まずはこちら。雪の前に撮った黒い革の片手袋です。やっぱり冬場はこういう高級感のある片手袋が増えてきます。
ちなみにこの写真はバイクに乗っている時に見付け、路肩に止めて撮ったので車道側からのアングルです。
そしてこちらが雪が降った後の同じ片手袋。今度は歩道からのアングルです。
冬場、高級素材の片手袋が増える、という事は、片手袋が同じ場所にあり続ける時間が長くなる、という事でもあるんですね。
軍手とかより、何となく処分しづらくなるんでしょう。
それにしても、雪が降っただけではしゃいでますね~、僕。わざわざ雪前に撮ってあった片手袋を撮り直しに回ってるんですから。
昔、地方から来た友人の前で「今日は星が凄い出てるね!」と言ったら大笑いされたんですよ。「東京には空がない」状態です。
雪だって、豪雪地帯の人達から見たら今回の東京なんて、屁みたいなもんなんでしょうね。
これは以前、旭山動物園で撮った片手袋ですけど、確かに冒頭の写真より雪の説得力が違う気がします。
とは言え、星や雪、東京には東京の楽しみもある、という事に関しては意見は変わりませんけどね!
親指以外の指はひとまとめにする手袋特有のドッシリ感。そして後ろを走り抜ける車の疾走感。
満足のいく片手袋写真になりました。
ところがこの片手袋。頻繁に通る道で見付けたんですが、その後何日経っても消える事なく残っていたんですね。
そうこうするうちに、東京はあの大雪ですよ。
片手袋マスターとしては、雪を背景にした片手袋も押さえておきたいじゃないですか?だから雪の翌朝、急いでわざわざ行きましたよ。
ちょっと写真の上の部分が暗くなってしまいましたが、なんとか撮る事は出来ました。
実はこのように、雪前と後で写真を二枚押さえておいた片手袋が他にも幾つかあります。
本当に片手袋を極めるのも大変なんスから!よしこさ~ん!
…ネタが古いよ。
月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。
片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。
第一段階:“手袋の材質”によって分ける。
第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。
第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。
今日から最終第三段階。
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第三段階の“状況や場所による分類”。これで片手袋の分類が確定する。
片手袋は基本的にまちのいたるところに落ちているのだが、落ちている場所に偏りもある。何故か片手袋が落ちやすい場所、状況というのがあるのだ。前回、第二段階で“放置型”と“介入型”に分けたが、両者にそういった場所や状況は存在する。
まあ、説明するより実例を挙げていった方が早いので、今回から毎回一つずつ最終的な分類名と共に紹介していく事にしよう。
※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。
・○○類放置型路肩系片手袋
(※2015年現在、この路肩系と堂々系をまとめて「道路系」という種類に統一しました。)
道路を走っているトラックから落ちてしまったような片手袋が、風に吹かれたり車に轢かれたりするうちに、路肩に辿り着き定着したと思われる。
車道だけでなく、歩道の隅っこに落ちているものも便宜上含むので、ファッション類が全く無い訳ではないが、やはり軍手類やゴム手袋類などが多い。
あまりに多いので研究を重ねていくと。正直見付けても感動は薄いが、年間通じて観察出来るので、やはり片手袋研究には欠かせない。
このタイプの片手袋を写真に撮ろうと道路に少し出た場合、勘違いしてタクシーが止まってしまう事があるので迷惑を掛けないよう注意が必要である。
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こんな感じで、毎週月曜日にご紹介していきます!