40年ぐらい前だろうか、会社や地域の仲間と数回福智山に登った。ここ数年気になっていた山でもあり、
ちょうおひさで歩いてみることにする。当時は少し長めのハイキングコースといった印象が残っていたが、
歩いてみると登山道は崩壊が進み、すいぶんと様変わりしていた。もはや初級者コースとは言えないような
様相を呈していたが、山頂の雰囲気だけは当時のまま残っていた。
当時の記録は追憶の山のカテゴリーにアップしている。
http://blog.goo.ne.jp/kazuyama_001/d/20080205
また、高速道の普及により自宅からのアクセスも容易になり、ノンストップだと1時間半程度で駐車地に
辿り着け、気軽に行ける所という印象を持った。
コースタイム 鱒淵ダム横駐車地(8:30)→七重の滝登山口(8:55)→尺岳平分岐(10:05)→豊前越
(10:40~10:55)→からす落(11:30)→九合目小屋(11:45~11:55)→福智山山頂(12:10~12:40)→
ほって谷分岐(13:45)→鈴ヶ岩屋コース登山口(14:10)→鱒淵ダム横駐車地(14:40)
全コースタイム 5時間35分(休憩除く) 歩行距離 約13.7km
駐車は鱒淵ダム横の路肩空きスペースへ
おひさのつり橋「ますぶちばし」
七重の滝コース登山口道標
七重の滝登山口
しばらく行くと沢を渡渉する。ロープと青竹が目印・・・わかりずらいので注意!
先行3人Pの方は沢を渡渉せずに直進しようとされていたので、
「危ないので元の場所に戻り、沢を渡って下さい」と注意を促す。
沢の渡渉点や上部のガレ場などルートファインディングが必要です。
一の滝
二の滝
三の滝
かなり上流まで見られた炭焼き窯の跡、先人の生活が偲ばれる。
五の滝
こんな朽ちかけた木橋も・・・危なっかしいので沢に降りて渡る。
気持ちの良いせせらぎの道
尺岳平分岐道標
尺岳平分岐全景
豊前越・・・この手前はガレ場を歩くことになります。
豊前越し道標
縦走路はうっすらと雪化粧をしている。
福智山北部の道は圧雪となり、滑り易い。アイゼンも付けないし、ストックも
持たなかったが、不慣れな方は必要だろう。
からす落道標
九合目小屋では筑豊山の会の方が何やら談笑中、会長他主要メンバーが
揃っておられ、お話のちょっと仲間入りをさせてもらい、お別れする。
チョーおひさの福智山山頂
30数年前仲間と上った時もこんなものがあった。
山頂では元山ガールさんと談笑の時を持ち、楽しく過ごせた。
賑わう山頂に別れを告げる。
ビバーク出来そうな鈴ケ岩屋
下山路より山頂を振り返る。
下山していると枕木みたいな用材を運ぶ人に出会う。福岡県から委託を受け、ベンチを補修するらしい。
お仕事とはいえ「御苦労さまです。」と声を掛ける。
ほって谷分岐道標
ほって谷分岐全景色
下山口
下山口の入口、護岸のため?工事中でした。
つり橋の銘板:1973年7月建造とある。ということは以前来た時は
出来たてほやほやの時に渡ったのだ。建造されてから今年で40年になる。
手元に置いている古い記録をひもどくと、1976年3月16日に地域の山仲間
14名で同じコースを歩いている。この記録だと37年前か。あの頃君(つり橋)は
若かった。当時の仲間も全員20歳台で青春真っ只中だった。皆元気にしちょるかな?
これより以前にも歩いているので、やはり建造直後に歩いていることになる。
駐車場所に帰着しました。
さて次は未踏の山に行きたいなぅ!