毎年この時期は来年のアカデミー賞候補の作品が立て続けに封切られるので、映画ファンは大忙しです。
かくいう私も映画ファンの端くれとして、仕事の合間を縫って気になる作品を観に行く訳です。しかし皆さんそうだと思うんですけど、この時期は同時に仕事も忙しくなる時期。映画の為の時間を確保するのが中々難しいのです。
そんな時いつも助かるのが新宿にある映画館、バルト9。こちらは都内で唯一深夜0時過ぎも映画を上映してくれているので、休みの前の日など仕事終わりによく利用しています。
先日も今話題の映画、『ゴーンガール』を見る為、夜中に家を出ました。バルト9唯一の弱点は駐車場がない事で、しかも新宿はコインパーキングが物凄く高いのです。だからいつもはバイクで行くのですが(バイク駐車場はバルト9の前にあります)、その日は物凄く寒くて流石に車で行く事にしました。
正直仕事終わりで体はクタクタ。でも好きな映画を見る為なら、これぐらい何でもありません。
深夜1時前に到着し、チケットを購入しようとしたら…。なんか勘違いしていて、30分も前に上映開始してました!『ゴーンガール』、ゴーンしちゃってました!
慌てて駐車場に戻りましたが時すでに遅し。僅か10分くらいの為に駐車料金300円。帰り道、涙が溢れてきて事故らないよう運転するのが大変でしたね。
何とか地元に辿りついたのですが…。
コイツが待っていてくれました。介入型棒系片手袋。
これはどう見ても女性用。これを付けていた筈の女性は、ここにもういない。つまり『ゴーンガール』。僕は片手袋を通じて『ゴーンガール』を見る事が出来たのです!
布団の中で必死に自分にそう言い聞かせましたが、涙が止まる事はありませんでした。
※片手袋研究ももうすぐ十周年。それを記念してHPを開設しました!ブログ共々よろしくお願い致します!
『片手袋大全』
http://katatebukuro.com/