熊本の山も気になるが、何かと天候不順なため、先送りとして、地元の気になるルートを歩いてみる。
陶峠~鎧ヶ峠間、黒河内山から北部を辿り、狐ヶ峰に至るルートなどは歩いているが、鎧ヶ峠から
小出登山口に下り、送電巡視路を辿って狐ヶ峰に至るルートの一部は歩いていないのでトライする
ことにした。
9時~16時まで7時間、歩行距離約13km、標高差418mの魅力的な里道をゆっくりと歩いた。
魚切山では山口山岳会Oさん御一行(4名)とバッタリ遭遇、内1名の方は過日、大海山~福西山
周回時にお会いした方だった。
黒河内山から鎧ヶ峠へ向かう途中で少し遅れて歩き始められていた40年来の山友K氏とバッタリ
遭遇する。聞くと偶然にも同じルートを歩くということで、ここから動物愛護センター前の駐車場まで
同行することになった。しばらくぶりなので話も弾み、小出登山口から動物愛護センターまでの
写真は撮らずじまいになった。お互いの近況や山情報の交換など、とても楽しい時間が持てた。
現在では同行する機会はめっきりと減ってしまったが、これからも色んな里山でバッタリ遭遇が
あることだろう。
歩行ログ
動物愛護センター前の駐車地、先行者があるようだ。
陶峠、馬頭観音ルート登山口、奥に一里塚が鎮座する。
歴史を刻んだ陶峠
魚切山登山道から、駐車地方面を望む。
魚切山頂からミニ富士の様相を呈す火の山連峰
魚切山頂から旧山口市街、東西鳳翩山や竜門岳など良く見える。
黒河内山へ向かう山口山岳会美女軍団、先が長いので追い抜かせてもらう。
魚切山から黒河内山への登山道は近年整備も進み、良く踏まれている。
数年前までは魚切山~鎧ヶ峠まではシダやぶがひどく、かなりのアルバイトを強いられた。
たったひとりの黒河内山頂、そそくさと鎧ヶ峠に向かう。
黒河内山~鎧ヶ峠登山道より、火の山連峰と大海山、この場所は郷土の山の奥座敷みたいなものだ。
黒河内山~鎧ヶ峠間は現在でも登山者は少ないが、歩き易い里道だ。
鎧ヶ峠の石碑
小出登山口へ少し下ったところにある石碑、歴史的なものらしい。
狐ヶ峰に行く途中に立ち寄った伽藍山頂、木立に囲まれ、周囲の展望は無い。
今回歩いたルートは長めのコースを歩きたくなった時にお勧めと言える。
年に一度ぐらいは歩いてみたいものだ。どこかの山みたいにヘビーユースに
なっていないこと、最小限の整備に留めている等、里山の魅力にあふれている。
正味6時間みると、のんびりと楽しめることだろう。