元日
皇室典範改正 通常国会焦点に 2006/01/01 NHK
「政府はことしの通常国会に、今は認められていない、女性とその子どもの女系にも皇位の継承を認めることを柱とした、皇室典範の改正案を提出する方針で、内閣官房に準備室を設置し、法案の作成作業を進めています。これに対して、無所属の平沼元経済産業大臣が会長を務め、自民党や民主党などの国会議員でつくる、「日本会議国会議員懇談会」は、「政府による皇室典範の見直しは、皇室の歴史を無視するものだ」として、男系による継承を維持するための対案を、議員立法で提出する方針を固めました。また政府が、皇位の継承順位は、男女を区別せず直系の第1子を優先させるとしている点についても、与党内に、「兄弟姉妹間ではまず男子を優先させる方が自然ではないか」という意見が出ています。政府は、改正案について皇室の歴史を大きく転換させる内容を含んでいることから、国会での審議を通じて、幅広い国民の理解を得たいとしており、通常国会の焦点の1つとなりそうです。」
「皇室典範に関する有識者会議」が出したのは「報告書」であり、多くの学者や賢者が報告書の内容および会議メンバーに問題点が多いと分析報告している。ニュース報道で単なる報告書を「皇室典範の改正案」というのは誤った先入観を視聴者に与えていないか。
NHKは良い番組も多いが、先にNHKが行った皇室典範に関してのアンケートでも誘導がみられると思う。
「女性天皇を支持する結果となっている」としていたが、女帝と女系天皇の違いがどこまで国民に理解されているかは、現段階ではまだまだ疑わしい。
参考サイト:皇室典範改定の問題点