落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲秋場所14日目

2006年09月23日 | 日常・身辺
秋分の日

 安美錦(外掛け)稀勢の里
 稀勢の里の突き押しが優勢だったが、引いてしまった。安美錦を呼び込んでしまい外掛けで敗れる。
 稀勢の里今日も勝ち越しならず。安美錦10勝は3年ぶりという。

 雅山(押し出し)露鵬
 雅山の当たりを露鵬がいなす。雅山いったんは土俵際に追い詰められ俵に足がかかるが残す。そのあとの突き押し反撃は気迫がこもっており露鵬あえなく土俵を割る。
 2桁勝利を逃した雅山、開き直って連勝し勝ち越す。露鵬9-5。

 黒海(叩き込み)琴光喜
 黒海低く頭で当たり琴光喜を起こす。強烈な突き押しのあと叩き込む。黒海の一方的な相撲。

 栃東(突き落とし)安馬
 安馬勝って朝青龍の優勝に待ったをかけたい一番。
 安馬、懸命に栃東の懐に入ろうとするが、栃東そうはさせず、アゴをあげる場面もなかった。土俵を背にするも左に回り左足をかけながら突き落とす。安馬善戦、見応えのある一番だった。
 栃東9勝目をあげる。安馬4敗、この瞬間朝青龍の14日目での優勝を決定する。
 栃東明日は今場所好調の露鵬に勝ち2桁勝利にするかどうか楽しみ。

 琴欧州(上手投げ)白鵬
 右四つがっぷりになるが、白鵬上手が切れる。琴欧州ひきつけ上手投げで白鵬を下し、連敗中だった白鵬に一矢報いる。  白鵬6敗。琴欧州9勝目をあげる。

 千代大海(素首落とし)朝青龍
 激しい張り手の応酬で見応えあった。土俵際千代大海が朝青龍の頭後ろに手をかけ引いた。千代大海の足が土俵を割るのと朝青龍が土俵に這うのとどちらが早いかという微妙な勝負。だが軍配は千代大海にあがった。座布団乱舞のなか、なんと物言いが付いた。朝青龍の髷に千代大海の手が入ったのではないかという。協議の結果、行司軍配通りとなった。
 ビデオ再生は髷を掴んで引いているようにも見えたが・・・もう覆ることはない。
 それにしても、千代大海が意地を見せた激しい攻防。千代大海は中学校時代、九州で1、2を争うヤンチャぶりだったそうだが、さもありなん。
 千代大海10勝目。朝青龍2敗となった。

 朝青龍 18回目の優勝