがマリー・キュリーMaria Skłodowska-Curie夫人。


下にはるのが夫のピエール・キュリーPierre Curie氏の棺です。あの世でも彼女をささえてるのでしょうかね?


その他にも建設当初のものでしょうか?こんなものとか


こんなものが展示してありました。


ヴォルテールVoltaire氏の棺の前にはこんな像も・・


主に思想家の英雄が多いような気がしました。英雄になる基準ってなんでしょうね?

そういえば・・文学者って個性がつよいから・・同じ部屋に棺をいれておいて喧嘩なんかしないかしら・・・と変なことが気になったkおばちゃんです。
コメント
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