福岡の山仲間2名の案内も兼ねて計4名で、自身8日ぶりに十種ヶ峰を歩く。
時期的にヤマシャクヤクの盛りは過ぎているという予想だったが、まだまだ見ごろのヤマシャクヤクが
が残っており、案内した甲斐があった。福岡山女子は尾根筋他各所で咲いていたイカリソウにも感動され、
そのなりに楽しんでもらえたのではと思っている。
ただの再登では芸が無いのでフウロケマン、ミヤマキケマン、フデリンドウ、ハルリンドウのそれぞれの
特徴と見分け方を現物も交えて「山野草教室?」を開こうと、資料も準備していたが、盛りを過ぎて
いたり、ロープ柵から遠いところに咲いていたりと、開くことが出来なかった。世の中こんなもんかな?
日陰に咲くラショウモンカズラ
また見ごろのヤマシャクヤクが沢山残っていた。ホッ!
開花の様子
ハコベ
尾根筋に咲くニオイタチツボスミレの群生
癒しの森も一段と鮮やかに輝いていた。
今日もにぎわう山頂
ヒトリシズカの残り花
尖峰の十種ヶ峰(長門富士)も神角コース途中ではただの饅頭ピークだ。だが新緑は鮮やか。
登山者の多くなかった十種ヶ峰も、この時期は寂地山と比肩されるぐらいにぎわうようになった。
喜ぶべきことなんだろう。後は登山道が荒れないことを祈るのみ。
なお、山麓、山中各所で咲いていたセリ科の白い小花はシャクという花だった(Iさんに教えてもらう)。
また一つ山野草の勉強にもなった山歩きだった。