かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『可愛さ余って』

2015-09-01 19:40:11 | 雑感

オリンピックのエンブレム問題に関わらず、昨今“パクリ”という行為(糾弾されている側が認めている・いないに関わらず)に対する追及は非常に厳しいものになっている。

「片手袋研究は大丈夫か?」と我が身を振り返る。当ブログでも過去に参照画像としてネットで拾ったイメージを用いてしまった事が何回かある。幾ら商用目的的でない個人のブログとはいえ、厳密に言えば(言わなくても?)それはルール違反であった筈だ。これからは引用元の表記などを徹底せねばなるまい。

研究を続けるうちに「片手袋に魅かれる」という人や、片手袋を表現に用いた人が僕だけでない事も分かってきた。そこに関しては自分だけにオリジナリティがあるとは思っていないし、むしろ仲間がいる事が分かって嬉しかった。しかし10年間撮り続け、しかもそれを“研究する”という事に関しては、僕のオリジナルである筈だ(そもそも別にオリジナルだと思ったから片手袋研究を始めた訳ではない、という重大な問題もあるがそれはまた別の機会に)

…いや、待て。つい最近、僕は皆様に嘘をついてしまった。ある人の手柄を自分のものにしてしまっていた。

8/27に「祝!片手袋研究十周年!」と題してアップした記事。この記事の最後に、「2015年現在最新の一枚」として紹介したこの片手袋。

Photo

これは、子供を自転車の後ろに乗せて走っていた時、「お父さん、あったよ!」と子供が見付けた片手袋なのである。その事に全く触れず、さも自分が見付けたかのように紹介してしまうとは…。しかも、今までにも何度かこういう事をやってしまっていたのだ。片手袋研究家失格であると同時に、親としても失格である。皆様にも申し訳ないと思っている。

謝っといて何だが、我が子供。順調に片手袋研究家としての道を歩み始めている。将来有望だ。

え?「子供のうちから片手袋なんてものを洗脳みたいに刷り込みやがって!そっちの方が親失格だし、子供が可愛くないのか!」ですって?

…可愛いからでしょーが!