仕事から戻るとハナのサークルの中に小さなお皿がぽつんと残っていた。普段、食事に使っている見慣れたお皿だ。また、やられたあ!
ばあちゃんが何かをハナに与えたようだ。
ばあちゃんに、ハナに何かをやったのかって訊ねても、何かやったかなあ・・って惚けられる始末。何もやらなくていいからってホワイトボードに警告してあるけど、長くは効き目がなさそうだ。
言うことを聞いてくれないので、ばあちゃんを叱りすぎたら逆ギレされてしまい、ハナは散歩にも連れて行ってもらえず、毎日家の中に閉じ込められて不幸せだと言い出した。説明しようとしても、気に入らないこと、聞きたくないことには、何も聞こえないフリをするという奥の手を使われるので、ハナを散歩に連れ出さないのは、まだ獣医さんから予防接種が完了していないので散歩は禁じられているからだと説明するのも止めた。
ばあちゃんとまだまだハナの食事をめぐっての小競り合いは続きそうだ。