東シナ海ガス田 「試掘の道取らない」 経産相、中国側と協議推進 (2006年1月15日産経新聞)
「 二階俊博経済産業相は十四日、東シナ海のガス田開発について、『国内には試掘をやったらいいと、元気のよい発言をする人もいるが、私はその道は取らない。中国側と粘り強く交渉しなければならない』と述べ、試掘に慎重な考えを示した。
和歌山県日高町で開かれた、住民との意見交換会『一日経済産業省』で発言した。
二階氏は『(中国側と)いきなり衝突しようとしても、ことは解決しない。双方がお互いのためになるように考えながら進めるのが話し合いの基本』などとし、今後も中国側と協議を進めていく考えを明らかにした。
経産省は昨年七月、日中中間線付近で進める日本側海域での試掘権を帝国石油に付与したが、共同開発などについて日中の政府間協議が続けられており、試掘には着手していない。」
「試掘の道取らない」、つまり中共のデータを鵜呑みにして協議すると言うこと。中川前経済産業大臣の路線からは後退の印象を受ける。
試掘するということは、特別元気でもない、普通のことと思うが。親中派になるとこうも姿勢が変わってくるのだ。
二階氏の親中派ぶり(wikipediaより)
「まだ保守新党が存続していた時代、地元の田辺市の新庄総合公園に日本国内の右派から政治姿勢が反日的だと指摘される江沢民が自筆で書いた「登高望遠睦隣友好」と言う文字と、2000年の二階も参加した日中文化観光交流使節団に対して江が発表した重要講和を刻んだ日中国交正常化30周年記念碑の建立を計画し、全国にも同様の石碑を建立する心算であったが、地元の抵抗等もあって頓挫した。この逸話に代表されるように、二階は自民党内の親中派の有力議員の一人であることがいえる。」