9時からトリミングの予約していたK-Nineにハンナを預けて、TOHOシネマズ岡南へ向かった。今日から封切られる映画「杉原千畝」を観るためだ。
二時間を超える長編の映画だったけど、終わりまでスクリーンに釘付けにさせられた。久しぶりに見ごたえのある良い映画を見た。
ナチスドイツに追われるユダヤ難民に日本国政府の決定に背いて杉原領事はビザを発給し続ける。領事館閉鎖を目前にして、自らの信念でビザを発給して多くのユダヤ難民の命を救った杉原千畝。激動の第二次世界大戦のヨーロッパで世界を変えたいという信念を持った外交官が悩み抜いた末にビザ発給を決断し、地位も安定した生活もすべてを失う覚悟でユダヤ難民を救う道を選んだ杉原千畝。世界に誇れる立派な日本人がいたことを誇りに思う。
映画の余韻に浸りながらK-Nineに予定の12時前に戻ると、ハンナのトリミングは終わっていた。見違えるほど美しく変身したハンナはまばゆく輝いて見えた。杉原千畝の映画でもユダヤ難民の女の子はハンナという名前だった。ハンナはユダヤのネーミングなのかもしれない。それもいいよね、ハンナ。