かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『二人羽織』

2013-01-25 19:30:00 | 写真

1_64数年前に見付けたこの片手袋。

透明ビニールとゴム、二種類のディスポーザル類が重なっている、という珍しい逸品でした。だって二つあるのに片手袋なんですから。

二重になっているのはやはり、衛生的に気を使う場面で使用される事が多いディスポーザル類ならでは、でしょうね。

…と、思っていたんですが。

Img_2201昨日出会ったこの片手袋。なんとファッション類なのに二重でしたよ!

でも確かにこの組み合わせって、お婆ちゃんとかがよくやっているような気がしますよね。志村けんの「ひとみばあさん」とか、角替和枝が付けてそうな感じ。

いずれにせよ、久しぶりに出会った“二重片手袋”でした。


『連鎖』

2013-01-24 20:52:44 | 写真

Img_2186いや、分からないですけど。

僕が思うに、この自転車に乗る人がこんなファンシーな手袋しないと思うんですよね。雨が降ってたのでなおさら。

とすると、この片手袋を拾った人が、たまたま傍にあったこの自転車のサドルに置いたんじゃないかと。

拾ってあげたのは優しいですけど、置いた場所がね~。だってこの自転車の持ち主の人だって困っちゃいますよね。結構可愛いし凝った手袋だから捨てるのも忍びないし。

まるで不幸の手紙のような、片手袋のなすりつけ合いですね。


『愛と誠』

2013-01-23 21:17:23 | 写真

Img_2173駅のゴミ箱の上にあった片手袋です。

後ろのポスター、武井咲ちゃんなんですけど。

ポスターと片手袋の位置関係が絶妙で、まるで武井咲ちゃんの手から落ちたように見えるんですよ。

武井咲ちゃんの落とした手袋だったら、“片手袋観察者は片手袋に触れない”という掟を破って拾っちゃうかもしれないです!

でも、自分、鉄の意志を貫く男なんで!ごめんな、咲!


『フランソワ』

2013-01-22 19:08:39 | 写真

Img_2190ここにある理由が、これほど明白な片手袋も珍しいですよね?

券売機とか自販機とかポストとか、自分達が片手袋を生みだしやすい存在なのだ、なんて気付いてないんでしょうね~。

魔性の存在ですよ、券売機や自販機やポストは。

魔性の存在ですよ、券売機や自販機やポストは!

意味もなく二回書いてやりましたよ!


『片手袋の分類法⑥~第三段階堂々系~』

2013-01-21 19:00:00 | 片手袋研究発表

月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。

片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。

第一段階:“手袋の材質”によって分ける。

第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。

第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。

Photo※左図は例として茶色いゴム手袋を三段階で分類した表である。

先週から表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。

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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。

・○○類放置型堂々系片手袋
(※2015年現在、この路肩系と堂々系をまとめて「道路系」という種類に統一しました。)

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これは道や室内問わず、路肩や端っこに寄る事無く堂々と真ん中に鎮座しているタイプの片手袋である。

これは前回の路肩系片手袋と殆ど変らない。というか、堂々系も時間が経てば移動して路肩系になる可能性大である。

ただ、圧倒的に軍手類が多い路肩系に比べて、ファッション類も混じってくるのがこのタイプの特徴でもある。

路肩系程ではないが、季節にあまり関係なく観察出来るのが特徴。

ただ、路肩系との決定的な違いが一つだけある。それは撮影する際、道の真ん中でいきなりカメラを構えなくてはいけないので、通り過ぎる人達から奇異の視線を向けられてしまう点である。

これが結構辛いのだ…。

しかし堂々と真ん中にいるが故、車に轢かれたり、人に踏まれたりする事が多い堂々系の片手袋達を見ていると、そんな視線などすぐに気にならなくなり感情移入してしまうのだ。