今日は某団体の主催する「コーチング」のセミナーに参加してきた。
サブタイトルは「職場のモチベーションを高める聴き方、話し方」だった。
2時間ほどのセミナーだったのでほんのさわり程度だったが、
間にミニディスカッションもあったり、質疑応答やインタビューなどされ
聞いている人に飽きさせないような工夫も見られた。
現在、ある統計によれば大卒、短大卒の4割、高卒に至っては5割の人が
入社3年以内でやめていくらしい。
理由を聞くとどんな仕事が向いているかわからない。このままでいいのか?
といった将来不安を持つことも多いらしい。
定着率を高め、優秀な社員が自然と集まり、かつ満足する環境を創り出す
ために、最近はいろんな組織でコーチング研修を導入、活用しているらしい。
自身の業務においても20歳~60歳の幅広い年齢層の方から相談を受ける
ことが良くある。自身を救ったり、業務に少しでも生かそうと今までは自己啓発で
勉強してきた経緯もある。傾聴、受容、承認、共感といったこともキーワードになる。
コーチの語源は、coach=馬車で人や物を目的地まで送り届けることで、
Coachingとは相手の自発的な行動を促すコミュニケーションスキルとのこと。
こんな偉そうなことはできそうにもないが、講演を聞いていると今まで仕事を
してきた中で自然と身に付けているものもあることがわかった。
だが、意識していないとできないこともある。傾聴などその最たるものになる。
知っていると個人として生きていく上で参考になることも多い。これからも
ちょっとづつ自己啓発を続けていくことになるだろう。そういう意味でも
良い機会になったように思う。ほとんどが受け売りなのだが・・・・・。
帰途、出向元の元上司の方がおられる事務所に挨拶方々寄ってみた。
以前当ブログでも紹介した無類の里山好きのK氏だが、会うやいなや
開口一番「おはようアサヒ見たの!」・・・こちらは朝日新聞は見ていないのだが
・・・2月24日に「里山日誌が350枚」という特集記事が掲載されていたのだ。
出向元の山仲間ではもう一人のK氏も負けず劣らずの里山フリークになる。
県内の里山情報はこの二人に聞けばまずわからないことはないだろう。
それぞれ別の道を歩いており、休みも合わないため一堂に会す機会もない。
いつか全員が完全リタイヤした時にでも交流の場が持てればいいと思っている。
まかぬ種は生えぬといわれる。12月~1月では業績もさっぱりといった感じだったが、
ここにきてちょっとづつ成果として見えるようになった。特に意識していたわけでも
ないがあきらめずに良い種をまいてきたことが芽吹いてきたのだろう。
これから少しばかりの収穫も出来そうだ。
だが、無意識のうちに悪い種をまくこともある。これとて忘れた頃に芽吹いてくるのも
間違いない。悪い種はまかないようにしなくてはいけない。自戒の意味も込めて。