この人の話を初めて聞いた。
最初は、書いたものを見ているために、下を向きながら・・自分がいかに迫害されたかということをえんえんと話していた。
日本の検察は99,4%有罪にすることを強調していた。自白を強要されることなども・・・。
だけれども、この人の話からは、自分は悪いことはしていない。自分はどんなにすごい人間で、ニッサンを立て直した人間なんだから、こんなひどい扱われ方をするのは、許せない!!みたいな、話ばかりなんだよね。
興奮してきて、もう書いたものも必要なくなったとみえて、早口の英語でまくしたてるから、同時通訳の人も大変そう。
聞いていると、ほんとうにこの人が、経営の神様みたいに言われた人だとは思えないと思った。
組織のトップとして長年手腕をふるってきたひとだから、すべて利益のために働いてきたのだろうけれど、組織のなかで、コンセンサスをとるというキホンはどうだったのだろうと思った。ひどく自己中の人間に思えた。
会見の中で、レバノンの家が、ニッサンの所有であることも話をしていたけれど、高額の報酬を得ながらも個人所有の住居をもたなかったのは、なぜなのだろう・・と思った。
会見をみて、やっぱり犯罪者で逃亡者だわ・・と思った・・・。日本で働いたんだから、日本の法律を守らないといけないんじゃないかな・・。