昨日の日経平均終値が15,732円、為替が1ドル110円。株安円高に大きく潮目が変わったのだろうか。
国内消費のインバウンド効果を期待して、政府は訪日客数の目標を2020年に当初2,000万人だったのを4,000万人に、2030年に6,000万人に倍増の上方修正した。日増しに訪日観光客の賑わいを感じる今日、その目標は達成できそうだ。その一方で、シャープが台湾の鴻海精密工業に売却され、東芝の白物家電の子会社は中国の美的集団に売却された。生き残りを賭けて国境を超えたM&Aの動きが活発化している。ある日、突然、言葉の通じない人がやってきて、会社のトップが入れ替わった会社の社員はどういう思いで働き続けるのだろうか。モチベーションは、モラールは、と案じる。
岡山の地方都市に暮らしていると、そういう大きな変化が遠目でしか見えないけど、これからの日本の行く末を案じて、注意深くウォッチしなくてはいけないと思う。