自民党内で皇室典範改定に慎重論が見受けられたが、今回の通常国会首相の施政方針演説で「皇室典範改正案を提出する」と明言した。
施政方針演説「皇室典範」に議論尽くせ 2006/01/21 産経新聞・主張より
「・・・問題は、昨年十一月に「皇室典範に関する有識者会議」がまとめた報告書に沿って、皇室典範改正案を提出すると明言したことだ。この報告書は「女性・女系天皇容認」「長子優先の皇位継承」などを柱にしている。<
皇位は男系で百二十五代にわたって引き継がれている。この原則ゆえに皇室の伝統や正統性が敬われ、天皇が国民統合の象徴となってきた。
皇室のあり方を変えかねない皇室典範改正の動きに対し、自民党の久間章生総務会長は「これから(認識を)深めていく必要がある」と語るなど、与野党から慎重な対応を求める意見が相次いでいる。男系維持を断念する前に国民的な論議が必要という判断が広がっているのではないか。性急な結論は大きな禍根を残すと言いたい。」
首相は国会に提出後は採決に党議拘束をかけるという。ほとんどの国会議員にとって皇室問題よりは自分の政治生命を重んじるだろう。郵政改革でそれが証明されている。ただ、内閣支持率を多少気にする小泉内閣にとって国民世論が皇室典範改正反対の声が多ければ事態は変わるかも知れない。しかし残念ながら愛子内親王殿下の可愛さのみにとらわれているのか、底の浅い男女同権意識にとらわれているのか女系容認が7~8割となっている。
そもそも、米占領時憲法で皇室典範がただの法律として埋め込まれてしまい、一首相による提言で改正可能となってしまっていた。
女系天皇が認められ民間人の父を持つ皇族?が何代権威を保てるだろうか。日本の2600年の歴史伝統が消えていくのは明々白々だろう。今が歴史の転換点かも知れない。十分に論議を尽くしてもらいたい。
参考ご意見 寛仁親王:「一度切れた歴史はつなげない」女性天皇に異議
施政方針演説「皇室典範」に議論尽くせ 2006/01/21 産経新聞・主張より
「・・・問題は、昨年十一月に「皇室典範に関する有識者会議」がまとめた報告書に沿って、皇室典範改正案を提出すると明言したことだ。この報告書は「女性・女系天皇容認」「長子優先の皇位継承」などを柱にしている。<
皇位は男系で百二十五代にわたって引き継がれている。この原則ゆえに皇室の伝統や正統性が敬われ、天皇が国民統合の象徴となってきた。
皇室のあり方を変えかねない皇室典範改正の動きに対し、自民党の久間章生総務会長は「これから(認識を)深めていく必要がある」と語るなど、与野党から慎重な対応を求める意見が相次いでいる。男系維持を断念する前に国民的な論議が必要という判断が広がっているのではないか。性急な結論は大きな禍根を残すと言いたい。」
首相は国会に提出後は採決に党議拘束をかけるという。ほとんどの国会議員にとって皇室問題よりは自分の政治生命を重んじるだろう。郵政改革でそれが証明されている。ただ、内閣支持率を多少気にする小泉内閣にとって国民世論が皇室典範改正反対の声が多ければ事態は変わるかも知れない。しかし残念ながら愛子内親王殿下の可愛さのみにとらわれているのか、底の浅い男女同権意識にとらわれているのか女系容認が7~8割となっている。
そもそも、米占領時憲法で皇室典範がただの法律として埋め込まれてしまい、一首相による提言で改正可能となってしまっていた。
女系天皇が認められ民間人の父を持つ皇族?が何代権威を保てるだろうか。日本の2600年の歴史伝統が消えていくのは明々白々だろう。今が歴史の転換点かも知れない。十分に論議を尽くしてもらいたい。
参考ご意見 寛仁親王:「一度切れた歴史はつなげない」女性天皇に異議