5月4日にゲスト2名をお迎えして日暮ヶ岳の案内を予定している。小雨模様の中ではあったが、
日程も迫っているし、色々と予定も、めじろ押しなので、決行することにした。
終始小雨模様の中をゆっくり目に歩いたが、雨具はゴア製、他の着衣もすべて透湿、速乾素材なので
思いの他、内面の蒸れは感じることなく歩き通せた。5月4日も雨模様の予報なので、小雨決行と
なった場合、いい予行になったのではと思っている。
コースタイム 国少P(10:15)→分岐広場(11:00)→日暮ヶ岳山頂(11:30~11:40)→
分岐広場(12:00)→国少P(12:30) 上り 1時間15分 下り 50分 行動時間計 1時間55分
山頂で10分の休憩を取ったが、途中の休憩は無し、ただ写真を撮るため立ち止まることはあるが、
個人山行ではいつもこんなもの。なお今日歩いたコースの中で危険と思われる箇所は無かった。
天候の関係もあり、下山の一部は杉の植林帯を歩いたが、植生も乏しく、魅力に欠ける。
このコースはあくまでも非常時のエスケープコースと考えるべき。
国少Pに着くとすぐに大粒の雨になった。滑り込みセーフだったが、帰宅途中少し寄り道をして
自宅に着くころになると晴れ間が見え始めた。なんじゃーこりゃー!
下図中分岐広場と表記しているところは、見晴らしの丘とされているが、見晴らしが良かったのは
30年以上前の話で、現在は立ち木に囲まれ、見晴らしは全くありません。
正式な地名ではなく、当時見晴らしが、確かに良かったので、そう呼ばれていた経緯がありますが、
旧見晴らしの丘というのも、下手な説明がいるし、あっさり分岐広場としています。
人の手が加わらない限り、山頂でも立ち木に囲まれるケースは多い。これが自然とも言えるのだが、
名称をそのまま使い続けるのも初めて上る登山者を、がっかりさせることにならないか?
少し気になるところです。
ガスに煙る登山道・・・どんなメッセージが遅れるのだろうか。
チゴユリも雨に濡れて。
ヤマウルシの葉痕も見事なハート型、これネタに使えるかな?
やはり売りは薄緑の若葉なんだろう。
山頂直下では葉緑素の無いギンリョウソウ(別名ユウレイタケ・・・ちょっと怖いかな?)
何も見えない山頂、展望図もなぜか寂しそう!
名峰十種ヶ峰もはるかに霞んで見える。
魅力は、やはりこんな風景。
下りの時、退屈さを紛らわすため雨に関わる歌を小声で口づさみながら歩いた。
悲しき雨音、雨に濡れても、雨の慕情他・・・雪山賛歌にも「雨が降ったら濡れればいいさ」という
フレーズがある。
さて、明日は九州のゲストをお迎えして、本命の癒しの森を案内する予定。ゆっくり、のんびり、
たっぷりと楽しんでもらうつもりだ。