今朝母親が「あんた、うちの前に凄い片手袋があるわよ。捨てられちゃう前に撮っておけば?」と言ってきたので、すぐに家を出ました。
しかし言われた場所に片手袋は見当たらず、キョロキョロしているとすぐ傍のゴミ捨て場にありました。
(ああ、もっと面白い状態の片手袋だった筈なのに、間に合わず捨てられちゃったんだな)と、少し残念な気持ちで家に帰りました。
母親に写真を見せると、「違う。こんな色じゃない。もっと凄い片手袋だったのよ」と意外な反応。
「あ、これじゃないんだ。で、どう凄かったの?」と聞いても、「とにかく凄かったの」の一点張りで要領を得ません。
結局“とにかく凄かった片手袋”が、どう凄かったのか分からないままになってしまいました。
僕がどんなに大量の片手袋と出会う体質でも、当たり前ですが出会わない片手袋の方が多いのです。
その事は僕が片手袋を続ける理由でもあり、悩みの種でもあります。