Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

閉店法の狭間で(ベルリン)

2015-11-27 18:12:12 | ドイツ
今日も寒い。けれども太陽が昼間お顔をみせてくれたので気持ち暖か・・
そろそろ本格的な冬支度をしなきゃなと思っているkおばちゃんです。

やっとのことでkおばちゃんのところにもマイ番号が届くそうで・・郵便屋さんも大変な事で・・でもタダで配る訳じゃないでしょうから、黒猫さんなんかに比べたら収入が上がることでしょう。

気がつけばもうすぐ12月・・ああ今年も無駄に生きてしまった・・

○2014年10月5日(日)

Allied Museum連合軍博物館の見学をやっと切り上げたkおばちゃんです。
さて・・お次は・・とりあえずあそこに行って見ましょう。

駅に向って歩いていたら、随分区雑なアンテナが建っている建物がありました。


何の建物だろうと思ったら、どうやらアメリカ大使館の領事部の建物らしいです。
このあたりダーレムBerlin-Dahlemはちょっとスノッブな感じの町なのかしら。その向い側にあるショッピングセンターも覗いたけれども、有機だバイオだという食品がいっぱいありました。


さて、kおばちゃんが地下鉄にのって向った先はこちらです。


ベルリンのデパートKDWです。

そうそう、さっきのショッピングセンターもそうですが、ここKDWも実は今日は営業しております。
今日は日曜日。本来だったら閉店法と呼ばれる法律で縛られている関係で、ドイツの小売業は営業しちゃいけないんですよね。
しかし、それじゃあまりにも不便だということで、一部改正されて、年に数回は日曜日の営業も認められるようになったということです。

で、その『年に数回』の1日が今日にあたるのです。なんとなくkおばちゃんは事前にその事を知っていたので、休日のデパートはどんなものかしら・・ということで眺めに来たのであります。

で、その結果は・・・日本の休日のデパートとあまりにも違ってました。
お客が殆ど・・・・・・いない!!
そして、売り場の売り子少ない、けれども手もち無沙汰。
ショッピングはレクレーションという感じの日本とはまったく違いました。

そもそも閉店法なる法律は国民のために設けられたものときいています。
ま、第一はキリスト教の安息日に仕事をするな・・というのもあるでしょうけれども、労働者の『休む権利』を保護する為と、街中の小売の労働環境を守るため一斉に休む・・ときいていました。

そのスタイルも2006年のワールドカップ開催を期に、改定され24時間営業も(営業可能時間も決められていたとか)認められるようになったけれども、長年培われた生活スタイルをそうやすやすと変える事の出来ないドイツ人ということのようです。

上の階のイートインのスペースに行っても、閉まっている(営業してない)お店が殆ど。
でもkおばちゃんのお気に入りの肉屋のレストランはやってました。


遅めの昼というか早目の夕食というか・・食べてしまいましょう。


こんなものを食べたのだけれども・・何だったかな?俵場の者はハッシュドポテトだったと思います。
このお店も暇そうでした。
ただ、私の横で食事をしていた青年は・・・とっても具合が悪そう(といっても風邪かな。ときどき咳き込む)だったけれどぺろりとステーキを平らげてました。

この休日営業って何時まで続くのかな・・と思ったkおばちゃんです。

KDBから地下鉄の駅を見下ろしてみました。Wittenbergplatz駅です。


食事の後は・・・軍資金の調達です。


最近は両替は殆ど利用しません。その分かりカードキャッシング。で、帰国したら速攻に臨時返済です。
キャッシングする時は、なるべく営業中の銀行の店先か、もしくは人目のあるところにしています。
だからこのKDWのマシーンは何回も利用させていただいてます。

食後は一旦お宿に戻って一休みです。
で、再び向ったのは・・こちらです。


フィルハーモニーです。ベルリンフィルの本拠地。
しかしであります、実は本体はお留守であります。お先走って早くチケットを買ってしまって・・シーズンの発表をみたら見事に演奏旅行に出かけるスケジュールだったのです。
まあ、しかたありませんね。

ということで、本日は別のオケの演奏会です。DEUTSCHES SYMPHONIE-ORCHESTER BERLINベルリン・ドイツ交響楽団です。


今日のプログラムはこちら。


前半のこじんまリとした編成はハイドンです。
Joseph Haydn
Symphony No. 103 in E flat major Drumroll

後半は編成も大きくなります。


マーラーの4番でした。
Gustav Mahler
Symphony No. 4 in G major

指揮はTUGAN SOKHIEV氏
ソプラノ独唱はSALLY MATTHEWS女史でした。


響きの美しいホールでの演奏会。どんな団体でもステキです。


バイオリンソロの演奏もステキでしたよ。コンサートマスター!

さ、楽しい演奏会もお終い。
明日は移動しなければいけませんので早く帰りましょ。
コメント
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