今日は、先月友人が出かけたと言っていた豪徳寺に足を延ばした。山下あたりで、空を見上げたら、なんと真っ白な入道雲が!
写真撮ったりしながら、正門の松並木のあたりに行って、グリーンがかった梅が咲き始めているのを見て、中に進んだ。
三重塔
本堂でやっぱり受験生の親子なのかしら、二人で熱心に拝んでいる方がいらした。私はコロナの収束を祈願。
それから、招き猫を見に行ったら、改修中で今までのところでは扱っていなかった。そこで右手の方らしいので、回り込んだ。紅梅が満開だったので、そちらを見てから移動しようとしたら、お堂の屋根に木の陰が移っていたのが、あっという間に曇ってしまった。黒い雲が広がり始めていた。
ともあれ、招き猫の小さいものを求めた。
どういうわけか、ミカンとか小ぶりの湘南ゴールド?の実を売っていて、買ってみた。それから、雨傘を置いてきてしまったので、慌てて寄り道せずに帰宅した。
風も出てきて、寒くなった。まあ、夕立降らなくて良かったです。でも家に帰ったら汗びっしょり。山のウェアを着ていたわけではなく、吸汗速乾素材ではなかったのでね。さすがに着替えました。
そうそう、招き猫の箱の中に、由来が書いてあって、豪徳寺は貧しい小さなお寺だったそうだが、住職が猫を可愛がっていて、これだけかわいがったのだから、何かお返しがあってもいいのでは、と言っていたそうだ。
そうしたら、ある日、突然何人かのお侍さんが立ち寄って、鷹狩りの途中で、猫が手招きしたから寄ってみたとのこと。お茶を出していたら、なんと土砂降りで、雷も鳴ったのだとか。それでお礼を言われて、その後立ち寄るようになったのが彦根藩の井伊家だったらしい。ついには菩提寺として、豪徳寺が栄えることになったのだそうだ。でもそのそばに彦根藩の飛び地もあったらしいが、時代が前後しているのかな?
家族に話したら、猫が顔をなでると雨が降るということもいわれているそうだから、そのしぐさを手招きと思ったのでは?とあっさり言われてしまった。それで雨が降ったのですね。
招き猫にはいろいろな場所でのいわれがあるようだ。