かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

内なる品格

2007年12月05日 | 雑記
女性の品格なる著書が良く売れているらしい。解説などを読むと男性でもなるほどと、うなづける記述もありそうだ。

以前からある本で国家の品格なる著書も注目されているらしい。山岳小説で著名な新田次郎氏の次男で数学者でもある藤原雅彦氏の著書だ。

およそ品格とはかけ離れ、縁のない生活を送ってはいるが、これからの行き方を考える上で参考になる本のような気がする。

さほど高い本でもないので書店にでも立寄って購入しようとも思っている。

周囲を見回して見ると、ちょっと見(外見上)の品格は以前に比べると上がったようにも見える。だが内なる品格となると失ったものも多いのではないかと思ったりする。

米仕込みの論理・合理主義に染まりすぎたきらいがなきにしもあらずと言ったところか。
もう後戻りは出来ないかもしれない。でも少しだけでも思い出すことは出来る。幻想か、単なるノスタルジーに終らせてはいけない気もしてきた。

女性の品格なる本も、備わっている方は購入して参考にするだろうが、そうでない方は、ほとんど買わないという見方が多いのはなんとも皮肉だ。後者にならないよう気をつけないといけない。

また、次世代にどのように伝えていくかも大きな課題になる。背中で導くしか術はないだろうが、果たしてどのように響くのだろうか?ますますわからなくなった。