今日は、この間参加できなかったリハビリ中の友人と武蔵小金井から野川公園と滄浪泉園を回って歩いた。
武蔵小金井はあまり降りたことがなかったが、駅にあった地図で、南口から大通りをまっすぐ南下すると野川にでて、左に行けば、武蔵野森公園から野川公園に出るようだった。
野川に出た。
土手のかわいらしい野草を愛でながら歩く。サギがいた。
しばらく歩くと枝垂桜の並木があった。3月にはきれいだろうな。普通の桜も多い。
所々浅くなって石が置かれて渡れるようになっていた。子供が遊んでいた。
途中に小さな釣り堀があった。
護岸に敷かれた石の模様が面白い。
ほたるのための水路というものが作られていた。湧き水が出ているそうだ。帰りに反対側から見たら子供たちが中に入って遊んでいて、ちょっと心配になった。そばの大人も一緒になって遊んでいたが。
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しばらく歩くと野川の自然観察センターの屋根が見えて来た。
まもなく自然観察園の入り口だった。今日は大きな看板にセツブンソウとミスミソウの写真が載っていた。(実は真横のミスミソウの写真には気づかなかったのだが)
それで以前通った木道を渡って、セツブンソウの群落地に。友人は奥多摩でも見たことがあるとのこと。つぼみはもうなくて皆咲いていた。
ちょっと終わりかけかな。
白い花びらのようなものはガクだそうで、黄色の部分が花びらで、青いのが雄しべでその中に雌しべが隠れているのだそうだ。
その近くに、小ぶりで葉の出ていない真っ白な花が少しだけ見られた。写真を撮っている方にお聞きしたらミスミソウとのこと。
その反対側にはカンアオイが見られたが、花は見つけられなかったのだが、後で戻ってみたら大きな群落の真ん中に花が咲いているのが見つかった。誰かが見えるようにしてくれていた。写真は接写で大きく見えるが実際には小さい。2センチくらいでしょうか?
フクジュソウも前よりも数株咲いていて、花数も増えていた。
少し離れたところのものは一重で、青梅草かなと思った。青梅の方に自生するフクジュソウは一重で青梅草というそうだ。
小さな小花の咲いた植物があったが、名前を忘れてしまった。
かがみ池の水は相当に減っていた。
黄色のソシンロウバイの奥の方に芯の赤いロウバイがあった。花びらが落ちて、芯が赤いのが目立っていた。
ぐるっと回って、この間は行かなかった西側に行ってみたら、柵に囲まれたほたるの里という区画があって、蛍の季節でも柵の中には入れないらしかった。でもほたるの季節に来てみたいですね。
観察園を出て、観察センターのところで、軽食を頂き、滄浪泉園(そうろうせんえん)から殿ヶ谷戸公園に行ってみようということで、今度は川の反対側を通って来た道を戻っていった。
木の芽が赤かく可愛い。
しばらく進むと皆さんがカメラを構えていらっしゃった。何かいるのですかとお聞きしたらバンがいるとのこと。目を凝らしたら、赤いくちばしのバンがいました。
それから紅梅の木につられて武蔵野森公園に入ってみた。
東八道路側の入り口近くの蝋梅と紅梅
ここは地下に大きな貯水池が作られているらしい。その上にいろいろな木が植えられていた。
蝋梅もたくさんあって、宝登山に行かなくても蝋梅の林が楽しめる。リンゴやナシの木もまだ小さいけれど植えられていた。マンサクの大木があった。
梅林もあった。まだこれからの木が多かった。
それらの間を歩いて、また野川沿いに移動。横に丘があって、子供たちが登っては降りていた。
それから、サギがさくらの枝に止まっているのを見たりしながら、野川沿いを自動車学校そばに行き、どんどん西に向かって歩いた。
広い道路にぶつかったところを北に曲がり、こんもりした森が見えて来たあたりの階段を登って、通りがかりの方に入口をお聞きしてやっと滄浪泉園に入った。読み方も分からず、人に聞くのも難しかった。そうろうせんえんと呼ぶことは、園に入ってから分かった。一人シニアは50円だった。
池
ハケの湧き水(名湧水57選だそうだ)
お地蔵様
水琴窟が東屋の横にしつらえてあった。かすかな音色が聞こえていた。
それから、少々疲れたので、殿ヶ谷戸公園まで足を延ばすのはやめて、市役所の脇を通って、駅に出て、帰宅した。友人によると17000歩近く歩いたそうだ。
天気に恵まれ、よい一日になりました。