片手袋研究は今年の八月で十周年。当ブログもいつの間にか六周年を過ぎていました。
久し振りに最初期の記事を読んでいたら、「ああ、『介入型』の事は最初、『優しさ型』と呼んでいたんだな」とか、「全く誰も見ていないブログだったのに、最初から誰かに語りかける口調で書いてるな」とか、忘れてた事を幾つか思い出しました。
中でも、ブログを始めてから二、三、四番目の記事のタイトルがそれぞれ、『悲しい』『楽しい』『怖い』で、片手袋が色んな感情を呼び起こす存在である事に触れています。
悲しい、楽しい、は良いとして、怖いという事に関しては最近あまり触れていなかったような気がします。でも「片手袋は怖い」って思う人、結構いるんですよね。
それは単純に、「手袋という装飾品は人間の体のパーツそのままの形状をしているから」というのが大きいと思います。つまり手首から先が落ちているように見えますからね。
こんな風に排水溝からニョキッと顔を出している片手袋に深夜遭遇したら、それは怖いですよ。
つい最近出会ったコイツ。
真っ暗な中で写真が撮れずに困ってたのですが、車がやってきてヘッドライトで照らされた瞬間を狙って撮りました。でも家に帰って確認したら、妙に怖い写真になってました。
最近は「人と人との見えない繋がりを象徴する暖かい存在」として片手袋を紹介する事が多いですが、多面的な見方が出来るのも大きな魅力ですよね。