日曜日、朝、フジテレビの新報道2001を見る。
安倍さんが安保法案を通そうとして、自民党の支持率が下がったことで、中国の脅威を持ち出し、だから、この法案が必要なんだと言っていることについて、安倍のお友達の金美麗などが、必死に安倍さんを擁護していた。
中には、この法案の違憲性が問題だと指摘する人もいたが、中国を批判する声の大きさに、かき消されてしまう。
多くの国民は、憲法違反の可能性のある法案について、強引に採決されるのは、反対だと言っていると思うのだが、フジテレビは、とにかく中国は、危険国家であるようなことを言っている。
例の東シナ海のやぐらの写真も頻繁にだしていた。 むりやり、軍事利用のために施設なのではないかと発言をして、脅威を煽っていた。 16基あるそうだが、今、今できたのでもないようなやぐらを、なんで日本はいままで、だまっていたのか、そっちのほうがむしろ、心配である。
フジテレビは見ないようにしていたのだが、あまりのわかりやすさに、報道という名のプロパガンダの怖さを思う。
同じ番組ではないかもしれないが、
戦争時に天皇がいたシェルターの写真も公開されたのを見た。 頑丈なつくりである。
国民は、死に、国土は焼け野原になっても、天皇は生き延びることが最優先されたのだと思う。
アメリカがイランの核合意について、議会でもめているらしい。
日本は、集団的自衛権なんで、持たなくてもいいのではないかと、脅威は、中国なんかではなく、
アメリカにこそあるのではないかと、思えるのです。