落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲秋場所8日目

2006年09月17日 | 日常・身辺
 安馬(寄り切り)旭天鵬
 安馬左足親指を傷めて痛み止めを打ちテーピングをしている。しかし上背のある旭天鵬にまっ向勝負、寄り切った。  先日元安芸乃島が解説で「安馬は食が細いのでもっと食べて10k位体重が増えればいいのだが」と云っていた。気迫とスピードを備えているので、体重が増えればさらにたのしみだが。

 稀勢の里(押し出し)時天空
 稀勢の里一回目の仕切りで突っかける。立ち会いの後、稀勢の里わずかに左に替わり時天空を押し出す。時天空むっとした表情、同じように仕掛けると思わせた稀勢の里の作戦勝ちか。

 玉乃島(極め倒し)琴光喜
 琴光喜立ち会い優勢だったが、上背のある玉乃島はがっちりと抱え込み琴光喜の両腕をかんぬきにして土俵際に追い詰めた。押し切れぬと引いて振り回した。琴光喜はたまらず両足が浮いてしまった。そのまま頑張れば腕をへし折られる、すごい怪力。琴光喜2敗に後退。

 千代大海(引き落とし)雅山
 雅山の突き押しの方が回転もあり優勢と思われた。千代大海も負けていなかった。タイミング良く引くと、雅山はたまらず前に落ちた。雅山4-4の五分に後退。

 白鵬(押し出し)把瑠都
 昨日琴光喜に敗れた白鵬、心配されたが引きずっていなかった。
 把瑠都を突きで押しで白鵬がのけぞる場面もあったが、白鵬が突き返す。把瑠都は意外にも突き押しに弱く追い詰められ引いたがすでに後がなく、白鵬は前に落ちたが把瑠都は土俵を割っていた。さすが大関、前頭の差は歴然としていた。

 栃東(突き落とし)出島
 栃東膝を痛めながらもよく前に出た。土俵際で出島バランスを崩したように前に落ちた。栃東星を4-4の五分に戻す。

 黒海(すくい投げ)琴欧州
 黒海が突き押しで琴欧州を追い詰め、その反動ですくい投げを打った。黒海相手に好きを与えず休まず攻めたのがよかった。

 朝青龍(押し出し)玉春日
 玉春日8連敗、負け越しが決まった。

 一敗:安馬、露鵬、朝青龍
 二敗:千代大海、琴光喜、安美錦、栃乃洋、普天王

 今日解説に星野仙一氏がきていた。北の富士氏と含蓄のある話を展開していた。相撲と教育については「相撲を取ることによって相手の痛みを知ることも出来る」といいことを述べていた。昔はどこにでもあったが、そういえば近所の小中学校に土俵はない。

ST250リアキャリア(2)

2006年09月17日 | 日常・身辺
 荷台とフェンダーの間が異様に空いた感じがして(フェンダーとの干渉を防ぐためやむを得ない空間だった)、文句タラタラだったが、もう少し自分で努力することにした。
 やったことは大したことではなく、取り付け部分の足をさび止めを兼ねて艶消しの黒に塗装してみた。すると、とってつけたような違和感が大幅に減少し気にならなくなった。

 バイクのおかげで少し離れたホームセンターまで楽々行けるようになった。山麓バイパス沿いに新しく出来た店で、広く天井の高いゆったりした売り場にあらゆる品々がきれいに整理されており、塗料もそこで探してきた。
 辺鄙な所と思うが、客は自家用車で来るので駐車場も立派、店内は日曜大工やガーデニング用品を求めて結構な賑わいだった。付近には同じような客層を狙って大型の酒類販売店もあった。

 台風の影響か、蒸し暑く午後から曇ってきた。

売国ビジネス

2006年09月17日 | 政治・外交

平成18(2006)年9月17日[日] 産経新聞
【主張】北方領土発言 露に誤った発信は禁物だ 
 独立行政法人・日本貿易振興機構(JETRO)の渡辺修理事長がモスクワで「北方領土問題が日露の経済発展を妨げてはならない」と発言した。一部のロシア有力紙は即座に反応し、北方四島の返還を実現し平和条約を結ばなくても日本との協力は進む、という趣旨の記事を掲載した。政府系の経済団体のトップとして、ロシア側を利し、誤ったシグナルを送りかねない発言は厳に慎むべきである。
 プーチン政権は「四島の主権はすべてロシア側にあり、それは国際法で確定している」などと歴史をねじ曲げ、高圧的姿勢を崩していない。まして、北方領土・歯舞諸島の海域で約1カ月前、日本漁船がロシア国境警備艇に銃撃され死者が出たばかりだ。こうした時期にロシア側の意をくんだような発言はいかにも不用意であり、クレムリンを勢いづかせるだけだろう。
 渡辺理事長は50社近い日本の企業・団体から成る投資ビジネス代表団を率いて訪露、日露の記者を前に、「政治問題が経済に悪影響を及ぼさないように注意しなければならない。それが重要で、政治を司(つかさど)る両国指導者の責任だ」「もし、両国の経済発展に悪影響が出るなら、両国首脳はそうならないように政治問題も解決するよう努力しなければならない」と強調した。
 「政治問題が経済発展を妨げるべきではない」との渡辺氏の発言は、経済同友会が今春、小泉純一郎首相の靖国参拝について、日中関係改善のために「再考が求められる」と自粛を求めた提言とどこか通底している。ビジネスを国益や国家主権に優先させる発想と疑われても仕方ないではないか。
 5年前、「25年ぶり」の鳴り物入りで訪露した政府派遣の経団連経済使節団はいかなる会合でも「領土」を全く口にせず、ロシアのマスコミさえその自縄自縛ぶりを訝(いぶか)る記事を掲載した。この時もクレムリンに「日本の経済界は領土問題に関心がない」との誤ったメッセージを与えてしまった。
 漁船銃撃事件で最初は勇ましかった外務省も、ロシア側で一方的な裁判が始まろうとしている今、どんな外交行動をとっているのか国民には見えてこない。北方領土問題での弱腰が竹島や尖閣諸島問題でも韓国や中国を高圧的にさせている現実を知るべきだ。

 政治家や外交官でもない人間がビジネスと絡めて領土問題で譲歩するような発言をするとは驚きだ。
 国益や国防より商売を優先する思い上がった売国商人が後を絶たない。