かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

無言の伝言

2007年06月29日 | フィールドメモ

自分の意思を相手に伝える場合、分かり易く表現することはコミュニケーションの基本といえる。だが主義、主張が異なる場合は双方がいくら論旨明解に発言したとしても議論はかみ合わず平行線をたどる。例えば議員の方が疑惑があった場合は分かり易い説明責任も生じる。だが国会答弁などしかり、明解に発言したとしても結論はでない。双方が言いたいことを言うだけでは進歩もない。
時と場合によるが論旨明解な多言ばかりが有効とは言えないような気がする。些細なことや本質から外れるようなことについては無言の伝言が有効な場合があるような気がする。すべてわかり易い言葉で表現しないと相手に伝わらないかというとそうでもない。子は親の背中を見て育つという格言みたいなものもある。これは背中(生き方や態度)で無言の伝言をしているに他ならない。
いくら美辞麗句を並べたとしても本心は日常のささいな行動に現れる。それだけ周囲の人は冷静に見ているということ。自身もそうだがこういった意識が希薄になってきたような気がしてならない。
自らのポジションや理屈で周りを制したとしても満たされるのは自尊心だけ、無言でも周囲に好影響を与えることが出来る人が本物と思える。私利私欲に走る偽者が目立つ一部の風潮は他山の石とする意識が必要と感じる。

で・・・・話はころっと変わるが、今日少し関わりのある方が家族同伴で事務所に来てくれた。十分なお世話は出来ていないので心残りもあったが、自身もうれしく、一服の清涼剤になった。労多くして、具体的成果の見えない仕事ではあるがこの一瞬のために頑張れるような気がする。今日は自分へのご褒美として前から気になっていたアウトドアグッズを2点購入することにした。内1点はそのうちお披露目することもあるだろう。内なる記念品にすることにしよう。

さて画像はストックしない主義なのでネタが無かったが、西の空をみると夕焼けがきれいだったのでそそくさと2階の部屋に上がり撮ってみた。ちょうどたんぼの水張りが夕陽でピンク色に染まったので少し面白い写真になった。以下夕陽三題の写真。

夕陽に照らされた水田はさながら海のようでもある。そういえばあのあたり大昔は海だった。そのまま残っていたとすると白砂青松のきれいな海が拡がっていることだろう。拙宅には先祖伝来のえびす様の石像があり床の間に飾っている。旧家は取り壊したがこれだけは残すことにした。えびす様は古来豊漁の神だったと言われている。家のすぐ近くは大昔の海岸線にもなっている。だとすると先祖は半農半漁、自足自給で慎ましく暮らしていたのではと思ったりする。



今週末は雨模様、孫襲来?も延期になったようでがっかりだが、すきをみてこっそり山でも歩くことにしよう。


なんか

2007年06月29日 | ガーデン
昨日の丘歩きでストレス発散と思いきや、ある一言で元のもくあみ。こっちは気に障ることがあっても胸の内に納めているのに困ったものじゃ。
もっとも振り回されるのはごめんこうむる。無駄な議論もしたくない。こんな様子だと毎週山でも歩かないと身が持たん気がする。
でもいいではないか発散させる場があるのでと自分に言い聞かせる。ゲストの方は真に受けないで下さい。こんなことはどこでも誰にでもあること。どうかうまくガス抜きをするようにして下され!

ノウゼンカズラがようやく開花を始めた。

前回撮った時に小さな虫がこびリ付いていたので部分的に殺虫スプレーをかける。

キキョウももうすぐ終わり、気温が高くなり痛みも早くなった。

2番花開花

グアラティニカと虫さん

チェリーセージもこんもりと

ま、色んな矛盾や葛藤は現役ならではのこと。これを新たなエネルギーに変えれば光明も見えてくるだろう。まだまだ人間力が足りんな!